空知総合振興局

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空知総合振興局(そらちそうごうしんこうきょく)は、北海道振興局の一つである。

概要[編集]

2010年4月に旧空知支庁を引き継いで設置。原則は管内市町村に関わる業務だが、「広域で所管することが望ましい業務」については西側で接する石狩振興局管内も管掌する。

地理[編集]

北海道南東部。周辺の振興局は以下の通り。

空知に隣接する振興局
留萌
石狩 空知 上川
胆振

石狩川中流域や、支流の夕張川流域を中心としたエリアで、留萌振興局とは増毛山地天塩山地で、上川振興局とは幌内山地夕張山地で、胆振振興局とは馬追丘陵で区切られている。

歴史[編集]

江戸時代以前はイシカルンクル族が主に住んでいて、歴代首長の中で最も有名なハウカセも本拠地を置いていた。その後、松前藩がカバタ場所、ユウバリ場所の各拠点を設けていた。明治以降、石狩川流域全体が石狩国が設置され、その中で石狩川中流域の4郡が空知支庁となった。ただし、空知郡の夕張山地以東(富良野盆地)は上川支庁・振興局で、雨竜郡の幌加内町は2010年以降上川総合振興局所属となった。

空知郡・夕張郡は、石狩炭田で明治以降昭和中期に至るまで大きく栄え、網の目の様に国有・民間の鉄道路線が敷かれ、室蘭本線の終点も置かれた。しかし、石炭産業が斜陽になり、多くの鉄道路線が廃止となった。

市町村一覧[編集]

炭鉱で栄えた影響で、多くの地域が市になったが、炭鉱閉山とともに人口が激減し、現在は歌志内市三笠市赤平市夕張市など、全国屈指の人口の少ない市が何個もある。
最大都市は岩見沢市だが、人口は10万に満たない。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • 道央
  • 道北 - 深川市と雨竜郡を道北に区分することがある。


道央

空知総合振興局 / 石狩振興局 | 後志総合振興局

日胆 胆振総合振興局 / 日高振興局
道南 渡島総合振興局 / 檜山振興局
道北

上川総合振興局 / 留萌振興局 | 宗谷総合振興局

道東

オホーツク総合振興局 | 十勝総合振興局 | 釧路総合振興局 / 根室振興局

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