鮮魚列車
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鮮魚列車 (せんぎょれっしゃ)とは、かつて鮮魚輸送のために運転された旅客列車である。なお、貨物列車に連結される鮮魚輸送専用の貨車については鮮魚車を参照されたい。
概要[編集]
鮮魚の行商人が旅客車内に持ち込む大量の捕れたての魚は、臭気、氷から溶け出す水によって他の旅客や車両の保守担当者から嫌われた。太平洋戦争前に製造された気動車では運転台前後に鮮魚台が設けられて鮮魚をそこに置いた。
事例[編集]
近鉄[編集]
近畿日本鉄道では1963年9月21日から1編成貸切の専用列車を運転開始した。運転区間は宇治山田駅から上本町駅までであった。
なお、行商人の減少で1編成貸切専用列車は2020年(令和2年)3月に終了したが、現在も2両貸切で編成の一部を専用車両とした列車を運行している。