女子少年院
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女子少年院(じょししょうねんいん)とは、未成年の女子が入所する少年院のことである。少年院の数より圧倒的に少なく、日本全国においてわずか9か所しかない[1]。
概要[編集]
未成年の男子の場合は、窃盗罪でも少年院に入所させられるケースがあるが、女子の場合は覚せい剤で入れられるケースが最も多い。入所者には殺人罪など重大な犯罪を犯した女子も存在し、未成年だから可愛いと見ていると大変である[1]。
女子少年院の教官はほとんど女性で、不良の男らが乗り込んできたりしたら対処が難しいため、防犯対策として必ずセコムという民間警備会社に加入しているのが少年院と違う点である。また、女子少年院は「愛光女子学園」「交野女子学院」など、女子校のような名称で矯正施設と悟られないようにしている点もある。そのため愛光女子学園などでは、周辺住民が一般の女子校と勘違いして、入学試験について問い合わせたりした例も少なくない。だがこれは、逆を言えば女子少年院が周囲から普通の学校とほとんど変わらない造りをしている、と見ることもできるであろう[1][2]。
女子少年院の一覧[編集]
- 紫明女子学院(北海道千歳市大和4-662-2)
- 青葉女子学園(宮城県仙台市若林区古城3-24-1)
- 榛名女子学園(群馬県北群馬郡榛東村新井1027-1)
- 愛光女子学園(東京都狛江市西野川3-14-26)
- 交野女子学院(大阪府交野市郡津2-45-1)
- 貴船原少女苑(広島県東広島市八本松町原6088)
- 丸亀少女の家(香川県丸亀市中津町28)
- 筑紫少女苑(福岡県福岡市東区大字奈多1302-105)
- 沖縄女子学園(沖縄県沖縄市山内1-14-1)