神奈川中央交通

神奈川中央交通株式会社
Kanagawa Chuo Kotsu Co.,Ltd.

多摩市 聖蹟桜ヶ丘駅付近を運行する神奈中バス
種類	株式会社
本社所在地	日本 〒151-0073 神奈川県平塚市八重咲町6-18
設立	1921年6月5日
業種	陸運業
事業内容	旅客自動車運送事業・不動産業 飲食・娯楽業・ホテル業
代表者	堀康紀
資本金	3,160,000千円
売上高	535億8千3百万円
純利益	29億6千3百万円
従業員数	2,496名
外部リンク	神奈川中央交通: 時刻表検索トップ

神奈川中央交通 (かながわちゅうおうこうつう) とは、小田急グループに属する日本最大のバス会社。通称:神奈中バス。

概要

小田急グループの平塚市を拠点とする日本最大のバス会社で、神奈川県の横浜市・県央・湘南地域・川崎市麻生区を中心に県内の広い範囲と東京都の多摩地域南部(多摩市・町田市・稲城市・八王子市)で多くの路線がある。

また本数は少ないが、東京都調布市・山梨県南都留郡道志村・川崎市多摩区まで運行する路線もある。運行は神奈川中央交通のほか、子会社の神奈川中央交通東・神奈川中央交通西が運行している路線がある。高速バスは羽田空港・成田空港発着の路線を運行しているが、かつては大阪・京都・盛岡など長距離高速バスも運行していた。

2024年から新デザイン

2024年から車両デザイン変更を発表。テーマは｢NEXT神奈中Vision2030｣ デザインを担当したのは様々なスポーツカーなどのデザインを勤めた奥山清行氏でデザインコンセプトは｢人とまちをより良く結ぶバス｣｡2023年11月11日、横浜赤レンガ倉庫に隣接する新港地区7街区で行われたイベント｢バス利用感謝デー｣で新デザイン車両｢お30｣号車を初公開した。74年ぶりのデザイン変更で、これまで使用されたデザインは今後の車両の引退とともになくなるという。

歴史

• 1921年06月　相武自動車株式会社として創立
• 1949年05月　当社株式を東京証券取引所に上場
• 1951年06月　商号を現在の神奈川中央交通株式会社に変更
• 1962年11月　ワンマンバスの運行開始
• 1965年02月　整理券方式を導入
• 1967年08月　不動産部をしんでつ、事業の多角化に着手
• 1970年07月　全国初の深夜バスの運行開始
• 1981年11月　平塚グランドホテル(現在のグランドホテル神奈中平塚)オープン
• 1987年05月　路線バスの冷房化率100%達成
• 1988年05月　業界初の他区間運賃制度対応のバス回数券カードシステム採用
• 1989年12月　新宿〜本厚木間において深夜急行バスの運行開始
• 1990年07月　「グランドホテル神奈中秦野」オープン
• 1992年09月　ステップリフト付きバスの運行開始(後に新ステップ車と呼ばれるようになる)
• 1997年09月　環境定期券制度導入
• 2001年06月　「かなちゃん手形」「1日フリー乗車券」の発売開始
• 2003年07月　笹下車庫(旧横浜営業所)跡地に「gooday place」オープン
• 2005年02月　GPSを活用したバスロケーションシステムの導入開始
• 2005年03月　湘南台駅西口〜慶應大学間において連接バス「ツインライナー」運行開始
• 2007年03月　PASMO・Suicaのサービス開始
• 2007年04月　保土ヶ谷駅東口〜桜木町駅前間において「山手ライナー」の運行開始
• 2009年03月　カーボンオフセットを導入した6ヶ月定期券「グリーンエコパス」を発売開始
• 2009年09月　茅ヶ崎営業所管内においてバスの前面に自転車を搭載できる路線バス「自転車ラックバス」の運行開始
• 2012年06月　ブランドマーク制定
• 2013年05月　山手ライナーが横浜市第6回「横浜・人・まち・デザイン賞　まちなみ景観部門」受賞
• 2014年03月　マスコットキャラクター「かなみん」誕生
• 2015年08月　小田急電鉄株式会社と共同でアグリビジネスに参入、高糖度ミニトマトの栽培開始
• 2016年08月　メガソーラー(太陽光発電)による売電を開始
• 2016年12月31日　この日をもって「相模神奈交バス」「藤沢神奈交バス」「津久井神奈交バス」「湘南神奈交バス」「横浜神奈交バス」の5社の営業を終了
• 2017年01月01日　神奈中グループバス会社の再編を実施。「神奈川中央交通」「神奈川中央交通東」「神奈川中央交通西」の3社に再編
• 2021年04月02日　PASMO・Suicaのバス特サービス終了
• 2021年06月05日　創立100周年を迎える
• 2023年11月08日　｢お30｣号車で74年ぶりに車両デザインを変更
• 2024年02月09日　｢お2｣号車で完全に車両デザインを変更
• 2024年11月20日　平塚営業所の平塚駅南口〜平塚駅南口間において　｢キャシュレスバス｣運行開始　期間は2025年1月31日までを予定
• 2025年04月01日　神奈川中央交通東・西を吸収合併し消滅させることに

