近鉄7020系電車

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近鉄7020系電車(きんてつ7020けいでんしゃ)は、近鉄けいはんな線で使用される近畿日本鉄道の鉄道車両の1形式。

概要[編集]

東大阪線の学研奈良登美ヶ丘延伸に伴い2004年から2005年にかけて6連4本が製造された。7000系をベースに、シリーズ21で取り入れられたバリアフリー構造やIGBT-VVVFなどを採用したことが特徴だが、シリーズ21の一種とは扱われない。

なお、本系列の登場以降、通勤型車両における新形式の開発は2024年までの18年間にわたり途絶えることになった。

構造[編集]

車体は7000系のものに準じた18m級4扉全鋼製車体だが、窓構造を下段固定・上段内折れ窓に、行先表示幕をLEDに変更している。なお、のちの更新工事で7000系も同一の装備となった。

制御方式はIGBT素子によるVVVFインバータ制御で、主電動機出力も145kWに引き上げられ、高速性能を確保している。

車内は9020系9820系に準じたものとされた。

運用[編集]

2022年現在、全車がけいはんな線に配置され、Osaka Metro中央線とけいはんな線の全線で運用される。

関連項目[編集]