近鉄8A系電車
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近鉄8A系電車は、2024年に奈良線系統に投入される近畿日本鉄道の通勤型車両の1形式。
概要[編集]
8000系や8400系をはじめとした、製造から55年を経過した老朽車両の淘汰を目的に開発された。
車内は近鉄お得意のL/C仕様で、大型荷物に対応した座席スペース「やさしば」が設けられる。
1233系や1252系未更新車との併結試験が目撃されたため、少なくともブレーキ読替装置は搭載されている。
今のところ4両編成のみのラインナップであり、2024年度に12本を奈良線系統に、2025年度には9本を奈良線、3本ずつを南大阪線と名古屋線、2本を大阪線に投入する見込みであり、別形式になることも確定だが、どのような系列になるかは気になるところ。
主電動機出力は240kWで、80000系のそれに準ずるが、主制御器は1C4M×1とされた。
形式構成[編集]
奈良方面から順にク8A1形、モ8A2形、サ8A3形、モ8A4形の4形式で構成される。付番方式は8A101のように5桁であり、1桁目は1・2が名古屋線、3が烏丸線直通、5が特殊用途、6が南大阪線、7がけいはんな線、8・9が奈良線とされ、2桁目は仕様ごと(ロング、L/Cシート、2 - 4・6連、事業用改造etc.)にアルファベットを振る方式、3桁目は1から順に号車番号のノリとなっている。