碧南火力発電所

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碧南火力発電所(へきなんかりょくはつでんしょ)は、愛知県碧南市にある中部電力石炭火力発電所

特色[編集]

三河湾の一部である衣浦湾(衣浦臨海工業地域)の東岸にある。1991年に1号機が操業を開始し、現在は5号機まである。4・5号機は石炭火力発電所としては世界最大級の100万kWである。総出力は410万kWであり、2013年時点で世界でも5指に入る規模である。中部電力火力発電所としては、液化天然ガス(LNG)の川越火力発電所(三重県川越町)に継いで2番目の規模である。

歴史[編集]

中部電力に原子力発電所浜岡発電所静岡県御前崎市)しかなく、原子力発電所比率は11%、火力発電所は70%と、主要3社の中では火力発電所の高さが弱点とされていた。

しかし2011年の東日本大震災の影響で全国の原子力発電所が稼働を停止すると、弱点が強みに変わっている。石炭火力発電所は二酸化炭素排出量が多いため環境負荷への懸念はあるが、石炭の価格が比較的安定しているため、武豊火力発電所の一部を石油火力発電所から石炭火力発電所に転換する計画も進行中である。

外部リンク[編集]