1173年
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1173年(せんひゃくなな(しち)じゅうさんねん)は、1100年代の73年目のことであり、日本の元号では承安3年である。日本の天皇は第80代天皇・高倉天皇である。
日本の出来事[編集]
- 3月 - 後白河法皇が検非違使の捕縛した強盗を自ら観る。南宋の使者に対して法皇が返書と物品を与える。皇嘉門院の病気により土公鬼気祭を行ない、大般若経を読む。皇嘉門院宮で施餓鬼を修し、招魂祭を行なう。法皇の側近である西光が浄妙寺に新堂を造営する。
- 4月 - 高雄の僧侶・文覚が神護寺興隆の勅許の無いことを激怒して誹謗したので捕縛される。
- 6月 - 右大臣の九条兼実が犬を高倉天皇に献上する。興福寺僧兵が多武峯僧兵と争い、その堂舎を焼き、延暦寺の僧兵がこれに激怒して興福寺と争う。
- 11月 - 清水寺が焼失する。
- 12月 - 六波羅蜜寺が焼失する。