オホーツク総合振興局

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オホーツク総合振興局(おほーつくそうごうしんこうきょく)は、北海道振興局の一つである。

概要[編集]

北海道北東部。旧網走支庁。日本の公式地名で唯一、ロシア語に由来し、振興局で唯一旧支庁名を継承していない。
振興局本庁のある網走市は道外での知名度が高いが市としては小規模である。最大都市は北見市は管内で唯一の10万超都市である。
西部の紋別郡は紋別市拠点の西紋地区と、遠軽町拠点の東紋地区に分かれ、西紋地区は近年旭川の影響が強い。

地理[編集]

  • 代表的な山 - 羅臼岳(根室振興局との境界)。あと、大雪山系の山も一部がオホーツク振興局内。
  • 代表的な川 - 常呂川

なお、振興局名の由来となったオホーツク市はロシア領で、オホーツク振興局に含まれない。

隣接地域[編集]

周辺の振興局は以下の通り。

オホーツクに隣接する振興局
宗谷 オホーツク海
上川 オホーツク 根室
十勝 釧路

オホーツク海沿岸のうち、北見山脈から東、知床半島より西のエリア。他の振興局とは、太平洋・日本海側との分水嶺で隔てられている。

歴史[編集]

江戸時代以前から先住民が住んでいたが、大きな国は生まれなかった。松前藩の場所請負制では、当初ソウヤ場所の管轄であったが、後にモンベツ場所、アバシリ場所、シヤリ場所が独立、これら4場所の管轄区域をもって明治初期に北見国が形成された。この時、各場所はそのまま各郡となったが、モンベツ場所のみ紋別郡と常呂郡に分かれた。北見国のうち、ソウヤ場所管轄区域以外が網走支庁、オホーツク総合振興局となっている。

なお、振興局名の「オホーツク」はロシア語由来であるが、現在も昔も、ロシアの領土になったことは一度も無い。

市町村一覧[編集]

交通[編集]

鉄道
航空

関連項目[編集]

参考文献[編集]


道央

空知総合振興局 / 石狩振興局 | 後志総合振興局

日胆 胆振総合振興局 / 日高振興局
道南 渡島総合振興局 / 檜山振興局
道北

上川総合振興局 / 留萌振興局 | 宗谷総合振興局

道東

オホーツク総合振興局 | 十勝総合振興局 | 釧路総合振興局 / 根室振興局

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