プロ野球ニュース
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プロ野球ニュース 【地上波時代】 | |
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ジャンル | スポーツ番組 |
監修 | 佐々木信也(スーパーバイザー 1988年4月 - ) |
出演者 | 以下を参照 |
オープニング | 番組テーマ曲(地上波時代)を参照 |
製作 | |
制作 | フジテレビジョン |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
番組情報ページ | |
【地上波第1期】 きょうのプロ野球から→プロ野球ニュース | |
出演者 | 小篠菊雄、鳥居滋夫、岩佐徹、他解説者若干名 |
放送期間 | 1961年4月1日 - 1965年9月 ※プロ野球シーズン中(原則9月まで)の放送 |
放送時間 | 放送時間・内容の地上波時代を参照 |
【地上波第2期】 スポーツワイドショー プロ野球ニュース →スポーツワイド プロ野球ニュース[注 1] | |
出演者 | 第2期キャスターを参照 |
放送期間 | 1976年4月1日 - 1994年3月31日 |
放送時間 | 同上 |
プロ野球ニュース[注 2] | |
出演者 | 同上 |
放送期間 | 1994年4月1日 - 2001年3月31日 |
放送時間 | 同上 |
特記事項: ・1961年のみ、ニュース番組の1コーナー。 ・1980年代後半ごろには翌日朝に『朝のプロ野球ニュース』として再編集したものを放送。 ・1993年7月から9月に『朝イチ!プロ野球News』を放送。 ・1997年4月から9月まで、日曜日は『Grade-A』放送のため休止。 ・2000年4月から12月まで『プロ野球ニュース2000』として放送。 | |
プロ野球ニュース 【CS時代】 | |
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ジャンル | スポーツ番組 |
出演者 | こちらを参照 |
オープニング | 映画『甘い生活』の挿入曲(副題名不明。作曲:ニーノ・ロータ) |
エンディング | 同上 |
製作 | |
制作 | フジテレビジョン |
放送 | |
放送チャンネル | フジテレビONE(旧フジテレビ739) |
放送国・地域 | 日本 |
番組紹介ページ | |
スポーツワイド プロ野球ニュース | |
放送期間 | 2001年4月 - 2008年 |
放送時間 | 放送時間・内容のCS時代を参照 |
プロ野球ニュース20XX | |
放送期間 | 2009年 - 現在 |
放送時間 | 月曜 - 日曜 23:00 - 24:00 オフシーズン(日本シリーズ終了後 - 開幕前) 月曜 23:00 - 24:00 |
放送分 | 60分 |
特記事項: 2010年まではフジテレビONEで1日3回、フジテレビTWOで1日1回再放送された。(2011年現在、本放送・再放送ともフジテレビONEのみとなっている) 2009年以降、タイトル末尾(20XX)には放送年の西暦が入る。 | |
『プロ野球ニュース』(プロやきゅうニュース、英称:PROFESSIONAL BASEBALL NEWS)は、フジテレビスポーツ局が製作するプロ野球(日本プロ野球・NPB)を中心としたスポーツの情報を提供するテレビ番組である。
概要[編集]
かつてフジテレビ系列の地上波テレビ局および青森放送、山口放送、高知放送など他系列局にネットされ、後にフジテレビ系CS放送のフジテレビONEで放送されている、
様々な変遷[編集]
制作の流れ[編集]
『プロ野球ニュース』の制作の流れを大まかに示せば、編集会議→試合の取材・撮影→編集→放送順決め→放送本番と、ルーティン化されている。
ただ、前述のようにリニューアルによる内容の変化や放送枠の変更もあるため、多少制作の流れにも変化が伴ってくる。
この節では、番組制作の詳しい流れを記す。
地上波時代(第2期)前期の頃(平日の場合)[編集]
打ち合わせ(編集会議)→キャスターが自ら伝える情報の選択
- 放送前にスタッフが参加して打ち合わせが行われ、番組で取り上げていく項目、つまり、伝えなければならないニュースを中心に選択していく。
- その他に取り上げるニュースはキャスターの佐々木信也が21時30分頃にフジテレビに入り、すぐに、その日の野球に関連した情報すべてをチェックし選択。これは佐々木自身が、本番前の最も重要な仕事と位置付けていた。それが終わったら、項目毎にどのように伝えていくかを秒単位で考える。ただ、伝えるのは取り上げる試合と試合の合間で、しかも、時間も限られているため、長くて30秒・短くて15秒とコメントを考えなければならなかった。
- ちなみに、佐々木はキャスターを務めていた間にストップウォッチを持っていて、時間があれば、取材してきた情報を元に、座っている椅子がキャスター席だと思い時間を計りながら伝える練習をしていた。こうすることで決められた時間内に伝えていく感覚を身に付けたのである。
試合開始→編集作業
- 試合が始まると、進行状況が各系列局のディレクターや記者からの報告、それに、共同通信社から配信される情報が、それぞれフジテレビに伝えられる。
- そして、試合の模様を撮影したフィルム(後にVTRに変わる)が運ばれ、同時に取材していた解説者とアナウンサーが球場から車で各系列局に急いで向かう。届いたフィルムはすぐに現像を行い、それが終わるとおよそ4人で編集作業を行うが、手作業で行っていたので、かなりの手間と時間を要していた。それでも、放送時間に間に合わそうと必死だった。なお、系列の関西テレビの場合はかつて「編集の名人」が存在しており、手際よく作業をしていた。
