1160年
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1160年(せんひゃくろくじゅうねん)は、1100年代の60年目のことであり、日本の元号では平治2年であったが1月10日(ユリウス暦2月18日)に改元が行なわれて永暦元年となる。日本の天皇は第78代天皇・二条天皇である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 源義朝が尾張内海荘において長田忠致により殺害される(38歳)。源義平が平清盛によって誅殺される(20歳)。
- 2月 - 平頼盛の郎党によって近江に逃亡していた源頼朝が捕縛される。後白河上皇の命令により権大納言の藤原経宗、参議の藤原惟方らが平清盛により捕縛される。
- 3月 - 源頼朝が伊豆に流罪にされる。藤原経宗が阿波に、藤原惟方が長門に流罪にされる。
- 5月 - 肥前で謀反したとして日向通良が殺害され、その首級が京都に送られ、後白河上皇がその首級を鳥羽殿で観覧する。
- 6月 - 平清盛が正四位下から正三位に昇格する。延暦寺東塔・西塔の僧侶が争い、東塔が大敗する。
- 7月 - 一人の老僧が塚を禅林寺南隅に築いて自ら埋まり、京都の男女が群集してこれを見学する。
- 8月 - 平清盛が厳島神社に参拝する。
- 10月 - 比叡山延暦寺の僧兵が強訴を行なう。
- 11月 - 藤原得子(美福門院)が死去(44歳)。
- 月不明 - 対馬の商人が高麗により捕縛される。陸奥国陸奥白水阿弥陀堂が落成し、阿弥陀三尊像及び二天像を安置する。藤原伊行による『倭漢朗詠集』が完成する。『高野切古今和歌集』が完成する。