妙高 (列車)
妙高 Myoko | |
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EF62に牽かれて深夜の信越線を行く妙高号。 | |
概要 | |
種別 | 急行→普通 |
運行開始 | 1968年 |
種別変更 | 2002年 信越リレー妙高から妙高へ |
運行終了 | 2015年 |
運行事業者 | 日本国有鉄道→東日本旅客鉄道 |
路線 | |
走行路線 | 東北本線、高崎線、信越本線 |
起点 | 上野駅(普通・快速は長野駅) |
終点 | 直江津駅 |
その他 | |
使用車両 | 169系→183系 189系 |
両数 | 12両→6両 |
妙高(みょうこう)とは、かつて信越本線で運行されていた急行列車(上野駅~直江津駅)、普通・快速列車(長野駅〜直江津駅)。
概要[編集]
JR発足前[編集]
キハ57によって運転開始した急行「志賀」によって上野駅から長野駅まで大幅スピードアップしたが、碓氷峠の粘着運転によってさらにスピードアップした。この列車は後に電車化され、昭和43年10月1日日本国有鉄道ダイヤ改正によって、長野駅までの列車を「信州」、それ以遠を「妙高」とした。このときは定期昼行列車は2往復、定期夜行列車1往復、季節夜行列車は1往復であった。定期夜行列車には一等B寝台車オロネ10が連結されていた。「妙高」は昼行列車は169系電車、夜行列車を旧型客車で運転した。夜行は昭和57年11月15日日本国有鉄道ダイヤ改正によって国鉄14系客車に置き換えられたが、昭和60年3月14日日本国有鉄道ダイヤ改正によって昼行列車は全廃、夜行列車は169系電車に置き換えられた。さらに昭和61年11月1日日本国有鉄道ダイヤ改正によって189系電車に置き換えられた。
急行廃止前[編集]
JR東日本発足以降、中央東線の急行「アルプス」と共に首都圏と信州を結ぶ夜行急行として運行されたが、平成5年3月JRグループダイヤ改正によって廃止された。
ダイヤは「能登 (列車)」に置き換えられたが、戸倉など停車駅の削減も実施され、廃止直後はそれらへのクレームもあった。
晩年[編集]
碓氷峠区間廃止前、特急あさまや白山が何本か直江津や高田に来ていた。しかし1997年に篠ノ井駅以南に特急列車は無くなってしまって廃止となり、優等列車は新潟駅直通の特急「みのり」のみになってしまった。
そこで、「あさま」等の代替列車として183・189系を使用した「妙高号」が運転された。特急型車両だが、2号で快速運転が行われた以外は全駅各駅停車だった。また、唯一の愛称が付く普通列車となった。さらに両端車は指定席だったがそれ以外は自由席だった。そのため、仲々の乗り得列車であった。なお、元々在来線特急「あさま」を引き継いだのか、新幹線乗り継ぎなどを考慮したダイヤ設定となっていた。
2015年の北陸新幹線の金沢開業と同時に『くびき野』と共に廃止となった。
停車駅[編集]
上野〜赤羽〜大宮〜熊谷〜高崎〜横川〜軽井沢〜中軽井沢〜信濃追分〜小諸〜上田〜戸倉〜屋代〜篠ノ井〜長野〜黒姫〜妙高高原〜新井〜高田〜直江津
- ただし赤羽、中軽井沢、信濃追分、屋代は一部通過。深谷、本庄、磯部、御代田、大屋停車列車あり。
- 夜行1往復は長野〜直江津間各駅停車。
出典[編集]
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