お客様と店の間に〜それぞれの物語

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お客様と店の間に〜それぞれの物語(おきゃくさまとみせのあいだに〜それぞれのものがたり)は、パナソニックショップのプロモーション活動のひとつ。

概要[編集]

  • これは(東日本大震災復興支援活動の一環として)2012年6月より開始された「国内各地のSPS認定店エピソード集」で、SPS各店販売活動の様子をSPSサイト内・パナソニック特選品カタログ裏表紙・書籍・パナソニックCMでそれぞれ紹介している。
  • もともとパナソニックショップには(その後継者養成学校「松下幸之助商学院」のOB組織である)「明徳会」が国内72地区に分かれて結成されており、2代目・3代目以降としてパナソニックショップを先代より継いだ卒業生(国内各地のパナソニック系列店仲間)が常に情報交換を行っている。当コーナー「お客様と店の間に〜それぞれの物語」はその発展版として、国内各地のSPS認定店が独自に行っている「お客様のための取り組み」がHPなどを通じて誰でも(パナソニックグループ関係者以外の第三者も)学べる仕組みになっている[1]。このためパナソニックショップ各店は(その内容をHPなどで見て学ぶ事で)互いに切磋琢磨でき、サービス・技能・おもてなし力の向上に役立っている。[2]
  • 2015年4月1日よりパナソニックHPリニューアルに伴い、当コーナー掲載店は(これまでの掲載順検索のみならず)地域別にも検索出来るようになった。なお当コーナーの取材申し込み可能店舗はSPS認定店に限られており、SPS非認定店へは取材許可が下りない。また当該地区を担当するPCMC各支社の営業担当人員には限りがあることから、SPS認定各店への取材&当コーナー新規掲載は地区ごとに数か月〜数年の周期に分け、1〜2か月から1年に数店のペースで行われている(必ずしも「取材申し込みを受けた先着順の掲載」になるとは限らず、当コーナー掲載申し込み受付から取材本番まで数ヶ月に及ぶ順番待ちとなるケースもある)。
  • 登場店によっては当該店の従業員のみならず(取材&掲載許可が下りた)顧客のエピソードも取り上げる場合がある(掲載許可が得られた場合に限り取材先顧客の実名・顔写真も掲載)。さらに2016年以降は、「松下幸之助商学院」の授業に組み込まれている「系列店における実地研修」の様子と商学院で学んでいるパナソニックショップ後継候補生の声も当コーナーで紹介され始めている。ただし実地研修時における配属先は、必ずしも当該店後継候補生の地元にある店舗になるとは限らない。
  • 2015年10月8日からは当コーナー本編に登場している全SPS店の正式店名・住所などが各エピソードの下部に表示され、右側にある「店舗詳細」アイコンをクリックすれば当該店の詳細情報(お役立ちメニュー)へ直接行けるようになった。
  • エピソードに登場した一部店舗はパナソニックCM及び新聞広告「パナソニックショップ編」にも登場している(CM料金はパナソニックとその系列各社が全額負担しているので、SPS各店が個別にCM料金を自己負担する必要はない[3])。
  • 沖縄県はじめ離島に所在・及び本土所在店でも近隣にある離島を当該店商圏(営業区域)に含む店舗は、パナソニックCM「パナソニックショップ・島のでんきやさんから」にて紹介されている。
  • 当コーナーに登場している店舗の大半は「2代目・3代目以降として当該店経営を先代より継いだ若手従業員(当該店創業者の子息・孫)とその家族」を主役に据えて紹介しており、SPSへ認定される最低(必須)条件である「後継者がいる」旨に重きを置いたエピソード内容となっている。なお(本店経営者や当該店社長の配偶者・子息・孫・兄妹・従業員が切り盛りする形で)別地域へ支店を展開している店舗の場合、必ずしも本店・支店両方が当コーナーに揃って登場するとは限らず、(本店・支店)いずれか一方のみの登場となる場合もある(本店・支店が揃って当コーナーに登場する場合でも、当該店取材は本店と支店とで別々の期日となることが多い)。こうした効果から当コーナー登場店の中で「SPS及びN&Eハウス認定が取り消されたり廃業した店舗」は(当コーナー開始以来)今まで一つも出ておらず、むしろ「当コーナー取材当時はN&Eハウス未認定だった店舗がのちに業績(売り上げ)を伸ばし(パナソニック製品の販売&施工実績がN&Eハウス認定基準を満たし、かつ所轄PCMC支社より示された『N&Eハウスへの昇格条件』に同意署名し)てN&Eハウスへ新規認定」される例が徐々に増えている。
  • 2016年2月23日よりSPSサイトはトップページがリニューアルされ、当コーナー本編に登場したSPS認定店若手従業員の声(「電器店という仕事を志したきっかけ」・「地域電器店という仕事のやりがい」など)を一問一答形式で紹介している。
  • 当コーナー登場店のうち35のエピソードを紹介している単行本第2弾「ニッポンの明かりのような店」では、業界初の試みとして「松下幸之助商学院におけるパナソニックショップ後継者育成授業の様子と(同校で学んでいる)パナソニックショップ後継候補生の声」も巻末で紹介している。
  • 各地区ごとに結成されたローカルSPSチェーン加盟などに伴い、店名及び経営者(代表取締役社長)が当コーナー登場当時とは変わっている店舗もある(登場した当時の社長がのちに経営権を子息の代=2代目以降に譲り、自身は代表権の無い「取締役会長」へ退く場合あり)。
  • パナソニックはSPS公式ソング「パナソニックのお店です」を発表(作詞・作曲:石田雄一、歌:高岡洋子)。曲はYoutube「チャンネルパナソニック」及びSPSサイト内で試聴可能(参照サイト:パナソニックの店のうたができました)。
  • 全国のSPS各店エピソードはその後もSPSサイト上へ順次不定期で追加掲載されており、掲載店数は2018年4月現在(全国SPS認定7千店中)、北は北海道から南は沖縄県まで39道府県・87店87項目にまで増えている(うち71店は「N&Eハウス」認定店。「東北の電器屋さんから」ダイジェスト版・パナソニックCM「パナソニックショップ編」・「我が家も街のでんきやさんでリフォーム」・「街の電器屋さん従業員募集」・「松下幸之助商学院を卒業し活躍する先輩たち」項にのみ登場している店舗を含めると国内40道府県・100店100項目、うち81店は「N&Eハウス」認定店)。2014年5月には、そのうち32店のエピソードがPHP研究所より「街の元気屋さん〜心がほろっと温まる“街のでんきやさん”の話」と題して単行本化[4]。その後2016年5月10日には第2弾(続編)となる書籍「ニッポンの明かりのような店」が発売(PHP研究所刊。街を元気にするプロジェクト著。1,200円+税)。

