ひたち (列車)
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ひたち Hitachi | |
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概要 | |
種別 | 特急 |
運行開始 | 1969年 |
運行事業者 | 東日本旅客鉄道 |
路線 | |
走行路線 | 上野東京ライン 常磐線 |
起点 | 品川駅 |
終点 | 仙台駅 |
その他 | |
使用車両 | E657系 |
両数 | 10両 |
外部リンク | 公式ページ |
ひたちとは、東日本旅客鉄道が東海道線(上野東京ライン)、常磐線、東北本線の品川駅 - 仙台駅間で運行している特急列車のこと。
概要[編集]
列車名の「ひたち」は、茨城県の旧国名、常陸国から名付けられたが、実際には茨城県で力尽きるひたち号は0本。2015年の上野東京ライン開業に伴うダイヤ改正で、スーパーひたちを再編して登場した。この改正では全車指定席となり、自由席が廃止された。
常磐線最初の特急は青森直通の「はつかり」で、1958年に旧客寄せ集めで登場し、1960年に80系気動車となった。その後のヨン・サン・トオ改正で、常磐線から撤退し東北本線経由となった。
歴史[編集]
年表[編集]
「ひたち」改称前[編集]
- 1969年10月 - 上野 - 平間を結ぶ気動車特急列車として「ひたち」が登場。 当初は臨時列車だった。
- 1970年10月 - 定期列車化。
- 1972年
- 1982年(東北新幹線開業) - 「みちのく」の上野〜仙台間を統合。
- 1985年(新幹線上野開業) - 急行「ときわ」を統合し、23.5往復まで大増発。
- 1989年 - 速達形を651系の導入によりスーパーひたちに改称。
- 1997年 - 停車形をE653系導入によりフレッシュひたちに改称。
- 1998年 - 485系が撤退。これによりただの「ひたち」は一旦消滅した。
- 2011年3月 - 東北大震災。常磐線の一部区間が不通となるが、4月から勝田まで運転再開。
- 2012年 - E657系を導入開始。651系は引退。
- 2013年 - E653系も引退。
「ひたち」改称後[編集]
- 2015年 - 上野東京ラインが開業に伴い日中は品川駅発着に延長。スーパーひたちはひたち、フレッシュひたちはときわに列車名が変わり、「ひたち」が復活した。
- 2020年 - 常磐線が全区間復旧。3往復が仙台乗り入れ開始。
- 2022年12月 - 使用車両であるE657系でE653系のリバイバル塗装が行われる[1]。
運行形態[編集]
現在ひたち号は1日15往復の運転。そのうち3往復は仙台駅まで直通[注釈 1]し、残りの12往復はいわき行き。 また、上り列車は全て品川駅直通だが、下りは3号と平日の5号は上野駅始発。休日のひたち号は2022年のダイヤ改正で全て品川駅発着となった。
停車駅[編集]
太字駅は全列車停車。
小文字は一部停車の駅。
品川駅 - 東京駅 - 上野駅 - 土浦駅 - 水戸駅 - 勝田駅 - 東海駅 - 大甕駅 - 常陸多賀駅 - 日立駅 - 高萩駅 - 磯原駅 - 勿来駅 - 泉駅 - 湯本駅 - いわき駅 - 広野駅 - 富岡駅 - 大野駅 - 双葉駅 - 浪江駅 - 原ノ町駅 - 相馬駅 - 仙台駅
その他にも一部列車のみ停車する駅がある。
車内販売[編集]
品川駅 - いわき駅間のみ、JR東日本サービスクリエーションが車内販売を行っている。なお、同経路を辿っている「ときわ」での車内販売は、全列車で行われていない。
使用車両[編集]
脚注[編集]
- 注釈
- ↑ 2020年3月に再開。
- 出典
- ↑ “茨城デスティネーションキャンペーンを記念し E653系電車のリバイバルカラー車両が運行します!(PDF)”. 東日本旅客鉄道 (2022年11月18日). 2024年8月30日確認。
関連項目[編集]
- 「ひたち」と似たような立ち位置の系統のある特急列車
- あずさ (列車) - 中央東線系統
- いなほ (列車) - 秋田駅乗り入れ系統が似た立ち位置だが、別愛称ではない。
- 北斗 (列車) - 室蘭・函館本線系統
- おおぞら (列車) - 石勝線・根室本線系統
- オホーツク (列車) - 函館・石北本線系統
- 宗谷 (列車) - 函館・宗谷本線系統
- ひだ (列車) - 富山駅乗り入れ系統が似た立ち位置だが、別愛称ではない。
- くろしお (列車) - 新宮駅折り返し系統が似た立ち位置だが、別愛称ではない。
- スーパーおき
- にちりんシーガイア