小田急20000形電車

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Prize blueribbon 2023.jpg 1992年ブルーリボン賞受賞車両

小田急20000形電車 (ロマンスカーRSE) は、小田急電鉄特急ロマンスカーとして運行していた車両。1991年に登場。

概要[編集]

JR御殿場線との相互直通運転[注 1]を行う特急「あさぎり[注 2]」を中心に運行されたロマンスカーで、相互乗り入れをするJR東海371系電車に合わせボギー車構造となった。

登場時の1991年前後はバブル景気であり、「あさぎり」も沼津へ延伸され、西伊豆への観光用の豪華車両となり、ロマンスカーでは唯一2階建て車両が連結され2階にスーパーシート(グリーン席)1階にセミコンパートメント(個室風の席)が用意された。当時のあさぎり号はグリーン席から満席となる人気であった。

「あさぎり号」のみでなく「はこね号」や「ホームウェイ号」といった小田急内列車にも使用された。
西伊豆観光の低迷と共に、JR線内で利用客が激減した「あさぎり号」は2012年3月に相互直通運転を解消。同時にこの車両も引退となった。
現在は2021年に開業したロマンスカーミュージアムに展示されている他、3両が富士急行に譲渡されて同社の8000系となっている。

関連動画[編集]

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  1. 現在は小田急ロマンスカーの片乗り入れ。
  2. 2018年3月より「ふじさん」

外部リンク[編集]