日刊県民福井
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日刊県民福井（にっかんけんみんふくい）は、福井県で販売の日刊新聞（朝刊紙）。
概要[編集]
日本の新聞社・中日新聞社の福井支社が福井県向けに発行する日刊新聞である。紙面の編集・制作は、石川県金沢市にある中日新聞北陸支社（北陸中日新聞）で行われ、紙面印刷は岐阜県内の中日新聞の関連印刷工場で行っている。
紙面の内容は、福井県内の地域ニュースや、中日新聞・東京新聞との共有記事がメインとなっている。なお、福井県内では名古屋市で発行された中日新聞（福井版・統合版）も販売されている。
歴史[編集]
1977年（昭和52年）7月1日、福井県発祥の大手ゼネコン・熊谷組のオーナー家の支援を受けて『日刊福井』の題号で創刊。地元県紙である福井新聞との販売競争では、福井新聞が最も高いシェアを誇っているのに対し、日刊福井は他の全国紙にもシェアを奪われた形となり、オーナーの初代会長の死後に、慢性的な赤字経営が続いていた。その状況下の中、1992年（平成4年）、中日新聞社が支援に乗り出し、経営権を株式会社日刊福井から中日新聞へ譲渡。1993年（平成5年）1月1日から、北陸中日新聞福井版と統合する形で日刊福井の発行を継続し、1994年（平成6年）6月15日、題号を『日刊県民福井』に改称、これと同時に中日新聞福井支局は「福井支社」に昇格した。