代々木八幡駅
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代々木八幡駅 (よよぎはちまんえき) は、東京都渋谷区代々木にある小田急線の駅である。
概要[編集]
代々木八幡駅は急カーブの途中にある。代々木八幡宮や代々木公園の最寄り駅。1945年(昭和20年)5月20日の「山の手大空襲」により駅舎が被災した。2019年3月16日に駅舎は改築された[1]。小田急線の途中駅として初めてホームドアが設置された。駅舎は急カーブ区間にあることから、乗降時の転落を防ぐ可動ステップが設置された。
地下鉄代々木公園駅がほぼ真下にあり、乗換に使うこともできる。しかし、代々木上原駅乗換と比べてメリットはほぼ無い。
なお本来、代々木という地名は代々木八幡駅周辺のものである。代々木駅は代々木の北外れにあたり、本来の代々木の中心地からは遠い。
のりば[編集]
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | OH 小田原線 | 下り | 小田原・唐木田・片瀬江ノ島方面 |
2 | 上り | 新宿方面 |
諸元[編集]
- 名称:代々木八幡駅
- 開業:1927年4月1日
- 乗降人員(1日平均):20,386人
- 所在地:東京都渋谷区代々木5-6-1
- 駅構内設備:エレベーター、エスカレーター、トイレ、AED、おむつ替え設備
- 改札外設備:横浜銀行ATM(北口臨時改札横 - 北口臨時改札横、
代々木八幡駅の歴史[編集]
1927年(昭和2年)4月1日に開業した。駅名は駅北側の代々木八幡宮から取られた。参宮橋から南下した電車は、半径200mの急カーブに遭遇する。通過列車では時速45kmに制限される。代々木八幡宮と代々木練兵場を避けるため、急カーブが生まれたと言われる[2]。
急勾配[編集]
環状六号線を過ぎる付近から代々木上原に向かう上り勾配は1000分の27となり、小田急線では最も急勾配である。日本の鉄道では、勾配をできるだけ1000分の25以内に収めるよう設計されているが、この勾配は例外である[3]。
春の小川[編集]
「春の小川」は大正時代、渋谷川の支川である「河骨川」をモデルとし高野辰之が作詞した[2]。小田急線代々木八幡駅付近に「春の小川」[4]の歌碑がある[5]。代々木八幡駅の北口から400メートル、徒歩約5分である。なお高野辰之は、東京府豊多摩郡代々幡村(現渋谷区代々木3-3)に明治42年から居を構えていた。
隣の駅[編集]
近隣施設[編集]
- 代々木八幡宮
- 代々木公園
- NHK放送センター
- 渋谷区立富ヶ谷図書館
- 電気安全環境研究所
- 駐日ベトナム大使館
- 在日ベトナム大使館労働管理部
- 福泉寺
- 庚申塔
- 代々木八幡遺跡
- 春の小川歌碑
- 劇団青年座
- HAKUJYU HALL
参考文献[編集]
- ↑ 小田急線の代々木八幡駅が一新!乗りものニュース、2019年3月6日
- ↑ a b 伊藤桃(2019)『小田急全駅ものがたり』シンコーミュージックエンターテイメント
- ↑ 加藤和雄(1993)『小田急よもやま話』多摩川新聞社
- ↑ 昭和22年文部省音楽教科書『三年生の音楽』歌詞
- ↑ 渋谷歴史散歩 No.2 春の小川記念碑 “散歩が生み出した歌”『春の小川』の舞台シブヤ散歩新聞、2017年4月6日
外部リンク[編集]
OH 小田急小田原線の駅一覧 |