青森駅

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上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中~♪

 - 石川さゆり『津軽海峡・冬景色』

青森駅
青森駅西口.jpg
あおもり
Aomori
所在地青森県青森市柳川一丁目1-1
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
青い森鉄道
電報略号アオ
駅構造地上駅
ホーム3面6線
開業年月日1891年明治24年)9月1日
乗入路線 3 路線
所属路線奥羽本線(JR東日本)
キロ程484.5km(福島起点)
新青森 (3.9km)
所属路線津軽線(JR東日本)
キロ程0.0km(青森起点)
(6.0km) 油川
所属路線青い森鉄道線(青い森鉄道)
キロ程121.9km(目時起点)
東京から739.2km
筒井 (4.4km)
備考共同使用駅
両社とも直営駅管理駅
JR東日本:みどりの窓口

青森駅(あおもりえき)は、青森県青森市にある鉄道駅。

概要[編集]

青森駅の5・6番線にはJR東日本では珍しい、コンビニ型のKIOSKがある[1]

東北新幹線の通る新青森駅とならんで、青森市・青森県の代表駅。もちろん有人駅で、みどりの窓口駅弁あり。

JR東日本(奥羽本線津軽線)と青い森鉄道青い森鉄道線が利用可能。奥羽本線・青い森鉄道線の終点で津軽線の起点でもある。2016年の北海道新幹線開業までは、津軽線から津軽海峡線に乗り入れる特急列車も乗り入れていた。

青函連絡船運航当時の配線が現在も継承され、線路は北側の海に向かって行き止まりとなっている為、当駅を跨ぐ在来線列車は方向転換(スイッチバック)する。このような配線上の都合から東北新幹線は当駅へ乗り入れられず、西隣の新青森駅へ乗り入れて現在に至っている(旧青函桟橋も現存しており、当時運航されていた連絡船の一つ「八甲田丸」が静態保存係留されている)。

なお、青い森鉄道線から北海道方面への貨物列車は当駅構内へ入らず、南東隣の青森信号場より(当駅の南側を通る)奥羽貨物支線経由で津軽線へ入る形となっている。日本海縦貫線からの貨物列車も当駅構内ではなく青森信号場で機関車交換&方向転換をするので、こちらは奥羽貨物支線を2度通る形となる。

青い森鉄道線は青森都市圏輸送の東端となる浅虫温泉駅で折り返す便が設定されている。また青森県立青森工業高等学校移転に伴い、同校最寄り駅の野内駅は2011年3月12日ダイヤ改正時より当駅寄りへ1.6km移設される。

青い森鉄道の本社は、創設当初八戸市長苗代地区(八戸貨物駅隣)にあったが、(東北新幹線全線開業に伴い)当駅-八戸間の運営をJRから引き継ぐのに合わせて当駅西口(青森市篠田二丁目)に移転した(併せて本社代表の私書箱郵便番号も新設され「038-8550」に制定)。

当駅に乗り入れている路線は青い森鉄道が複線、奥羽本線と津軽線は単線である。

西口と東口があるが、東口にしか自動改札が導入されていない。

発車メロディにはWater Crown高原を採用。

北海道新幹線開業前に運行されていた寝台特急の一部は、貨物列車と同じく当駅構内へ入らず、南東隣の青森信号場より(当駅の南側を通る)奥羽貨物支線経由で津軽線に入った(青い森鉄道線からの一部寝台特急は青森信号場で機関車交換)。また、日本海縦貫線経由の寝台特急「トワイライトエクスプレス」も当駅構内ではなく青森信号場で機関車交換&方向転換をし、貨物列車同様、奥羽貨物支線を2度通る格好だった。

乗り入れ路線と隣の駅一覧[編集]

JR東日本
  • 奥羽本線・奥羽本線(快速)
(弘前・秋田方面) - 新青森駅 - 青森駅
  • 津軽線
(蓬田・蟹田・三厩方面) - 油川駅 - 青森駅
青い森鉄道
  • 青い森鉄道線・青い森鉄道線(快速)
青森駅 - 筒井駅 - (野内・八戸・目時方面)

ダイヤ[編集]

野内方面へは、概ね1時間20分に1本発車する。

弘前へは、一日あたり特急3本、快速1本が発車する。普通は、津軽新城行きが2時間に1本、鶴ケ坂方面への直通が1-2時間に1本発車する。

蓬田方面へは、2時間に1本発車する。

近隣の主要駅までかかる時間の目安[編集]

青森駅から近隣の主要駅まで列車で移動する際のおおまかな時間をまとめた。

  • 運転状況などで大幅に異なる場合があります。
  • 乗り換えの時間は基本的に10分~20分として計算しました。
  • 実際にご利用の際には最新の時刻表などで確かめておきましょう。
新青森駅
普通列車または特急「つがる」(新青森まで自由席は乗車券のみで利用できる)を利用して約5分
弘前駅
普通列車で約45分~50分
特急「つがる」利用で約40分
秋田駅
特急「つがる」を利用して約2時間40分
八戸駅
普通列車を利用して約1時間30分~1時間50分
新青森駅から東北新幹線を利用して合計約40分~50分
盛岡駅
新青森駅から東北新幹線を利用して合計約1時間10分~1時間20分
仙台駅
新青森駅から東北新幹線を利用して合計約1時間50分~2時間
新函館北斗駅
新青森駅から北海道新幹線を利用して約1時間30分~2時間
函館駅
新函館北斗駅から普通列車または快速列車「はこだてライナー」を利用して約2時間~2時間30分
札幌駅
新函館北斗駅から特急「北斗」「スーパー北斗」のいずれかを利用して合計約5時間~6時間
東京駅
新青森駅まで普通列車等、そこから東北新幹線を利用して合計約3時間40分~4時間

その他[編集]

函館方面へのフェリーが発着する青森フェリーターミナルは駅の北西にあり、徒歩40分程度かかる。津軽線なら新油川信号場付近が近いが、駅はない。

脚注[編集]

  1. JR東日本の駅にあるコンビニはほとんどがNEWDAYSである。
奥羽本線 (新庄 - 青森)の駅一覧
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貨物支線 新青森 - 青森信号場
JR貨物秋田港支線 土崎 - (貨)秋田港
*打消線は廃駅
津軽線の駅一覧
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駅名*となっているものは令和4年8月の豪雨災害により営業休止中の旅客駅。
青い森鉄道線の駅一覧
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※: 廃止された駅