東急グループ
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東急グループ (とうきゅうグループ) は、東急沿線を中心に不動産事業を運営する「東急株式会社」を中核とした企業グループ。
概要[編集]
1918年(大正7年)に渋沢栄一によって創立された田園都市株式会社を源流とし、1922年9月2日に目黒蒲田電鉄株式会社を設立したことに始まる(資本金350万円)。
不動産事業を運営する東急株式会社を中心に、鉄道、百貨店、ホテル、リゾート事業など220社からなる企業グループ。
鉄道事業のイメージが強い東急グループのメイン事業は不動産であり、東急不動産や東急モールズデベロップメントなどグループ各社が、東急沿線を中心とした街づくりで絶大な評価と収益を得る。その規模は三井不動産・三菱地所と並ぶ規模を誇り日本を代表する不動産グループである。 バス業では、東急バス㈱が東京都西南部及び神奈川県において、路線バスの運行を行っている。 企業グループは子会社136社及び関連会社33社で構成されている[1]。
2代目の五島昇歿後、創業家である五島家のグループ内での影響力は小さくなっている。
グループの沿革[編集]
- 1940年2月5日、相鉄運輸㈱設立。
- 1946年3月18日、白木金属工業㈱設立。
- 1946年6月15日、新日本興業㈱(現:㈱東急レクリエーション※1)設立。
- 1948年5月1日、㈱東横百貨店(現:㈱東急百貨店)設立。東急電鉄から百貨店業を分離する。
- 1948年8月23日、㈱東急横浜製作所(旧:東急車輛製造㈱)設立。
- 1949年5月11日、㈱東横百貨店(現:㈱東急百貨店※1)は、東京証券取引所に上場(2005年3月28日上場廃止)。
- 1949年5月16日、新日本興業㈱(現:㈱東急レクリエーション)は、東京証券取引所に上場。
- 1950年1月16日、世紀建設工業㈱(現:世紀東急工業㈱※2)設立。
- 1953年12月17日、東急不動産㈱設立。東急電鉄から不動産販売業、砂利業、遊園業及び広告業を譲受ける。
- 1956年1月31日、東急観光㈱設立。
- 1956年4月25日、東急不動産㈱(※2)は、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1956年10月10日、東横興業㈱(現:㈱東急ストア)設立。
- 1956年12月1日、東急不動産㈱は、砂利業の営業権を東急砂利㈱(現:東急ジオックス㈱)に譲渡。
- 1958年11月10日、㈱丸善銀座屋(現:㈱ながの東急百貨店)設立。
- 1959年4月11日、伊東下田電気鉄道㈱(現:伊豆急行㈱)設立。
- 1959年7月6日、東急車輛製造㈱は、東京証券取引所に上場
- 1959年11月11日、東急不動産㈱から建設部門を分離独立し(旧)東急建設㈱を設立。
- 1961年6月1日、東急不動産㈱は、広告業の資産、営業権を㈱東急エージェンシーに譲渡。
- 1961年10月11日、城南交通㈱(1967年11月27日に東急サービス㈱に商号変更)設立。
- 1963年9月3日、(旧)東急建設㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1968年5月30日、㈱東急ホテルチェーン設立。
- 1970年4月8日、東急不動産㈱は、㈱東急コミュニティーを設立。
- 1970年5月1日、白木金属工業㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1972年3月10日、東急不動産㈱は、㈱エリアサービス(現:東急リバブル㈱)を設立。
- 1972年10月2日、㈱東急ホテルチェーンは、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1972年11月1日、伊豆急行㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1973年6月1日、東急不動産㈱は、設計監理部門を㈱東急設計コンサルタントに譲渡。
- 1973年9月7日、世紀建設㈱(現:世紀東急工業㈱)は、東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1976年8月28日、東急不動産㈱は、住関連及びD・I・Y用品の販売を行う㈱東急ハンズを設立。
- 1978年1月17日、㈱ティー・エム・ディー(現:㈱東急モールズデベロップメント※1)設立。
- 1981年7月27日、東急観光㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1982年12月15日、㈱東急ストアは、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1983年3月2日、東急有線テレビ㈱(現:イッツ・コミュニケーションズ㈱※1)設立。
- 1985年7月18日、相鉄運輸㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1991年5月21日、東急バス㈱設立
1991年8月29日、㈱東急コミュニティーは、東京証券取引所市場第二部に上場
- 1999年12月17日、東急リバブル㈱は、東京証券取引所市場第二部に上場
- 2002年7月1日、東急サービス㈱は東急管財㈱と合併し、東急ファシリティサービス㈱に商号変更。
- 2004年3月31日、東急観光㈱の発行済株式の約85%をグループ外に譲渡。
- 2005年4月1日、伊豆急行㈱は、会社分割により不動産事業及び分譲地管理業等の付帯事業を伊豆急不動産㈱へ承継。
- 2005年4月1日、㈱東急ホテルチェーンは、会社分割によりホテル事業に係る諸部門を㈱東急ホテルマネジメント(※1(同日、㈱東急ホテルズに商号変更))へ承継。
- 2006年4月18日、ゴールドパック㈱は、ジャスダック証券取引所に上場。
- 2012年4月2日、東急車輛製造㈱は、鉄道車両事業、立体駐車装置事業、特装自動車事業を会社分割後、グループ外に譲渡。
- 2013年10月1日、東急不動産㈱、㈱東急コミュニティー及び東急リバブル㈱は、共同株式移転の方法により3社の完全親会社となる東急不動産ホールディングス㈱を設立。
- 2013年10月1日、東急不動産ホールディングス㈱は、東京証券取引所市場第一部に上場。
- 2016年7月1日、仙台国際空港㈱は、空港運営事業を開始。
グループ一覧[編集]
中核会社[編集]
交通事業[編集]
流通事業[編集]
ホテル・リゾート事業関連[編集]
不動産事業[編集]
建設事業[編集]
文化事業[編集]
生活サービス[編集]
通信放送事業[編集]
教育事業[編集]
外部リンク[編集]
注[編集]
- ↑ 東急株式会社「有価証券報告書」第152期(令和2年4月1日‐令和3年3月31日)