2024年春の大手私鉄ダイヤ改正

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ここでは、2024年春(2月~5月)に実施の大手私鉄のダイヤ改正について紹介する。
なお、日付のない事業者は3月16日にダイヤ改正を実施。

東武鉄道[編集]

スカイツリーライン系統
  • スペーシアXを新たに2編成導入し、毎日6往復運転。鬼怒川温泉駅発着も1本増発し、2往復で運転。
  • スカイツリーライナーの増発、リバティきぬの土休日運転を毎日運転に変更。
  • 3両編成のリバティを6両編成に増車し、スペーシアの車両に変更。
  • 竹ノ塚駅発着の東京メトロ日比谷線直通の一部普通列車を草加駅発着に延長。
  • アーバンパークライナーを廃止。代替としてスカイツリーライナー春日部行きを平日に運転するほか、大宮野田市行き普通列車を3本設定[1]
東上線系統

実施なし

小田急電鉄[編集]

  • 東京メトロ千代田線に直通する上りの一部列車で行先を変更。
  • 小田原線江ノ島線の一部列車の行先、時刻を変更。
  • 深夜時間帯の下北沢駅の停車ホームを変更。0時以降に発車する各駅停車と急行は全て地下1階ホームからとなる。
  • ホームドア設置を予定している特急ロマンスカーが停車する駅において、ゆとりをもったダイヤへ変更。

東京メトロ[編集]

日比谷線
  • 一部列車の行先、運転時刻を変更
東西線
  • 一部列車の行先、運転時刻を変更
千代田線
有楽町線
  • 一部列車の行先、運転時刻を変更
副都心線
  • 一部列車の行先、運転時刻を変更
南北線
  • 一部列車の行先を変更

相模鉄道[編集]

  • 平日朝、一部列車の種別・行き先を変更、最混雑時間帯に西谷→横浜間で1本増発。
  • JR直通列車を見直し。深夜帯の1往復を取りやめ、早朝時間帯に1往復増発。
  • 夕方ラッシュ以降、夜時間帯の運行を調整。
    • 夕方以降の、横浜駅海老名駅および湘南台駅間の下り快速と、JR線から直通の特急が西谷駅で接続するパターンを一部、横浜駅~海老名駅間の列車を特急に、直通列車を各停とするパターンに変更。
    • 22時以降のいずみ野線を、二俣川駅の発車時刻がおおむね均等間隔となるよう変更。併せて1本増発。
    • 新横浜駅を21時以降に発車する西谷行きの一部列車の行き先を海老名方面へ延長。
  • 新横浜駅で相鉄線へ折り返す列車の乗車ホームを2番線に変更。
  • 平日の横浜16時39分発特急海老名行きを10両編成に変更。
  • 一部列車の新横浜駅への到着時刻を調整し、東海道新幹線への乗り換え時間を確保。

京王電鉄[編集]

京王線[編集]

  • 京王ライナーを増発。
    • 平日は京王多摩センター9時54分発新宿行きと、新宿17時20分発と21時40分発橋本行きを増発(京王多摩センター始発の京王ライナーの設定は初)。
    • 休日は橋本11時05分発新宿行きと、新宿10時15分発橋本行きを増発
  • 平日朝で一部優等種別の見直し
    • 高尾山口6時59分発「急行 新宿行き」(新宿8時08分着)を高尾山口6時55分発「区間急行新宿行き」(新宿8時08分着)に変更。
  • 平日夕夜間で一部列車の編成両数・列車本数の見直し
    • 新宿を17時20分 - 19時に発車する各駅停車を10両編成に統一。
    • 新宿22時26分発「区間急行 橋本行き」を10両編成に増強。
    • 京王新線は19時台の笹塚行きを2本増発。
  • 平日、土休日とも、高幡不動を21時30分以降に発車する京王八王子・高尾山口方面の特急・急行を高幡不動以西各駅停車として運行。
    • これにより、同時間帯の各駅停車は、一部を除き新宿 - 高幡不動間の運行となる。

井の頭線[編集]

  • 平日朝ラッシュ時で、一部列車の発着時刻・行先・到着番線を変更。
  • 土休日早朝時間帯で、一部列車の発着時刻を変更。

名古屋鉄道[編集]

ダイヤ改正と同時に、通学定期を除く運賃・料金改定を実施。

名古屋本線[編集]

