Osaka Metro中央線

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

中央線 (ちゅうおうせん) は、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) が運営する地下鉄路線。ラインカラーは緑、路線記号はC大阪市住之江区コスモスクエア駅から大阪府東大阪市長田駅までを結んでいる。正式名称は高速電気軌道第4号線である。

略年表[編集]

1961年12月11日大阪港 - 弁天町駅間が開業、当時は1両のみで運行されていた。3年後の1964年10月31日には弁天町 - 本町駅間が開業し、この頃から2両編成で運行が開始された。

1967年9月30日には谷町四丁目 - 森ノ宮駅間が開業したが、立ち退きが遅れたために東西貫通は1969年12月6日まで待つことになる。

1985年4月5日には、当時の大阪市交通局の地下鉄路線としてはじめて東大阪市まで延伸することになり、深江橋 - 長田駅間が開業。翌年10月1日には長田駅から近鉄東大阪線(現:近鉄けいはんな線) と相互直通運転を開始した。大阪市交通局の車両がはじめて奈良県まで直通するようになったと共に、御堂筋線に続く第三軌条方式の民鉄乗入路線となった。
反対側の大阪港駅からも1997年12月18日大阪港トランスポートシステムテクノポート線が開業し、コスモスクエア駅まで直通運転が開始された。なお、大阪港 - コスモスクエア駅間は2005年7月1日に中央線に編入されている。

2018年4月1日、大阪市交通局の地下鉄事業がOsaka Metroに譲渡されることに伴い、「Osaka Metro中央線」 として再出発した。

前述の通り、大阪府外でOsaka Metroの車両を常時見られるのは中央線だけである[1]

駅一覧[編集]

全駅大阪府に所在。

駅番号 駅名 駅間
キロ
営業
キロ
接続路線 地上/地下 所在地
C09 夢洲駅 - 0.0   地下 大阪市 此花区
C10 コスモスクエア駅 3.2 3.2 Osaka MetroP 南港ポートタウン線(ニュートラム)(P09) 住之江区
この間で大阪港咲洲トンネルを通る  
C11 大阪港駅
天保山
2.4 6.6   地上区間 港区
C12 朝潮橋駅 1.5 7.1  
C13 弁天町駅 1.6 8.7 JR西日本O 大阪環状線(JR-O15)
C14 九条駅 1.3 10.0 阪神電気鉄道HS 阪神なんば線(HS 44) 西区
C15 阿波座駅 1.5 11.5 Osaka Metro:S 千日前線(S13) 地下区間
C16 本町駅
船場西
1.1 12.6 Osaka Metro:M 御堂筋線(M18) ・Y 四つ橋線(Y13) 中央区
C17 堺筋本町駅
船場
0.7 13.3 Osaka Metro:K 堺筋線(K15)
C18 谷町四丁目駅 1.0 14.0 Osaka Metro:T 谷町線(T23)
C19 森ノ宮駅 1.3 15.3 Osaka Metro:N 長堀鶴見緑地線(N20)
JR西日本:O 大阪環状線(JR-O06)
C20 緑橋駅 1.2 16.5 Osaka Metro:I 今里筋線(I20) 東成区
C21 深江橋駅 1.1 17.6  
C22 高井田駅 1.4 19.0 JR西日本:F おおさか東線高井田中央駅(JR-F09) 東大阪市
C23 長田駅 1.8 20.8 近畿日本鉄道C けいはんな線
学研奈良登美ヶ丘駅まで直通運転)

将来[編集]

  • 2025年の大阪万博に合わせて輸送力増強と夢洲への延伸が行われる予定。
  • 森ノ宮検車場の施設の一部を解体して新駅の建設が予定されている。

脚注[編集]

  1. 同じく大阪府外まで定期の直通列車がある路線に堺筋線があるが、こちらはOsaka Metroの車両は高槻市駅までしか乗り入れない。ただしOsaka Metroの車両が臨時列車で嵐山駅まで乗り入れたことはある。
M 御堂筋線 - T 谷町線 - Y 四つ橋線 - C 中央線ゆめはんな - S 千日前線 - K 堺筋線 - N 長堀鶴見緑地線 - I 今里筋線 - P 南港ポートタウン線(ニュートラム)
相互直通路線 北大阪急行電鉄南北線 - 近鉄けいはんな線(ゆめはんな) - 阪急千里線 - 阪急京都本線
計画線・未成線 敷津長吉線 - 西梅田・十三連絡線 - 北港テクノポート線