はまなす (列車)
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| はまなす HAMANASU | |
|---|---|
 | |
| 札幌で発車を待つはまなす。 | |
| 概要 | |
| 種別 | 急行 |
| 運行開始 | 1988年 |
| 運行終了 | 2016年 |
| 運行事業者 | JR東日本 JR北海道 |
| 路線 | |
| 走行路線 | 津軽線 海峡線 江差線 室蘭本線 千歳線 |
| 起点 | 青森駅 |
| 終点 | 札幌駅 |
| その他 | |
| 使用車両 | 国鉄24系客車 国鉄14系客車 |
| 両数 | 7両(2008年から、増結無) |
はまなすとは、かつてJR北海道およびJR東日本が運行していた夜行急行列車の愛称である。
概要[編集]
名称は北海道から本州沿岸に植生する植物界種子植物門被子植物亜門双子葉植物綱バラ科の植物から。
1988年の青函トンネル開通に伴い新設された。運行距離が比較的短いため、急行となった。
青函トンネル開通前まで青森駅、函館駅を午前0時台に出航する青函連絡船夜行便があり、それらの事実上の代替として設定。津軽線は開業以来初めて、江差線は1980年のローカル急行廃止以来の急行設定だった。
2012年にきたぐにが廃止されたため、最後の定期急行となった。当初は座席車のみであったが、1991年からはB寝台車が2両連結された。その後もカーペットカー、ドリームカーなどが加わり、豊かな編成となっていった。廃止は2016年。
青森駅で盛岡駅、大阪駅と結ぶ特別急行列車との接続を行ったほか、青森・札幌という両道県都を結ぶ夜行列車としての役割を担っていたが、苫小牧方面から札幌への早朝便、札幌から苫小牧方面への深夜便としての役割もあった。
編成表(2008年〜2016年・増結なし)[編集]
| 号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 形式 | スハネフ14 | オハネ24 | スハフ14 | オハ14 | オハ14 | オハ14 | スハフ14 |
| 設備 | B寝台 | B寝台 | 自由席 | 指定席 (カーペットカー) |
指定席 (ドリームカー) |
指定席 (ドリームカー) |
自由席 |
類似列車[編集]
- 夜行急行列車｢すずらん｣ - 昭和55年10月1日日本国有鉄道ダイヤ改正まで運行されていた函館駅と札幌駅を結ぶ列車。
- 函館 - 札幌間夜行普通列車 (荷物列車に旅客車を連結した列車) - 1986年（昭和61年）11月1日日本国有鉄道ダイヤ改正まで運行。前述の急行「すずらん」の後継と言えなくもないが、夜行すずらん定期運行廃止後も荷物車 (鉄道車両)を連結していた。
- 夜行快速「ミッドナイト」- 青函トンネル開業後に、函館駅を宵の中で発着する「はまなす」と並行して函館 - 札幌間で設定していた。多客期は座席車を連結して東室蘭などの途中駅で乗降扱いしていた。
その他[編集]
本列車は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅に乗り入れたことは無く、大洗鹿島線では当列車とは全く別の快速列車「マリンライナーはまなす」がかつて運行されていた。
関連項目[編集]
☆彡夜行列車☆彡 |