1156年
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1156年(せんひゃくごじゅうきゅうろくねん)は、1100年代の56年目のことであり、日本の元号では久寿3年であったが4月27日(ユリウス暦5月18日)に改元が行なわれて保元元年となる。日本の天皇は第77代天皇の後白河天皇である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 堀河天皇の皇子である法印最雲法親王が賊に襲撃される。
- 4月 - 高野山根本大塔が完成する。
- 5月 - 鳥羽法皇が重病になり、真道供を行なう。
- 6月 - 鳥羽法皇の命令で源義朝らが禁中や鳥羽殿を警備する。鳥羽法皇が西念により受戒する。藤原得子(美福門院)が落飾する。
- 7月 - 鳥羽法皇が崩御(54歳)。武士の入京が禁止される。崇徳上皇が白河殿に軍勢を集め、後白河天皇も宮中に軍勢を集め、保元の乱が始まる。平清盛と源義朝によって白河殿が落とされ、崇徳上皇は捕縛されて讃岐国讃岐に流罪にされ、藤原頼長は流れ矢が原因で奈良坂で死去し(37歳)、源為義ら12人は処刑される。関白の藤原忠通が氏長者に復活する。
- 8月 - 源為朝が捕縛されて伊豆大島に流罪とされる。鳥羽法皇の仏事を安楽寿院で行なう。
- 閏9月 - 新制7か条が定められる。
- 10月 - 記録所が復活する。
- 月不明 - 藤原為経が『後葉和歌集』を撰する。