取り上げる順番を決定→放送本番
- こうして編集作業が完了した全試合の映像をどのような順番で放送していくかをディレクターが決めていく。ただ、キャスターの佐々木は試合によって「スタジオトークを長く」という風にスタッフに対して時間配分についての提案は行っていた。
- いよいよ本番、それでも、日によっては雨による試合の中断・開始時間の遅れやサヨナラ勝ちなどの劇的な展開で編集が間に合わなくなることが生じる。その場合、放送順の入れ替えを行い、その上で放送中、キャスターは視聴者に対してお詫びを行い、別の試合を先に放送していた。そして、前述したように、佐々木が選んだニュースは取り上げる試合と試合との間に伝えていく。最後に明日の予告編(翌日の試合予定、試合が翌日に全くない時は翌日に放送する内容の簡単な紹介)を行い、本番終了。
週末のキャスターを8年間担当したみのもんたはスタッフとの打ち合わせは行わず、本番に入れば解説者に話を振っていく役割を果たしており、この経験が後の「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」の独特の語りに繋がった。
CS時代[編集]
CS時代になると番組制作の流れが地上波時代と大きく変わる。
準備・試合確認
- スタッフは放送前日までには試合担当アナウンサーにどの試合を担当させるかを確定させ、それぞれの試合担当アナウンサーに伝える。
- 試合開始前、試合担当アナウンサーは球場には行かず、フジテレビ入り、スタッフから進行表を渡され、この日伝える試合を確認し、それに関連した資料とスコアブック(記録用紙)を事前に準備。ただし、担当の試合がデーゲームの場合は球場に行く場合がある[注 3]。また試合会場(主に神宮球場・東京ドーム)によってはナイターであっても解説者のみ球場に行く場合もある[注 4]。
- 試合が始まったら進行役のアナウンサーに試合担当アナウンサー、解説者、それに試合を担当するディレクターと多い時で合わせて20人が共にモニタールームに置かれた6台のモニターで一斉にそれぞれの試合の模様を確認する。
- 試合担当アナウンサーは6台のモニターの中でその日担当する試合(時には2つの試合を同時に確認しないといけない)を注視しながら、解説者と共に伝える場合は、スコアを付けながら、目につくプレーがあったら解説者に確認。一方、オフコメ(前振りなし)の場合、自ら試合経過や、試合中での話題などを付けていく。
- もし、オフコメとして放送を予定されていた試合が好ゲームだった場合は統括ディレクターがその試合をメインカード(Zoom Upで特集する試合)にするという決断を下す。
内容の打ち合わせ
- 試合が終わると試合担当のディレクターとアナウンサー、それに解説者との打ち合わせを行う。段取りとしては試合担当アナウンサーが記録したスコアブックにマーカーを引き、使う映像を決めていく。試合担当アナウンサーと解説者は話の段取りを固めていくが、時間に余裕がない時にはそのまま本番に臨む。
- なお、時間がある場合、試合担当アナウンサーは編集された映像に合わせて下読みを行う場合がある。
本番
- 23時[注 5] に本番が始まる。MC(解説者)と進行アナウンサーが番組全体の進行を行う。試合担当アナウンサーは本番が始まっても、試合が終わっていない場合は、途中まで記録したスコアブックを頼りに伝えていかなければいけない。本番の合間にディレクターから結果を伝えるメモがアナウンサーの元に届けられるが、映像を見ずに、しかし正確に伝えなければならないため、トーンが低くなる。
- 試合が極端に延長した場合は、編集の都合上、本来放送すべき順番を入れ替えて、その極端に延長した試合は最後に回すことがある[注 6]。
- 最後に「今日のホームラン」のコーナーがある時は、キャスター(しない人もいる)がバッティングフォームの形態模写をする。なお稲村が担当するようになってからは、「神スウィング女子」の異名を持っていることから、キャスター席を離れてステージ中央に立つ。日曜日はこの形態模写を当日のスタジオ出演者全員でやる。それが終わると、上述の翌日(または次回開催日)の予告編(対戦カード・予告先発・CS放送中継予定局)のスーパーを出しながら、その日の振り返りとなる。
- 本番終了後、試合担当アナウンサーとディレクターで反省会を行う。また、翌日も出演する場合、直接スタッフから試合担当アナウンサーにそれぞれ担当する試合を伝える。
関連項目[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 1987年4月から1988年3月まで『FNNニュース工場』→『FNN DateLine』に、1988年4月から1990年3月まで『ニュース最終版』に内包。
- ↑ 1994年4月から2001年3月まで平日は『ニュースJAPAN』に、1994年4月から1995年3月まで週末は『スポーツWAVE』に内包。
- ↑ 例として、2012年4月28日のロッテ対ソフトバンクは金村義明と石原敬士が担当したが、その試合は「J SPORTS STADIUM」で中継を担当して球場にいた。
- ↑ 例として、2013年4月17日のヤクルト対中日は大矢明彦が解説を担当したが、『東海ラジオ ガッツナイター』で中継の解説を担当して球場にいた。この試合は5時間を超える延長戦となり、『プロ野球ニュース』自体も試合中継のため飛び乗りとなったが、大矢も東海ラジオの中継終了後フジテレビに移動して途中から番組に出演した。
- ↑ 現在はCMを放送してからとなるため、23時01分から。
- ↑ 2015年8月21日の「広島対巨人」のように、まれにだが、生放送に試合が終わらず、翌日の冒頭にその続きの結果を伝える場合もあった。
出典[編集]
FNSの日 |