竹御所

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竹御所(たけのごしょ、建仁2年(1202年) - 天福2年7月27日1234年8月23日))は、鎌倉時代前期の女性鎌倉幕府第2代将軍源頼家の娘[1]。位記の名は鞠子妙本寺の寺伝よれば媄子(よしこ)。一幡の同母妹、公暁栄実の異母妹、禅暁とは異母兄妹(もしくは異母姉弟)と考えられている。

生涯[編集]

源頼家の娘で、源頼朝北条政子の孫娘。『吾妻鏡』によると寛喜2年(1230年)に第4代将軍・藤原頼経正室として嫁いだ。頼経13歳に対し、竹御所は28歳と15歳の歳の差がある夫婦だった[1]

天福2年(1234年)に頼経の子を懐妊し、7月に産所に移ったものの、7月27日に男子を死産し、自らも難産が原因で死去した[1]享年33。

竹御所の死去により、源頼朝の直系子孫は男系も女系も全て断絶となった。

脚注[編集]

  1. a b c 安田元久 編『鎌倉・室町人名事典コンパクト版』新人物往来社、1990年、P380

参考文献[編集]