守山区
(守山市 (愛知県)から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
名古屋のチベット守山区(もりやま-く)は、愛知県名古屋市に16ある行政区の一つ。小幡緑地などがある。
概要[編集]
南西から北東方向に長い形状の区域を持ち、北と北西の2方向から尾張旭市を取り囲んでいる。元は東春日井郡守山町(のち守山市)である。
「名古屋のチベット」の異名を取ったのも今は昔、近年はすっかり開発が進み名古屋市中心部のベッドタウンのひとつとして発展している。ちなみに日本唯一どころか世界的に見ても大変珍しい本格的なチベット仏教寺院「強巴林」があるのもこの地であり、チベットとは切っても切れない縁があるようだ。
守山区の北東部分の形状はいびつであり、東側に対して長く突き出している。守山区の北東半分は、元は「東春日井郡・志段味村」と言われており、昭和大合併で志段味村が市制前の守山町と合併して、守山区の原型をつくったことで現在のような形になった。
交通[編集]
- 鉄道
- 名古屋市の区で唯一地下鉄路線がない区である。
- ゆとりーとラインが区の東西を横断し、専用区間は軌道扱いである。
- 区の南部には名鉄瀬戸線、また区の西部にはJR中央本線が通じる。また、駅はないが、区の西端を名鉄小牧線が通過[注 1]する。
- 道路
- 環状2号線(国道302号)、国道19号(県道名古屋多治見線)、名古屋第二環状自動車道、関田名古屋線が通じている。
地理[編集]
名古屋の北東側~北東端に位置する。西は北区、北から北東は春日井市、東は尾張旭市、南は千種区と名東区、南西は東区と接する。
春日井市との境界を庄内川が流れている。
歴史[編集]
古くからの丘陵地帯で、古墳が多く残る。なかでも特に志多見古墳群は全国的に有名である。
- 1954年6月1日 - 東春日井郡守山町が志段味村を編入し、守山市が発足。
- 1963年2月15日 - 名古屋市が守山市を編入合併し、守山区を設置。
教育[編集]
- 大学
- 高校
- 愛知県立守山高等学校 - 春日井市境付近にあり、最寄駅は中央本線神領駅
- 愛知県立緑丘高等学校
- 菊華高等学校
その他[編集]
滋賀県守山市は、1963年2月に愛知県守山市が名古屋市に編入された後、1970年に成立した市である。
注[編集]
- ↑ 1942年3月まで瀬古駅があった。