宗谷 (列車)
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宗谷(そうや)は、札幌駅から稚内駅まで運行される特別急行列車の愛称である。
概要[編集]
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現在は札幌と宗谷管内を直通する列車だが、かつては、本州連絡の急行列車として函館駅に発着していた。
2017年3月より、3往復のうち2往復が宗谷本線内運行の旭川 - 稚内間の特急サロベツとなったため1往復となった。
札幌 - 旭川間で特急オホーツクと共に、特急カムイの補完の役割を担う。
沿革[編集]
- 1960年 - 札幌発着の準急列車として新設
- 1961年 - 東室蘭経由で函館まで延長し、急行列車化
- 1964年 - 小樽経由に変更
- 1981年 - 再び札幌発着となる
- 1985年3月14日 - 国鉄14系客車に置き換え。スピードダウン。
- 1988年(昭和63年)11月3日 - キハ400・480形気動車に置き換え。
- 1989年(平成元年)5月1日 - 天北線廃止で、急行「天北」を吸収して2往復となる。
- 1992年(平成4年)7月1日 - 急行「サロベツ」分離で1往復に戻る。
- 2000年 - 「サロベツ」と共に特急格上げ、JR北海道キハ261系気動車使用列車が「スーパー宗谷」に改称。「礼文」を吸収して2往復となる。
- 2017年 - 1往復を旭川発着に短縮して同じく運転区間が短縮された「サロベツ」に吸収。残る1往復は札幌発着維持で「宗谷」に改称。
現在の停車駅[編集]
運転系統 \駅名 |
札幌駅 | 岩見沢駅 | 美唄駅 | 砂川駅 | 滝川駅 | 深川駅 | 旭川駅 | 和寒駅 | 士別駅 | 名寄駅 | 美深駅 | 音威子府駅 | 天塩中川駅 | 幌延駅 | 豊富駅 | 南稚内駅 | 稚内駅 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
宗谷 | > | > | 一日1往復運行。 |
- :全列車停車
- >:下りのみ停車
- ─:通過
使用車両[編集]
- 宗谷本線の旭川〜名寄高速化事業に合わせて投入された基本番台編成が原則4両で充当される。多客期には6両に増結されることもある。
- なお、配置数が少ないため、検査/イベントなどによる計画的な代走や、車両故障による代走で5000番台(はなます編成・ラベンダー編成)が使用されることもある。また、5000番台すら充当できない場合(シカ衝突が連日発生/5000番台が別運用あり)にはキハ54系による臨時快速が仕立てられるが、1~2両であることが多い。2023年まではキハ183系による代走も行われていた。
過去の使用車両[編集]
編成形態[編集]
- 通常時
- 1号車 : 半室グリーン車(9席)・半室指定席
- 2・3号車 : 指定席
- 4号車 : 自由席
類似・関連列車[編集]
特急サロベツ[編集]
1992年に宗谷から1往復を分離して札幌 - 稚内間運行の急行として新設。2000年特急化したが、2017年3月に宗谷1往復と共に旭川で系統分割して改めて2往復設定。所要車両数を減らすための系統分割で、旭川で特急カムイに改札内で乗り継いでも特急料金は通算される。使用車両は「宗谷」と共通。
なお、2000年3月まで、現在のサロベツと同じ旭川 - 稚内間の急行「礼文」が設定されていた。
急行利尻[編集]
1958年新設の札幌 - 稚内間の夜行列車。2000年に特急格上げされた[注 1]が、2006年に定期運行が廃止された。
急行天北[編集]
天北線経由で運行された急行列車。1989年4月の天北線廃止とともに幌延経由の「宗谷」に編入された。
急行なよろ[編集]
名寄駅折り返しの急行。旭川 - 名寄間のみ運行の列車は北海道では比較的短距離の急行だった。1984年(昭和59年)2月に快速格下げ。
急行紋別[編集]
名寄経由で札幌と興部・紋別を結んだ急行。1986年(昭和61年)11月に旭川発着の快速に格下げ。
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- 注
- ↑ 車両は特急「サロベツ」と共通運用だった。
北海道旅客鉄道の優等列車 |