少年鑑別所

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少年鑑別所(しょうねんかんべつしょ)とは、素行不良少年少女に対して更生の見込みがある場合に、観護措置という決定を下されて移送されるところである[1]。単に鑑別所(かんべつしょ)と言われることが多い。

概要[編集]

素行不良の少年少女は、家裁が保護処分を下せば少年院あるいは女子少年院送りとなるが、更生の見込み有りとして観護措置の決定が下された場合は、鑑別所に送られることになる。鑑別所では、少年院や女子少年院に入れるべきかどうかという是非を問われることになる[1]

鑑別所における観護措置は、最大で8週間。朝は午前7時に起床し、夜は午後9時に就寝するという規則正しい生活を送らされることになる。そして、その生活の中で少年少女の生活態度を観察しながら、少年院か女子少年院に送るか、あるいは自宅に帰宅させて日常生活を送らせるかの審判を下すことになる[1]

鑑別所は令和2年(2019年)時点で、北海道に4つ、東京都福岡県に2つずつ、その他の府県に1つずつで、日本全国では52の施設が存在することになる。少年少女にとっては、どちらに移送されるか地獄の一歩手前で、帰宅できても鑑別所帰りと言われたりすることもあるという[1]

一覧[編集]

札幌矯正管区[編集]

仙台矯正管区[編集]

東京矯正管区[編集]

名古屋矯正管区[編集]

大阪矯正管区[編集]

広島矯正管区[編集]

高松矯正管区[編集]

福岡矯正管区[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. a b c d 「もしも刑務所に入ったら『日本一刑務所に入った男』による禁断解説」河合幹雄ワニブックス2019年。P45

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]