ムーンライトえちご

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ムーンライトえちご
種別快速
運行事業者JR東日本
走行路線山手線
高崎線
上越線
信越本線
起点駅新宿駅
終着駅村上駅
新潟駅
使用車両14系
165系
183系
485系
運行開始年1987年
廃止年2014年(実質最終運転)

ムーンライトえちごとは、JR東日本が運行していた夜行普通列車の愛称である。1996年まではムーンライトを名乗っていた。

概要[編集]

上越線では古くから夜行普通列車や「佐渡」などの夜行急行が運転され、特に普通列車は夜行往来だけでなく、谷川連峰などの登山客にも人気だったが、昭和60年3月14日日本国有鉄道ダイヤ改正によって733M列車(上野駅〜長岡駅)が廃止され、消滅した。

しかし、上越新幹線への転移が意外と進まず、その後関越自動車道運行の夜行バスが盛況になってくると、これらに対抗する安価な夜行列車を模索する必要が出てきた。こうして1987年、JR東日本は臨時列車「ムーンライト」を新宿駅村上駅で登場させた。快速列車のため、指定席料金のみで乗車できることから格安旅行者に重宝された。翌年定期化された。専用塗色、設備の国鉄165系電車が使用された。特に18きっぱーにとってはホテル代を節約できるありがたい存在であった。[1]

人気の列車であったが、2018年春以降設定がなく、実質廃止状態である。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. 青森駅〜首都圏(日本海側経由)を普通列車で移動する場合、1日以内では到達不可能なため。


東日本旅客鉄道 ムーンライトえちご - ムーンライト信州 - ムーンライト仙台 - ムーンライト東京 - ムーンライト松島 - ムーンライト横浜 - ムーンライトながら×
東海旅客鉄道 ムーンライトながら×
西日本旅客鉄道 ムーンライト八重垣 - ムーンライト山陽 - ムーンライト九州 - ムーンライト松山 - ムーンライト高知
四国旅客鉄道 ムーンライト松山 - ムーンライト高知
九州旅客鉄道 ムーンライト九州
×は廃止された列車、は廃止発表がないが現在運行されておらず事実上廃止状態の列車
☆彡夜行列車☆彡
車両
国鉄型車両 旧型客車 - 国鉄20系客車 - 国鉄583系電車 - 国鉄14系客車 - 国鉄24系客車
JR車両 JR東日本E26系客車 - JR西日本・東海285系電車
東京口
特急
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急行
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上野対東北 天の川 - 新星 - 十和田 - 八甲田 - 津軽 - いわて - あづまばんだい
上野対信州・北陸 越前 - 能登 - 妙高
上野対新潟 佐渡
新宿対甲信 アルプス
臨時 シュプール - 尾瀬
快速・普通
東京対大垣 ムーンライトながら - 大垣夜行
新宿対甲信越 ムーンライト信州 - ムーンライトえちご - 山岳夜行 - 上越夜行
京阪・岡山口
特急
京阪・岡山対九州 あかつき - 安芸 - 月光 - なは - 彗星 - 明星
京阪対北陸・北海道 日本海 - トワイライトエクスプレス - つるぎ
急行
京阪対山陰 だいせん
京阪対北陸・長野 きたぐに - 立山 - ちくま
京阪対山陽・九州 雲仙 - 西海 - くにさき - 天草 - 屋久島 - 音戸
京阪神対四国連絡 鷲羽
臨時 シュプール - くろよん - アルペン
快速・普通
大阪対紀伊・名古屋 はやたま
京都対山陰 山陰
臨時 ムーンライト九州 - ムーンライト山陽 - ムーンライト八重垣
名古屋口
特急
名古屋対九州 金星
急行
名古屋対九州 阿蘇
名古屋対信州 きそ
名古屋対高山・北陸 のりくら
名古屋発紀伊方面 紀州
臨時 シュプール
快速
臨時 名古屋発紀伊方面 スターライト
陰陽連絡急行 ちどり
四国内急行 うわじま/いよ
九州口
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快速・普通 ながさき
北海道
特急・急行 はまなす - まりも - 利尻 - 大雪
快速・普通 からまつ - ミッドナイト