養老町
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養老町(ようろうちょう)は岐阜県の西南部、濃尾平野西の端に位置する。北は不破郡垂井町に接する。東は大垣市に接する。西は養老山地で大垣市に編入された上石津町地域自治区と三重県に接する。南は海津市に接する。1954年(昭和29年)に現在の養老町が成立する[1]。
概要[編集]
西部は養老山地で急峻な地形である。養老の滝の滝をはじめとして多数の滝が存在する。逆に東部は濃尾平野が広がっており揖斐川の支流である、牧田川・津屋川・相川・杭瀬川等が流れる低湿地帯である。このため稲作が盛んである[1]。
続日本紀によれば717年に元正天皇が同地に行幸し、みずから同地の泉をすくって洗うと皮膚が滑らかになる等の効果があったため、年号を養老に改元したと伝えられている[1][2]。聖武天皇も740年に同地を行幸している[1]。
脚注[編集]
出典[編集]
- 竹内理三編集 『角川日本地名大辞典 21岐阜県』 角川書店、1980年9月20日、初版、1197-1206頁。