小田急7000形電車

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小田急7000形電車
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運用者小田急電鉄
製造所日本車輛製造
川崎重工業
製造数14両
編成7両編成
運用開始1980年12月27日
運用終了定期運用終了:2018年7月10日
消滅:2018年10月13日
最高運転速度110km/h
設計最高速度145km/h
編成定員454名
運用路線小田急線、箱根登山鉄道線
Prize blueribbon 2023.jpg 1981年ブルーリボン賞受賞車両


小田急7000形電車(おだきゅう7000がたでんしゃ)は、小田急電鉄が1980年から導入した特急形電車である。

概要[編集]

初代ロマンスカーで、当時老朽化が進んでいた3000形ことSE車を置き換えるために登場した。
NSE3100形と同じく、展望席付きで、それまでのロマンスカーのイメージを尊重しつつ斬新さを追求し、居住性や機能性の向上を図った。

車体[編集]

ステンレス製である。

国鉄東海道線での試運転[編集]

この当時、国鉄では新形特急用車両の開発を進めていたが、その一環として、通常のボギー車と連接車の比較試験を1982年の11月から12月にかけて行うことになった。当時、国鉄には試験に使用できるような連接車がなかったため、国鉄の申し入れにより小田急からLSE車を貸し出すことになったためである。

リニューアル[編集]

1996年から1998年にかけてリニューアルが行われ、塗装がHiSEに似た塗装になったほか、走行機器や内装の更新が行われている。

廃車[編集]

2010年1月4日、7002×11が廃車された。理由は不明である。
2012年2月には、もう1編成を登場時の塗装に戻したあとで、廃車された。これにより、HiSEカラーのLSEが完全に消滅した。これにより、7003×11が旧塗装へ変更となり、7001×11が2月19日で廃車となった。
70000形GSE導入後は、7003×11を同年6月までに廃車し、残った7004×11も、いくつかの臨時列車に使用されたのち、同年10月13日に新宿~小田原~秦野のさよならツアーをもって完全消滅した。