はやぶさ (列車)
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はやぶさ
HAYABUSA
HAYABUSA
ED76牽引のはやぶさ。 | |
種別 | 特急 |
運行事業者 | 国鉄⇒ JR東日本 JR東海 JR西日本 JR九州 |
走行路線 | 東海道本線 山陽本線 鹿児島本線ほか |
起点駅 | 東京駅 |
終着駅 | 熊本駅 |
使用車両 | #使用車両を参照 |
運行開始年 | 1958年 |
廃止年 | 2009年 |
寝台特急はやぶさとは、日本国有鉄道/民営化後は東日本旅客鉄道株式会社/西日本旅客鉄道株式会社が運行していた寝台列車の愛称である。名称の由来は鳥類のハヤブサから。
概要[編集]
「富士 (列車)」と併せて「ふじぶさ」の愛称でも親しまれていた。日本で最後まで特急「富士」と併せて、東京口 - 九州(最盛期は鹿児島市)まで運行する寝台列車となっており、晩年は鳥栖以東で、特急「さくら」と併結し、最晩年は門司以東で、特急「富士」と併結していた[注 1]。
1978年1月まで全区間で食堂車を連結していたが、2月に付属編成が回転する熊本以北のみとなった。
運行区間は東京 - 熊本(1997年までは西鹿児島/鹿児島中央)間を東海道本線・山陽本線・鹿児島本線経由で運行。なお、1968年10月から1975年3月まで、長崎本線に乗り入れる付属の長崎編成を鳥栖以北で併結していた。
車掌は国鉄時代からJR時代を通じ、永らく全区間を博多車掌区が担当していたが、2005年3月1日ダイヤ改正以降東京-下関間は下関の乗務員、下関 - 熊本間は博多車掌区が担当した。
号の付け方[編集]
併結により多層建て列車で運行されたため列車番号は区間により異なっており、東京 - 門司間は下り列車が 1、上り列車が 2/門司 - 熊本間は下り列車が 41、上り列車が 42 として運行されていた。
使用車両[編集]
- 10系客車、旧型客車、C寝台連結 - 1958年10月1日〜1963年5月31日まで
- 20系客車 - 1963年6月1日〜1975年3月9日
- 24系24形客車 - 1975年3月10日〜1976年9月30日「実に1年半の使用だった。」
- 24系25形客車 - 1976年10月1日〜2005年2月28日
- 14系客車(寝台) - 2005年3月1日〜廃止まで
停車駅[編集]
改正日 \駅名 |
東京 | 横浜 | 沼津 | 富士 | 静岡 | 浜松 | 豊橋 | 名古屋 | 岐阜 | 京都 | 大阪 | 三ノ宮 | 岡山 | 倉敷 | 福山 | 尾道 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2008年 3月改正 |
← | ← | ← | ← | → | → | → | ||||||||||
改正日 \駅名 |
広島 | 岩国 | 柳井 | 下松 | 徳山 | 防府 | 新山口 | 宇部 | 下関 | 門司 | 小倉 | 博多 | 鳥栖 | 久留米 | 大牟田 | 熊本 | 備考 |
2008年 3月改正 |
1日1往復 |
- 特例として下りの下松→熊本間では、乗車券と立席特急券でB寝台に乗車することが可能だった。
- また、下り列車では米原駅・姫路駅・岡山駅・福間駅、上り列車では赤間駅・大阪駅・米原駅で運転停車をおこなっていた。
- 九州内では下り列車が福間駅で特急「ソニック」10号の、上り列車が赤間駅で特急「有明」24号の待避を行っていた。
類似・関連列車[編集]
さくらや富士もそうだが、ここでは取り扱わない。
- 1975年3月10日以降、付属の長崎編成は「みずほ」に立て替え。
- 急行「霧島」→「桜島」
- 「はやぶさ」新設から1975年3月9日まで、寝台編成と座席編成で役割を分け合う。晩年は「高千穂」を併結。
- 東阪間は事実上「最後の東海道昼行」であり、夜行区間は山陽本線西部だった。
- 急行「雲仙」
- 1968年9月まで東京発着で、付属長崎編成の起源。
- 新設時に編成を共用。短期間で「さくら」に愛称変更。
- 急行「さつま」
- 1954年新設。東京 - 鹿児島間を2昼夜かけて運行した列車。「はやぶさ」新設3年後に名古屋発着の一昼夜夜行になった後、1965年に博多で系統分割(名古屋 - 博多間は急行「玄海」として1972年3月まで運行。)し、九州内は後の急行「かいもん」になる。
注[編集]
- ↑ 特急「富士」は元々東京 - 熊本間の「みずほ」の大分付属編成が起源。
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