登場店一覧[編集]

※「☆」印は書籍「街の元気屋さん〜心がほろっと温まる"街のでんきやさん"の話」にも、「▲」印は書籍「ニッポンの明かりのような店」にもそれぞれ登場している店舗を示す。

北海道・東北地方[編集]

北海道[編集]

青森県[編集]

岩手県[編集]

宮城県[編集]

秋田県[編集]

山形県[編集]

福島県[編集]

関東地方[編集]

茨城県[編集]

群馬県[編集]

埼玉県[編集]

千葉県[編集]

神奈川県[編集]

甲信越・北陸地方・東海地方[編集]

新潟県[編集]

富山県[編集]

石川県[編集]

長野県[編集]

山梨県[編集]

静岡県[編集]

愛知県[編集]

岐阜県[編集]

三重県[編集]

近畿地方[編集]

滋賀県[編集]

京都府[編集]

奈良県[編集]

和歌山県[編集]

大阪府[編集]

兵庫県[編集]

中国地方・四国地方[編集]

鳥取県[編集]

岡山県[編集]

広島県[編集]

山口県[編集]

徳島県[編集]

香川県[編集]

愛媛県[編集]

九州地方・沖縄県[編集]

福岡県[編集]

佐賀県[編集]

長崎県[編集]

熊本県[編集]

宮崎県[編集]

沖縄県[編集]

「東北の電器屋さんから」ダイジェスト版登場店一覧[編集]

■東日本大震災で甚大な津波被害を受けた岩手・宮城・福島3県については、「お客様と店の間に〜それぞれの物語」本編に登場しているSPS店以外の津波被災店舗を「東北の電器屋さんから〜街の元気屋になる」項においてダイジェスト版という形で紹介している(但しこちらも掲載店はSPS認定店のみで、SPS非認定店の被災状況&近況は非掲載)。

岩手県(2店)[編集]

