2024年3月のJR東日本ダイヤ改正
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2024年3月のJR東日本ダイヤ改正とは、2024年3月16日に東日本旅客鉄道が実施した大規模ダイヤ改正である。発表は2023年12月15日。
以下では区間の特設がない限りは全線である。また、ダイヤ改正前に実施されたものにおいても関連性があるものは記載する。
新幹線[編集]
東北・山形・秋田・北海道[編集]
上越・北陸[編集]
- 北陸新幹線(東京 - 金沢 - 敦賀)
- 上越新幹線(東京 - 高崎 - 新潟)
- 平日夜に「たにがわ」を1本増発。
- 大宮~高崎間で最終列車時刻を約20分繰り上げ。
特急[編集]
千葉方面[編集]
(あずさは甲信地区方面参照)
- 全車指定席化し、スワロー料金を採用。
- 使用車両をE257系5両編成に統一。
- 「わかしお4号」の運転時刻を変更。
- 千葉駅・佐倉駅停車便を増強。
- 運転間隔を均等化。
- 中央線快速電車八王子駅直通列車を廃止。
- A特急料金は成田空港・空港第2ビル発着のきっぷのみとする。
- 成田空港・空港第2ビル以外の途中停車駅相互間の特急料金は「しおさい」などと同額のスワロー料金へ値下げ。
東海道方面[編集]
- 網代駅停車を取りやめ、所要時間を1分程度短縮。
甲信地区方面[編集]
- あずさ4、45、46、53号を12両へ変更。
- 富士回遊15、32号増発。かいじ15、32号に連結。
- 通勤特急「信州」の時刻変更。
常磐・東北方面[編集]
- 仙台駅発着列車の時刻を1-2時間程度変更。
- 3・4号の停車駅を見直し、「スーパーつがる」に名称変更。
東北[編集]
北東北[編集]
南東北[編集]
関東[編集]
- 東十条着の電車が消滅。
- 日中の運転間隔を見直し。
北関東[編集]
- 常磐線系統
- 常磐線の一部普通列車を10両編成から15両編成へ増強。
- 土浦駅 - 水戸駅・いわき駅 - 原ノ町駅のE531系5両編成で運転される普通列車でワンマン運転を開始。
- 土浦 - 水戸間は日中時間帯、いわき - 原ノ町は該当するすべての列車が対象。
- E501系5両編成の定期運用が消滅。
- 水郡線の一部列車の運転両数を変更。
- 高崎線系統
- 高崎線
- 上越線(関東エリア)では、夜間帯に高崎線との接続を改善。
- 宇都宮線系統
東関東[編集]
- 京葉線系統
詳細は「JR京葉線#運転形態」を参照
- 通勤快速を各駅停車に格下げし廃止。ラッシュ時に運行される成東・勝浦発着の列車が成東・上総一ノ宮発着に変更。
- 日中を除く全ての快速列車を各駅停車に格下げ。
- 沿線自治体に猛反発を受け、朝ラッシュ時間帯の上り2本に限って快速を存続させる方針に修正。
- 朝夕ラッシュ時間帯に2本減便。
- 東京発20時台で快速を1本削減。横須賀線の一部列車を11両から15両へ増結。
- 房総各線
- 外房線
- 内房線では、夕方に1本減便。
- 総武本線では、夕通勤時間帯に四街道 - 千葉で普通列車を1往復増発。
- E217系4両編成による鹿島線内のシャトル列車(通称:鹿島運用)がE235系1000番台の固定運用に切り替えられ、E217系による同線区内への定期乗り入れが終了する[注 1]。
西関東[編集]
- 日中の大月発着便を3往復から8往復に増強。
- これにより、441M列車(高尾1409→長野1851)は大月始発に短縮される。
- JR五日市線・東京アドベンチャーライン・八高・川越線
- 五日市線の立川駅直通列車を増便。
- 9時台に高麗川→八王子間で1本増発。
南関東[編集]
- 東海道線系統
- 朝下りの普通列車1本を10両から15両に変更。