  • 平日夕方、名鉄名古屋方面からの名鉄一宮行き急行3本を4両から6両に増強。
  • 土休日夕方、名鉄岐阜駅 - 豊橋駅間の快速特急・特急14本を6両から8両に増強[2]
  • 東岡崎行き全車一般車特急を5分繰り下げ(2021年以前の時刻に戻る)。
  • 下記774レの運行形態変更により、呼続駅桜駅本笠寺駅本星崎駅での締切が解消。

西尾線[編集]

  • 西尾6時56分発3749レ(新安城から749レ)弥富行き急行を西尾駅 - 新安城駅間を2両から4両に、新安城駅 - 須ヶ口駅間を6両から8両に増強。
  • 名物774列車(旧)が、枇杷島分岐点以北で、一宮始発(名鉄名古屋まで快速急行)の吉良吉田行に振り替えられる。

犬山線[編集]

  • 鶴舞線直通列車を減便。
    • 平日日中・土休日の岩倉駅発着と平日21時以降の柏森駅発着は基本運転取り止め。
    • 平日17時台 - 20時台の柏森駅発着は岩倉駅発着に変更。
  • 平日夕方の名鉄名古屋方面からの犬山行き普通2本と、土休日夕方の名鉄名古屋方面からの岩倉・犬山行き普通4本を、2両から4両に増強。
  • この他、774列車が見直され、名鉄名古屋以南で、中部国際空港行き(名鉄名古屋から快速急行・大江停車)に変更される。

広見線[編集]

  • 犬山駅 - 新可児駅間で、平日朝のミュースカイを除き終日ワンマン運転を実施。
    • これにより平日朝の新可児発8本を除き、全ての列車が線内折り返し運転になる。中部国際空港駅 - 新可児駅間の準急は新鵜沼駅(一部犬山駅)発着に変更。

小牧線[編集]

  • 上飯田駅 - 小牧駅で、平日7 - 8時台は毎時8本から7本に、平日9時台と土休日17 - 19時台は毎時6本から4本に、それぞれ減便。

常滑線[編集]

  • 平日朝の金山始発中部国際空港行き急行を弥富始発(名鉄名古屋駅まで普通)に変更。
  • 平日、土休日とも、23時台に中部国際空港始発一宮行き快速急行(神宮前から急行)を新設[3]
  • 長浦駅日長駅での締切が解消。

河和線[編集]

築港線[編集]

  • 土曜ダイヤを廃止し、土休日ダイヤに統合して運転。
  • 全列車2両化。5000系が運用から撤退し9100系に置き換えられる。

三河線[編集]

  • 三河知立駅を三河八橋寄りに約900m移転。
    • このため、神宮前~三河知立間で100円値上げになるように、知立以南の駅で大幅値上げの区間が出てくる。

津島線・尾西線[編集]

  • 平日朝の佐屋始発内海行きを一宮行きに変更し、津島駅を跨ぐ列車が復活[4]
  • 甚目寺駅木田駅勝幡駅、日比野駅、五ノ三駅での締切が解消。これにより同線での締切がなくなる。

近畿日本鉄道[編集]

大阪線[編集]

  • 土休日の大和八木〜伊勢市ノンストップ特急が名張、伊勢中川、松阪、五十鈴川に追加停車。
  • 10両編成で運転されていた快速急行を8両編成にすべて減車。

奈良線[編集]

  • 大和西大寺発難波方面始発列車の繰り上げ。

京都線[編集]

  • 日中の急行を1往復/時増発。

鈴鹿線[編集]

  • 18・19時台の列車を1往復ずつ増発。

西日本鉄道[編集]

天神大牟田線[編集]

  • 平日日中の特急運行を復活。春日原駅に特急停車。
  • 雑餉隈 - 春日原間に「桜並木駅」開業。
  • 平日朝ラッシュ帯の平尾、高宮両駅への西鉄福岡(天神)方面の急行停車。

出典[編集]

脚注[編集]

  1. 東武の異色特急「アーバンパークライナー」廃止へ 2024年3月ダイヤ改正で 代替列車も設定 - 乗りものニュース
  2. プレスリリースには14本と記載されているが、実際は上下16本が8両化された。
  3. 神宮前始発(土休日は金山始発)一宮行き急行を区間延長した形となる。
  4. 内海行は津島始発に変更。

関連項目[編集]