JR磐越東線
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東日本旅客鉄道(JR東日本) 磐越東線 | |
---|---|
基本情報 | |
通称 | ゆうゆうあぶくまライン |
国 | 日本 |
所在地 | 福島県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) |
起点 | いわき駅 |
終点 | 郡山駅 |
駅数 | 16駅 |
電報略号 | ハトセ |
開業 | 1914年7月21日 |
全通 | 1917年10月10日 |
所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
使用車両 | 使用車両を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 85.6 km |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 単線 |
電化方式 | 全線非電化 |
閉塞方式 | 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式) |
保安装置 | ATS-SN |
最高速度 | 100 km/h |
磐越東線(ばんえつとうせん)は、福島県いわき市のいわき駅から北西方に走り、郡山市の郡山駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線である。
概要[編集]
阿武隈高地を越えて常磐線と東北本線を結ぶ東北地方の横断鉄道の一つであり、JR線の中で唯一福島県内で線路が終わる路線である。沿線には夏井川渓谷県立自然公園、阿武隈高原中部県立自然公園などがある。
運行形態[編集]
この路線は小野新町駅を境に本数が大きく変わる。
郡山~小野新町は1時間に1本、間隔が開く時間でも2時間に1本来るが、小野新町~いわきは1日6本の閑散路線。[1]
郡山近郊の区間では利用者が多く、三春駅あたりまでは立ち客が日中でも発生することが少なくない。
略歴[編集]
- 1914年(大正3年)7月21日 - 平郡西線として郡山駅 - 三春駅間が開業[2]。
- 1917年(大正6年)10月10日 - 小川郷駅 - 小野新町駅間が開通し磐越東線として全通[2]。
- 1935年(昭和10年)10月27日 - 郡山発平(現:いわき)行の旅客列車が川前駅 - 小川郷駅間で夏井川渓谷に転落する事故が発生(磐越東線列車脱線転覆事故)。死者12人。負傷者50人。
駅一覧[編集]
駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 線路 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
駅間 | 累計 | ||||
いわき駅 | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道:■常磐線 | ∨ | いわき市 |
赤井駅 | 4.8 | 4.8 | | | ||
小川郷駅 | 5.5 | 10.3 | ◇ | ||
江田駅 | 8.0 | 18.3 | | | ||
川前駅 | 8.0 | 26.3 | ◇ | ||
夏井駅 | 10.4 | 36.7 | | | 田村郡 小野町 | |
小野新町駅 | 3.4 | 40.1 | ◇ | ||
神俣駅 | 6.5 | 46.6 | ◇ | 田村市 | |
菅谷駅 | 3.3 | 49.9 | | | ||
大越駅 | 4.4 | 54.3 | ◇ | ||
磐城常葉駅 | 4.4 | 58.7 | ◇ | ||
船引駅 | 3.8 | 62.5 | ◇ | ||
要田駅 | 7.0 | 69.5 | ◇ | ||
三春駅 | 4.2 | 73.7 | ◇ | 田村郡 三春町 | |
舞木駅 | 6.1 | 79.8 | ◇ | 郡山市 | |
郡山駅 | 5.8 | 85.6 | 東日本旅客鉄道: 東北新幹線・秋田新幹線・山形新幹線・ ■東北本線・■磐越西線・■水郡線 |
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その他[編集]
1982年11月まで、急行「いわき」が茨城県および浜通りと中通りを結ぶ急行として運行されていた。なお、「いわき」で磐越東・西線通し運行列車も臨時列車として設定されていた。
脚注[編集]
- ↑ 実際には小川郷~いわきの区間列車が1日2往復あるため小川郷駅~いわき駅は8往復
- ↑ a b “1917(大正6)年10月10日 磐越東線が全通 「福島県 今日は何の日」”. 福島民報 (福島民報社). (2021年10月9日) 2022年1月2日閲覧。
外部リンク[編集]
- 検索結果(磐越東線の駅):JR東日本 - 公式サイト。
JR東日本の鉄道路線 |
東日本旅客鉄道 仙台近郊路線 |