  • ウィンベルいわま」(宮古市。津波で全壊したが、翌2012年に被災前とほぼ同じ場所へ店舗を自力再建)
  • S・P・Gフモト」(大船渡市、「N&Eハウス」認定店=被災前の旧店舗時代&被災後にプレハブ商店街内の仮店舗で営業していた当時はN&Eハウス未認定、現在地へ移転新築後に岩手県内22番目・大船渡市内&大船渡警察署管内初のN&Eハウスとして新規認定。市内大船渡町字茶屋前地区にあった旧店舗は津波で全壊し、プレハブの「おおふなと夢商店街」内にて仮店舗という形で営業。その後2013年に仮設店舗のあった場所から約300m西側の国道45号沿い「大船渡市大船渡町字明神前地区」へ新築移転し、同年発足した岩手県南地区SPSチェーン「S・P・G=本部奥州市S・P・G奥州本店』」へも加盟。「N&Eハウス S・P・Gフモト」として新装開店し現在に至る。参照記事:「株式会社S・P・G 加盟店紹介『S・P・Gフモト』」」)

宮城県(3店)[編集]

福島県(1店)[編集]

コーナー登場店なし地区[編集]

  • 逆に「お客様と店の間に〜それぞれの物語」項・パナソニックCM「パナソニックショップ編」に登場しているSPS認定店が一つも無い地区は2018年4月現在、下記7都県ある(関東・北陸・中国・四国・九州の各都県に未登場店地区が集中。逆に北海道・東北・甲信越・東海・近畿は全道府県SPS認定店が最低1店以上登場)。

栃木県[編集]

東京都[編集]

福井県[編集]

島根県[編集]

高知県[編集]

大分県[編集]

鹿児島県[編集]

脚注[編集]