営業所

神奈川中央交通

• 横浜営業所　神奈川県横浜市栄区上郷町710-2
• 舞岡営業所　神奈川県横浜市戸塚区舞岡町3511
• 戸塚営業所　神奈川県横浜市泉区上飯田町4481-1
• 町田営業所　東京都町田市野津田町350
• 多摩営業所　東京都八王子市南大沢3-19-1
• 中山営業所　神奈川県横浜市旭区白根町967-2
• 茅ヶ崎営業所　神奈川県茅ヶ崎市高田4-1-15
• 綾瀬営業所　神奈川県綾瀬市吉岡東2-9-1

神奈川中央交通東

• 藤沢営業所　神奈川県藤沢市辻堂新町3-4-23
• 厚木営業所　神奈川県厚木市及川2-2-1
• 厚木北営業所　神奈川県厚木市上荻野3596-1
• 相模原営業所　神奈川県相模原市南区下溝3038
• 橋本営業所　神奈川県相模原市緑区西橋本4-11-1
• 大和営業所　神奈川県大和市下鶴間2775-1

神奈川中央交通西

• 平塚営業所　神奈川県平塚市田村4-5-4
• 秦野営業所　神奈川県秦野市曽屋620-1
• 伊勢原営業所　神奈川県伊勢原市鈴川24
• 津久井営業所　神奈川県相模原市緑区三ヶ木331

外部リンク

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参考文献

神奈川中央交通グループのバス営業所

営業所 舞岡（お） ・ 綾瀬（せ） ・ 多摩（た） ・ 茅ヶ崎（ち） ・ 戸塚（と） ・ 中山（な） ・ 町田（ま） ・ 横浜（よ） 子会社の営業所 ■■ 神奈中東 厚木（あ）- 厚木北（き） ・ 相模原（さ） ・ 藤沢（ふ） ・ 橋本（も） ・ 大和（や） ・ 井田（川崎市バス A） ■■ 神奈中西 伊勢原（い） ・ 津久井（つ） ・ 秦野（は） ・ 平塚（ひ） ■ 神奈中観光 東京（M、旧：町田） - 神奈川（H、旧：平塚） 再編前の子会社の営業所 ■ 横浜神奈交 舞岡（お・YK） ・ 中山（や） ■ 藤沢神奈交 藤沢（ふ・FK） ・ 大和（や・FK） ■ 湘南神奈交 秦野（は・か） ・ 平塚（ひ・か） ■ 相模神奈交 厚木（あ） ・ 相模原（さ・SK） ・ 町田（ま） ・ 菅生（川崎市バス M） ■ 津久井神奈交 津久井（つ・T-） 操車所 ●下荻野（あ） ・ 城山（つ） ・ ●上矢部（と） ・ ●八幡（ひ） ・ ●座間（や） 廃止された営業所・操車所 ●半原操（あ） ・ 上溝（相模原に改称） ・ ●上溝操（さ） ・ 長後操（ふ） ・ 用田操（ふ） ・ 笹下操（よ） ・ 新横浜（観光・Y） - 戸塚（観光・T） 関連項目 町田バスセンター・町田ターミナル ・ 厚木バスセンター ・ 小田急グループ ・ 川崎市交通局(井田営業所を受託) ・ ハーバーライト号 ・ 神奈川三菱ふそう自動車販売 ●：車両・乗務員等の配置がない操車所。 なお、名称横の括弧内は営業所・子会社を示す所属記号である。