JR東日本E129系電車
JR東日本E129系電車とは、JR東日本の直流電車。
概要[編集]
新潟地区の115系の老朽化や、E127系のえちごトキめき鉄道への譲渡などによる車両不足解消、車両置き換えのため製造された。2両編成と4両編成がある。
設備[編集]
1両3ドアで、ドア開閉ボタンが横についている。車内には車椅子対応のトイレがあり、座席はセミクロスシートとロングシートが半分ずつある。また、自動放送に対応しているほか、2両編成のみワンマン運転にも対応している。
車内案内表示装置は3色LED表示機が千鳥配置されている。 挙動はE231系やE721系と同じで、次の駅の案内を漢字→ローマ字→カタカナで表示し、行先を漢字→ローマ字で表示する。 また、運行情報もスクロールされる。
一部編成には液晶ディスプレイが設置されているが、広告や天気予報を表示していて、旅客案内には使用されていない。
運用区間[編集]
今後[編集]
新潟地区は2022年3月の115系引退・E127系運用離脱、およびその後の11月のE127系上越線代走終了により本系列に統一されたが、今後211系が残る長野地区や高崎地区などにも投入される可能性がある。高崎地区はE131系のほうが有力と思われるが、長野地区、特に塩尻・松本一帯では3扉車大国のJR東海(中津川・飯田)への乗り入れも考慮する必要があるため、E131系よりE129系のほうが得策と思われる。また、しなの鉄道の新型車両SR1系と機能がほぼ同等なため、管理や乗務員訓練も簡単になるという点から長野投入説もあるが、3両編成を新造するのかは微妙なところであり、E127系との兼ね合いで新潟のごとく2両と4両で揃えても問題はないように感じる[1]。また、仙石線205系の代替車両も労組資料を無視してE129系にしようという意見もあり、こちらも要注目である。
近い世代の車両[編集]
- JR西日本227系電車 - JR西日本車
- JR東日本E235系電車 - 長編成用
- JR東日本E721系電車 - 交流用
- JR東日本E7系電車 - 新幹線用
脚注[編集]
- ↑ なお、中央線高尾・大月側や6連運用は中央線快速との兼ね合いでE131系やE233系余剰車で揃えた方が好都合となる。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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