- 鶴見線の全列車をE131系1000番台に統一し、ワンマン運転を開始。これによりツーマン運転が終了する[1]。
「2024年春の大手私鉄ダイヤ改正」も参照
- 夜間帯に減便を行い、早朝に2本増発。
- 横浜線 - 根岸線直通列車を平日5本・土休日7本増発。
甲信越[編集]
山梨・南信[編集]
- 中央本線・篠ノ井線(立川 - 塩尻 - 松本・辰野線・快速に直通しない列車)、大糸線(松本 - 南小谷)、小海線
「2024年3月のJR東海ダイヤ改正」も参照
- 441M(高尾1409→長野1851)を大月始発に短縮(先述の通り)。
- 中央本線小淵沢→長野普通列車1本増発。
- 篠ノ井線塩尻 - 松本普通列車増発。
- 小海線小淵沢駅20:04発、普通小諸行きが19:02発に変更、中込行となる。なお、この列車は中込で小諸行に変わるため、発車時刻が変わるだけとなる。
- 小海線中込駅の10時から14時の小諸方面下り列車を毎時50分発、小諸駅の10時から15時の中込方面上り列車を毎時00分ちょうど発(15:40のみ別)に統一する。
- 篠ノ井線(松本 - 塩尻)・大糸線(松本→穂高、有明→松本)・小海線(中込→小諸、小諸→小海)の夜間帯列車一部を廃止。
- 辰野支線の運行本数を9往復/日へ変更。
- 中央本線の大月以東の一部駅では2024年12月13日から乗車位置が変更されている。
- 中央東線・大糸線で使用できていた「中央線週末東京フリー乗車券」を廃止。
- E127系100番台の2+2+2両による運行(通称:ブツ6)が消滅。
- 432M延伸により、長野発高尾行(松本まで快速運転)が復活。この列車は回送列車で日野駅手前まで走行する。
北信・新潟[編集]
- 篠ノ井線・信越本線(松本 - 篠ノ井 - 長野)・新潟県内全路線
- 通勤特急「信州」の時刻を変更に伴い、おはようライナーの代替で設定されていた平日朝の8523M塩尻発長野行快速列車を廃止。
- 在来線と新幹線の新潟駅乗り継ぎをスムーズにできるように時刻が変更される。
- 白新線・越後線の直通運転を増加させ、スムーズに移動できるように変更される。5本/日が対象。
- 新津駅においての磐越西線、信越西線の一部列車の直通取りやめ。同一ホームでの乗り換えが必要となる。
- 越後線の新潟駅、内野駅の列車の発車時刻の一部をわかりやすく統一する。
- 白新線の一部列車を延長して運転させる。
- 弥彦線(東三条~弥彦)・磐越西線(新津~五泉)のワンマン列車では無人駅を含む各駅で全てのドアから乗降可能となる。
- 磐越西線津川~野沢間の一部列車・只見線小出~只見間の全ての列車がワンマン運転に変更。
その他[編集]
- 新幹線と在来線特急を乗り継ぐ際に適用される乗り継ぎ割引が廃止。
- 普通列車グリーン車のグリーン料金が値上げ。
営業キロ(km) | -50 | 51-100 | 101- |
---|---|---|---|
改正前の平日事前グリーン料金[2][3] | 780 | 1000 | 1000 |
改正後のSuicaグリーン料金 | 750(▲30) | 1000(±0) | 1550(+550) |
改正後の通常グリーン料金 | 1010(+230) | 1260(+260) | 1810(+810) |
JREPOINT交換のグリーン料金[4] | 600 | 600 | 600 |
関連項目[編集]
出典[編集]
- ↑ “【JR東】鶴見線のツーマン運転が終了”. 2nd-train (2024年3月15日). 2024年3月16日確認。
- ↑ 土休日は200円引き
- ↑ 車内料金は260円増し
- ↑ 1P=1円として計算
注釈[編集]
- ↑ 実際の終了日は3/11
JR JR東日本のダイヤ改正 |