仁賢天皇
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仁賢天皇(にんけんてんのう 449年(允恭天皇38年) - 498年(仁賢天皇11年8月8日))は第24代天皇[1]。
概要[編集]
顕宗天皇の兄であり、履中天皇長子である市辺押磐皇子の子ある。顕宗天皇が3年で崩御したため即位した。皇后の春日大娘皇女[読 1]は、本来親の仇である雄略天皇皇女である。これは、傍系にあたる仁賢天皇が正系の雄略天皇の娘を迎えることで、自らの正当性をアピールしたものととらえられている[1]。
皇后との間には高橋大娘皇女[読 2]、朝嬬皇女[読 3]、手白香皇女[読 4]、樟氷皇女[読 5]、橘皇女[読 6]、小泊瀬稚鷦鷯天皇[読 7](後の武烈天皇)、真稚皇女[読 8]をもうける。また、糠君娘[読 9]との間に春日山田皇女[読 10]をもうけた[2]。
治世については伝えられることが少ない。石上部の舎人をおいたこと、日鷹吉士[読 11]を高麗に使わしたこと[3]、佐伯造の設置、高句麗との事績も有り実在性を認める声が多い[1]。
脚注[編集]
読み方[編集]
注釈[編集]
出典等[編集]
参考・引用等[編集]
- 尾崎克之 栗原加奈夫 岡林秀明 常井宏平 『完全保存版 天皇125代』2128、宝島社〈別冊宝島〉、2014年2月23日、1st。ISBN 978-4-8002-2156-8。
- 笠原秀彦 『歴代天皇総覧 皇位はどう継承されたか』1617、中央公論社〈中公新書〉、2013年5月10日、27th。ISBN 4-12-101617-3。
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