はやぶさ (新幹線)
はやぶさ Hayabusa | |
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概要 | |
種別 | 特別急行(新幹線) |
運行開始 | 2011年 |
運行事業者 | JR東日本・JR北海道 |
路線 | |
走行路線 | 東北新幹線・北海道新幹線 |
起点 | 東京駅・仙台駅 |
終点 | 仙台駅・盛岡駅 新青森駅・新函館北斗駅 |
その他 | |
使用車両 | E5系・E6系・H5系 |
両数 | 10両 |
はやぶさとは、東日本旅客鉄道と北海道旅客鉄道が東北新幹線・北海道新幹線で運行している列車。
概要[編集]
E5系の登場や東北新幹線の新青森延伸により従来の看板列車、はやて号の後継の列車として2011年3月5日から運行開始した列車。
停車駅などは従来の「はやて」と同じだが、はやぶさは宇都宮駅~盛岡駅の間で山陽新幹線に続いて2路線目の300km/h(当時は320km/h運転を行ってない)運転を開始した。 しかし、運行開始から1週間も経ってない3月11日に発生した東日本大震災により東北新幹線が運転見合わせとなったため運行開始早々長期間運休となった。
運行開始当初は東京~上野~大宮~仙台~盛岡~八戸~新青森の現在での準速達または準速達の停車駅からさらに上野と八戸を通過する最速達タイプが多かったが、はやて号を全て置き換えた現在は仙台以北各駅停車なども存在する。
秋田新幹線こまち号との併結は、2013年にE6系の登場でスーパーこまち(秋田新幹線がE6系に統一されたときスーパーが名称から外された)とのみ併結を行い、300km/h運転に対応していないE3系を併結する列車は、東北新幹線側がE5系でも、はやて号として運転された。 そして同年のダイヤ改正でスーパーこまちと併結しないはやぶさ号で国内最速となる320km/h運転が開始され、東京駅と新青森駅を最速2時間59分で結ぶようになった。
翌年、E6系の増備により、こまち号と連結するはやて号は全てはやぶさ号に置き換わった。 2016年の北海道新幹線開業時、一部のはやぶさ号が新函館北斗駅まで乗り入れるようになり、東京駅と新函館北斗駅を最速4時間2分で結ぶようになった。 その後青函トンネル内の最高速度が140km/hから160km/hに上がったことにより、最速列車は同区間で4時間切りを達成した。
運行形態[編集]
仙台駅~新函館北斗駅間での運行となる95号、96号を除いた全ての定期列車が東京駅発着。 仙台駅~盛岡駅を各駅に停車する列車も含め大宮駅と仙台駅の間は全列車がノンストップ。
現在は1日28往復(定期列車のみ)が運転されていて、仙台駅~新函館北斗駅の1往復、東京駅~盛岡駅の6往復、東京駅~仙台駅の2往復を除いた全列車が東京駅から少なくとも新青森駅まで運転している。
また、はやぶさ15号仙台行きは、東京駅で折り返しはやぶさ15号となるはやぶさ6号が臨時化されたため、こまち6号として運転したE6系単独での運転となる。 東北新幹線内でE6系単独の運転が行われるのはこまち6号とはやぶさ15号のみ。
3号や20号など一部定期列車としては欠番となってる号数があるが、過去に定期列車として運転されていたのが現在は臨時列車となっている列車。 2022年のダイヤ改正では準定期列車が登場する。
車両[編集]
全列車がE5系またはH5系を使用している。 一部列車はE6系が連結している17両編成。 320km運転ができない車両がはやぶさ号に入ることは有り得ないため、E2系やE3系で大宮駅~仙台駅ノンストップの臨時列車が設定されるときは、列車名が「はやて」となる。
全列車でアテンダントによるサービスありのグランクラスを設定していて、仙台駅発着列車含め全列車が全車指定席。
ただし、仙台駅~盛岡駅で途中駅に1駅でも停車する列車は、自由席特急券で普通車指定席の空席に座れる特例や、盛岡駅以北では自由席を設定する列車が無いため、指定席特急券から座席指定料金を引いた特定特急券が発売している。 特定特急券は普通車の空席を利用できる。 1つ目の特例は8号、19号、95号、96号、101号~112号と当該区間で途中駅に1つでも停車する臨時列車に適用される。
停車駅[編集]
停車パターンが多すぎるので、3パターンのみ載せる。 括弧の中は一部停車。
- 速達型
- 東京駅-(上野駅)-大宮駅-仙台駅-盛岡駅-(八戸駅)-新青森駅-新函館北斗駅
- 基本型
- 東京駅-上野駅-大宮駅-仙台駅-盛岡駅-(いわて沼宮内駅)-二戸駅-八戸駅-(七戸十和田駅)-新青森駅-(奥津軽いまべつ駅)-(木古内駅)-新函館北斗駅
- 盛岡駅発着
- 東京駅-上野駅-大宮駅-仙台駅-古川駅-くりこま高原駅-一ノ関駅-水沢江刺駅-北上駅-新花巻駅-盛岡駅
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
北海道旅客鉄道の優等列車 |