2023年3月のJR西日本ダイヤ改正

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本ページでは、2023年3月18日実施のJR西日本のダイヤ改正について記述する。

新幹線[編集]

在来線[編集]

近畿[編集]

普通・快速[編集]

  • 大阪駅(うめきたエリア)開業〔仮称:北梅田駅、大阪駅のホーム増設扱い〕。
    おおさか東線が乗り入れたほか、下記のJR淡路駅への直通快速の新規停車でJR淡路駅と大阪駅間の所要時間が4分短縮された。
  • おおさか東線直通快速JR淡路駅に新規停車。
    • 同時に221系の運用に変更。
  • JR奈良線の複線区間増加。城陽以北は完全複線化する。
    複線化によって京都〜宇治間に1往復、宇治〜城陽間に2往復がそれぞれ増発された他、新田〜京都間の普通列車の所要時間が概ね6分、奈良〜京都間の区間快速・快速列車の所要時間が概ね5分[注 1]短縮された。また列車間隔も縮まり城陽〜京都間の区間快速・快速が16〜20分から12分間隔に、普通列車が7〜33分から12〜17分間隔になった。
  • 225系Aシート車を投入し、新快速Aシートの増加。
    従来の2往復から6往復に増発し225系700番台を投入した。
  • 和田岬線から103系が引退。

特急[編集]

  • はるか」、「くろしお」が新規に大阪駅(うめきたエリア)に停車。
    大阪駅に停車することで対関西空港・和歌山駅間の所要時間が短くなり対関空は従来の関空快速からはるかに移り24分短縮され47分となり、対和歌山は従来の紀州路快速からくろしおに移り33分短縮され56分となった。[注 2]
  • 特急「はるか12・47号」が新規に日根野と和泉府中に停車。
    はるかのうち一往復が日根野と和泉府中に停車し大阪・京都方面への利便性が向上した。
  • 大阪駅乗り入れの特急ひだ1往復をHC85系に置き換え。
  • 鳥取駅発着の特急「はまかぜ」の時刻見直し。
    • 特急「はまかぜ1号」は約2時間時刻が繰り上がり、鳥取行になる[注 3]
      このことから、鳥取行「はまかぜ1号」は城崎温泉方面からの鳥取観光列車に軸足を移すと思われる。
    特急「はまかぜ4号」は浜坂以東の時刻はほぼ変わらないが、鳥取発になる。現在鳥取発着の「はまかぜ5、2号」は5号豊岡行、2号城崎温泉発になり、以西での「はまかぜ」の本数は削減となる[注 4]

その他[編集]

  • 日中時間帯の和歌山発箕島・御坊方面行きをそれぞれ0・30分発に統一。また和歌山市行きも45分発に統一。

ご利用状況に合わせて列車の一部見直し[編集]

  • きのくに線
    • 15・16時台の和歌山発箕島行き2往復を湯浅行きに延長。
  • 大和路線和歌山線
    • 大和路快速奈良方面行きの和歌山線高田方面行きの接続時間をなぜか拡大。
  • 琵琶湖線
    • 草津6時27分発の京都行きの運転を取りやめ
  • 山陰線
    • 園部6時ちょうど発の胡麻行きの運転を取りやめ、その復路の胡麻6時48分発の園部行きも取りやめ。
    • 9時〜12時の間において、城崎温泉〜香住間で1往復、豊岡〜香住間で1往復の運転を取りやめ。[2]
    • 16時台の綾部〜福知山間の1往復の運転を取りやめ。
    • 17〜19時台の園部〜胡麻間の2往復の運転を取りやめ。[注 5]
  • 草津線
    • 柘植5時05分発の草津行きを貴生川始発に変更。
    • 柘植6時44分[注 6]の草津行きを貴生川始発に変更。
    • 草津22時13分発の柘植行きを貴生川行きに変更。
    • 草津23時23分発の柘植行きを貴生川行きに変更。
  • 宝塚線福知山線
  • 阪和線
  • きのくに線
    • 10~12 時台の、紀伊田辺~御坊間の1往復の運転を取りやめ。
  • 播但線
    • 和田山5時23分発の寺前行きの運転を取りやめ。
    • 寺前9時45分発の和田山行きの運転を取りやめ。
    • 10~21時台の、姫路~福崎間の3往復[注 12]と、姫路~寺前間の1往復の運転を取りやめ。
  • 赤穂線
    • 概ね11~15時台の、播州赤穂~長船間の2往復の運転を取りやめ。

北陸地区[編集]

2023年3月のJR東海ダイヤ改正#特急ひだ」も参照

  • 朝通勤時に越中八尾 - 速星間で1往復増発

岡山地区[編集]

広島地区[編集]

  • 一部の普通列車を快速みよしライナーに変更しみよしランナーを増発。
  • 三次18時33分発の広島行きを新設。
  • 三次21時48分発の広島行きを狩留家23時18分発の広島行きに変更。三次〜白木山間で広島方面の最終列車繰り上げ。
  • 福山11時26分発の府中行きと府中11時10分発の福山行きの運転をそれぞれ取り止め。
  • 三原18時06分発の広行きを安浦19時15分発の広に変更。
  • 11時20分発の三原行きの運転を取り止め。
  • 18時21分発の糸崎行きを広18時15分発に変更したうえで安浦行きに変更。
  • この他に運転両数や一部時刻の変更、行き先の変更あり。

山陰・山口地区[編集]

  • 山陽線の岩国〜下関間と宇部線の新山口〜宇部間と山陰線の小串〜下関間の列車が終日ワンマン運転に変更。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 前回のダイヤ改正に比べて、工事開始前に比べて3分短縮
  2. 天王寺駅で環状線の列車に乗り換えた場合の時間は5・6分短縮
  3. 臨時特急「かにカニはまかぜ」は、下りは改正前の「はまかぜ1号」とほぼ同時刻で、上りは従前とほぼ同時刻で3月一杯運行される。
  4. このことで、新温泉町の観光関係者から浜坂着最終特急繰り上げの憂慮の意見が新聞報道された[1]が、YouTubeで閑散な鳥取行「はまかぜ5号」のルポがされており、実情とかけ離れた報道と思われる。
  5. 平日
  6. 土休日6時 34 分発
  7. 平日
  8. 平日
  9. 平日
  10. 平日
  11. 平日
  12. 土休日2往復
  13. 土休日のみ
出典

出典[編集]

1980・1990年代 一本列島 - 1988年7月 - 1090年3月 - 1989年7月 - 1990年3月 - 1990年4月 - 1991年3月 - 1991年9月 - 1992年3月 - 1993年3月 - 1994年3月 - 1994年6月 - 1994年9月 - 1994年12月 - 1995年4月 - 1995年9月 - 1996年3月 - 1997年3月 - 1997年11月 - 1998年3月 - 1998年10月 - 1999年5月 - 1999年10月
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