1194年
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1194年(せんひゃくきゅうじゅうよねん)は、1100年代の94年目のことであり、日本の元号では建久5年である。日本の天皇は後鳥羽天皇である。鎌倉幕府の征夷大将軍は初代将軍・源頼朝である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 幕府が伊豆の海苔を朝廷に贈る。
- 2月 - 初めて楽所を置く。
- 3月 - 幕府が砂金で200両を東大寺大仏後背修理料に贈る。幕府が伊豆願成就院で伊東祐親・大庭景親らの冥福を祈る。幕府が諸国守護人の国衙領を侵すことを禁止する。
- 4月 - 幕府が鎌倉の道路を修築する。
- 5月 - 諸国守護に東大寺供養の費用を勧進させる。
- 7月 - 宇都宮朝綱が下野における国衙領を侵したので、土佐に流罪とされる。朝廷が延暦寺僧徒の訴えにより、栄西や能忍らの禅宗弘布を停止する。
- 8月 - 幕府が遠江守安田義定を誅殺する(61歳)。朝廷が殺生を禁止する。
- 9月 - 興福寺造営供養に九条兼実が臨席する。
- 11月 - 幕府が東海道に新駅を増強し、駅夫の数を定める。幕府が相模・武蔵2か国の貢租を京都に送進する。
- 月不明 - 中山忠親の山塊記が終了する。石山寺多宝塔が完成する。五部心観・胎蔵図模写が完成する。