国鉄401系電車・国鉄421系電車
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国鉄401系電車・国鉄421系電車(こくてつ401けいでんしゃ・こくてつ421けいでんしゃ)とは、日本国有鉄道が設計・開発した交直流近郊形電車である。国鉄近郊形最初の形式である。
概要[編集]
401系は交流50Hz用、421系は交流60Hz用。前面は153系とほぼ同じスタイル。両開き3ドアでデッキはない。当初は低運転台構造だったが、途中で高運転台構造に改められた。主電動機はMT46。
型式[編集]
401系[編集]
- クハ401形
- 制御車。403系の制御車もクハ401である。
- モハ400形
- パンタグラフ付き電動車でモハ401とユニットを組む。
- モハ401形
- 電動車でモハ400とユニットを組む。
421系[編集]
- クハ421形
- 制御車。423系の制御車もクハ421である。
- モハ420形
- パンタグラフ付き電動車でモハ421とユニットを組む。
- モハ421形
- 電動車でモハ420とユニットを組む。
- サヤ420形
- 151系を交流区間で運転するにあたって、電源車として製造された。481系投入後はモハ420に改造された。
改造[編集]
冷房化改造[編集]
421系の一部は冷房化改造された。床置き冷房車もいる。
モハ420-21~23[編集]
前述のサヤ420をモハ420に改造したもの。
クハ401-101[編集]
クハ115-612(元サハ115-2)を401系に編入した車両。115系の特徴であるシャッター式タイフォンもそのままである。改造当初はクハ401-901と名乗っていたが、101に改番された。
運用・廃車[編集]
401系は常磐線に導入され、421系は九州に導入された。低運転台車は国鉄時代にすべて廃車になった。401系は1991年までにすべて置き換えられ、冷房化もされることなく廃車。421系も1996年までにすべて廃車された。
近い世代の車両[編集]
- 国鉄111系電車 - 直流路線用
- 国鉄451系電車・国鉄471系電車 - 急行用
- 国鉄481系電車 - 特急用(九州・北陸)
- 国鉄483系電車 - 特急用(東北)
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