相武台前駅
相武台前駅 (そうぶだいまええき) とは、神奈川県座間市相武台にある小田急線の駅である。
概要[編集]
座間市の中心との交通が充実し、市役所や図書館等の施設も相武台前駅が最寄りとなっているため、実質的に当駅が座間市の中心駅とされている。
駅構造は島式ホーム2面4線。なお、急行停車駅以外でこのような配線をしているのは当駅のみとなっている。
また、当駅の南側には相武台工場を系譜とする電留線が設けられており、夜間を中心に多数の車両が留置されている。
その関係上、現在もなお上り方面のみ当駅始発の各駅停車が設けられている。過去には深夜帯に当駅止まりの列車も設定されていた。
のりば[編集]
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | OH 小田原線 | 下り | 海老名・小田原・箱根湯本方面 |
3・4 | 上り | 町田・新宿・C 千代田線方面 |
歴史[編集]
- 1927年 - 座間駅として開業。
- 1937年 - 駅名を士官学校前に改称。
- 1941年 - 軍機密上の都合により、現駅名に改称。
- 2013年 相武台前駅併設の駅ビルが建て替えられる。
- 2018年 通勤準急が再設定され、当駅も停車駅となる。また、当駅終着列車が海老名行きに変更されたため、消滅する。
駅構造[編集]
島式ホーム2面4線を所有する橋上駅舎である。駅の北側には駅ビルが併設されている。
駅ビルは2013年に建て替えられた。
待合室は上りホームのみにある。
また、駅の南側には相武台工場を系譜とする電留線が設けられており、夜間を中心に複数の留置が実施される。
なお、東京メトロ千代田線の16000系電車の留置も一本設定されている。
その他にも、夜間には1番ホームと4番ホームにそれぞれ10両編成の留置が行われる。
停車列車[編集]
現在は各駅停車・準急・通勤準急の停車駅となっている。但し、ダイヤ乱れ等で急行が停車することも稀にある。 直近では2021/10/16に発生した人身事故の影響で、下り方面の急行小田原行き(一本)が当駅に臨時停車した。
過去には区間準急・さらに一部の急行も停車していた。
なお、上り方面の各駅停車の中には当駅始発の列車も運行されている。
以前は下り方面から当駅終着の列車も設定されていたが、現在は海老名行きに変更になり消滅した。
しかし、輸送障害が発生すると現在も相武台前折り返しが設定される。
バス路線[編集]
座間市には座間駅と当駅の二つの鉄道駅があるが、当駅はバス路線が充実している。
座間市の事実上の中心駅ということもあり、多方面にバス路線が運行されている。
以下は北口ロータリーから出る路線
- 一番乗り場(神奈川中央交通東大和営業所担当路線)
- 台12:南林間駅行き
- 台04:座間四ツ谷行き
- 綾76:さがみ野駅北口行き
- (※昔は相鉄バスと共管だったため、この系統のみ相鉄バスの系統付番方法が引き継がれている。)
- 海10:海老名駅東口行き
- 二番乗り場(神奈川中央交通東・相模原営業所担当)
- 台13:北里大学・北里大学病院行き
- 相27:北里大学・北里大学病院経由相模原駅南口行き
- 台01:相武台団地循環
- 台01:保育園前行き(夜に一本のみ)
- 系統番号なし:峰山霊園行き(お彼岸・お盆の時のみ運行、無料)
- 三番乗り場(神奈川中央交通東・相模原営業所担当)
- 台02:相武台グリーンパーク行き
- 四番乗り場(神奈川中央交通東・相模原営業所担当)
- 台06:相武台下駅経由磯部行き
- 台14:原当麻駅行き
以下は相武台前駅南口を通る路線
- 綾76:さがみ野駅北口行き
- 綾76:相武台前駅行き
以下は相武台前駅(南口ローソン前)を通る路線
- 座間市コミュニティバス
- (緑ケ丘経由)小松原・相模が丘循環右回りコース
- (栗原小池経由)小松原・相模が丘循環左回りコース
また、座間総合病院への無料送迎バスも当駅から運行されている。
隣の駅[編集]
- □通勤準急(平日朝ラッシュ上り方向のみ、登戸まで各駅に停車)
- ◼︎準急(平日夜下り方向のみ)
小田急相模原駅→相武台前駅→座間駅
- ◼︎各駅停車
小田急相模原駅-相武台前駅-座間駅
所在地[編集]
- 神奈川県座間市相武台1-33-1
外部リンク[編集]
OH 小田急小田原線の駅一覧 |