  1. 但し各地区の「明徳会」と「(各都道府県ごとに組織されている)パナソニックショップ会」の会長は必ずしも同一店舗の店主が兼務するとは限らず、「明徳会」と「パナソニックショップ会」の会長所属店舗がそれぞれ異なっている地区も多い。
  2. 運良くパナソニックショップへ鞍替え出来た店舗であっても、売り上げ増及び顧客の新規開拓・サービス&おもてなし力向上への努力・後継者育成を自らの意志で長期にわたり継続出来なければ(前メーカー系列店時代同様に)売り上げが落ち込んで廃業に追い込まれ、パナソニックショップへ鞍替えした意味が全くなくなり(看板掛け替え・店舗改装などの各種経費として工面した借金のみが残り)、結局は「元の木阿弥」となってしまう(優良パナソニックショップとして生き残るための道は険しく、とりわけ「SPS」へ新規認定されて「お客様と店の間に〜それぞれの物語」項へも掲載されるには「自ら前向きに努力し後継者も育てる意志をパナソニック関係者へ示す」という自己PRが出来て、かつ有料研修「プロショップ道場」という高いハードルを乗り越えられなければならないから)。
  3. 但しSPS非認定店の中には、広告料を自己負担する形で地元の路線バスへ車体広告を出している店舗もある(PCMCが定めるSPS会員規則は、SPS認定店がCM料金を自己負担する形による当該店広告独自掲示活動を原則として認めていない=SPS認定店が独自に広告掲示活動可能な媒体は「タウンページ」などの電話帳のみ。TV・ラジオ・雑誌など外部報道媒体(マスコミ)各社によるSPS認定各店の取材は事前に最寄りPCMC支社の許可を取る必要があり、取材本番時はPCMC各支社営業スタッフ同伴となる場合もある)。
  4. 岩手宮城福島3県にあるSPS各店エピソードについては(震災復興支援活動の一環として)他県SPS項目より分離し、「(東日本大震災)被災地の皆さんと共に頑張るでんきやさんの話」という独立項を設けて掲載(SPSサイト上でも「東北のでんきやさんから」項で岩手・宮城・福島3県にあるSPS各店の活動を紹介)。
  5. 2014年6月に「パナデン北光(北光電機株式会社)一戸店」が岩手県内24番目・一戸町内初・二戸警察署管内2番目となる、2015年6月に「パナックちだ(有限会社千田中央電器)」が岩手県内25番目・盛岡市内2番目・盛岡東警察署管内初となる、同年9月に「有限会社電化ライフヨシダ紫波古館支店」が岩手県内26番目・紫波町内2番目・紫波警察署管内3番目(2015年当時)となる、2016年2月に「でんきのSGさいとう中の橋店」が岩手県内27番目・盛岡市内3番目・盛岡東警察署管内2番目となる、同年3月に「パナデンまいさわ」が岩手県内28番目・二戸市内2番目・二戸警察署管内4番目となる、「パナデンいなば」が岩手県内29番目・一戸町内2番目・二戸警察署管内5番目となる、「でんきのSG藤沢店」が岩手県内30番目・一関市内2番目・千厩警察署管内初となる、同年9月に「千葉商会」が岩手県内31番目・一関市内3番目・一関警察署管内2番目となる、同年10月に「株式会社照井電機」が岩手県内32番目・花巻市内&花巻警察署管内5番目となる、同年12月に「でんきのSG千厩店」が岩手県内33番目・一関市内4番目・千厩警察署管内2番目となる、2017年2月に「パナデンメルシー」が岩手県内34番目・二戸市内3番目・二戸警察署管内6番目となる「N&Eハウス」へそれぞれ新規認定された(「パナデン北光」は雫石町で創業したが、雫石本店は2017年9月限りで閉店し一戸店へ統合。これに伴い雫石町内のSPSは三洋電機系列店「スマイるNo.1ショップ」より転換した「でんきのSG雫石店(有限会社細川電器)」のみとなった。2018年3月現在、雫石町内及び盛岡西警察署管内にN&Eハウス認定店は無し)。なお2014年5月に岩手県内21番目・盛岡市内初のN&Eハウスへ新規認定された「有限会社電化ライフヨシダ盛岡本店」がある盛岡市・旧都南村域は2016年3月31日まで紫波警察署管轄だったが、翌4月1日より盛岡東警察署管轄へと変更(認定当時は「盛岡市内初・紫波警察署管内2番目」だった)。これにより、紫波警察署管内にあるSPS認定店は「有限会社電化ライフヨシダ紫波古館支店」と「S・P・Gすずけい(有限会社鈴敬電器商会。2012年4月1日付で当時の『TVハウス』より『紫波町内&紫波警察署管内初のN&Eハウス』へ衣替え)」・2017年4月1日付でパナソニックショップサイトへ新規掲載された「田口無線電気商会上平沢本店」の3店舗となった。
  6. 当コーナーにはまだ登場していないが、宮古市のN&Eハウス認定店「電気シマザキの店」も旧店舗が津波で全壊し仮設店舗で営業している(津波で被災した「岩手明徳会」及び「岩手県パナソニックショップ会」加盟店は「電気シマザキの店」・「ウィンベルいわま」・「有限会社川村電気商会」・「S・P・Gフモト」の4店舗。このうち自力で新店舗の再建を果たせたのは2018年3月現在「ウィンベルいわま」・「S・P・Gフモト」の2店舗のみ)。
  7. 当コーナーにはまだ登場していないものの、白石市「ミヤデン三栄」がパナソニックショップラジオCM「2017年を締めくくる挨拶と2018年に向けた抱負を語る編」に登場した。
  8. 気仙沼市中心部にあるSPS認定3店は全て津波で被災。自力再建を果たせたのは1店のみで残り2店はプレハブ仮設店舗で営業している(2018年3月現在)。
  9. 当コーナーにはまだ登場していないものの、横浜市鶴見区のN&Eハウス認定店「専電館シンコウ」が書籍「松下電器の経営改革(有斐閣発行・3,400円+税)」126頁に登場している(取材当時の店名は「パナステーションシンコウ」)。
  10. 当コーナーにはまだ登場していないものの、河内長野市のN&Eハウス認定店「フラグシップイムタ」がYoutubeにて独自に店舗紹介を行っている(創業当初は三洋電機系列店「スマイるNo.1ショップ」に加盟していたが、「SANYO」商標廃止以前の1997年に現在のパナソニックショップへ衣替え)。
  11. 当コーナーにはまだ登場していないものの、朝来市のN&Eハウス認定店「クラップアマノヤ」がN&Eハウス新装開店記念式典の様子をYoutube動画にて公開している。
  12. 当コーナーにはまだ登場していないものの、渋谷区のN&Eハウス認定店「電化のケイオー(株式会社京王電業社)笹塚本店&十号通支店」がパナソニックフェアなど店内イベントの様子をYoutubeにて公開している。(店舗HP:ネットワーク&エコハウス・電化のケイオー=株式会社京王電業社公式サイト
  13. 当コーナーにはまだ登場していないものの、臼杵市のN&Eハウス認定店「でんでん館平成」が書籍「ソニーと松下〜21世紀を生き残るのはどちらだ!(講談社発行・1,800円+税)」93頁〜97頁に登場している(同店の社長・工藤光士は親族が経営する当時のナショナルショップに長年勤めたのち夫婦で独立したが、当初は開店資金が足りず「自宅を仮事務所として用いる無店舗状態」による創業だった。長女の祥代はのちに松下幸之助商学院で学び同店の後継者となった)。

関連項目[編集]