1159年
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1159年(せんひゃくごじゅうきゅう(く)ねん)は、1100年代の59年目のことであり、日本の元号では保元4年であったが4月20日(ユリウス暦5月9日)に改元が行なわれて平治元年となる。日本の天皇は第78代天皇・二条天皇である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 二条天皇が妓女を清涼殿東庭で観覧する。
- 2月 - 大宰大弐の平清盛を上西門院(後白河上皇の准母)の殿上人として左兵衛尉の源義朝を蔵人とする。平清盛が造営した白河千体新阿弥陀堂の落慶供養を行なう。
- 6月 - 源義朝が安房丸御厨を伊勢神宮に寄進する。
- 12月 - 平清盛が熊野の参詣に赴く。藤原信頼と源義朝が反乱を起こし(平治の乱)、後白河上皇と二条天皇を抑留し、上皇御所を焼き払う。藤原信西が源義朝らの追跡を受けて自殺する。平清盛が熊野から帰京し、策略をもって二条天皇と後白河上皇を奪還し、天皇を六波羅屋敷に、上皇を仁和寺に迎える。清盛・重盛を大将とした平氏軍が藤原信頼・源義朝らの源氏軍と衝突して勝利し、藤原信頼は捕縛されて処刑される(27歳)。源義朝は美濃青墓宿に敗走する。
- 月不明 - 東大寺多聞天像が完成する。