1303年
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1303年(せんさんびゃくいちねん)は、1300年代の3年目のことであり、日本の元号では乾元2年であったが8月5日(ユリウス暦9月16日)に改元が行なわれて嘉元元年となる。日本の天皇は第94代天皇・後二条天皇である。鎌倉幕府の征夷大将軍は第8代将軍・久明親王である。執権は第10代執権・北条師時である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 院宣により、新見荘を仁和寺廿露王院の所領とする。
- 閏4月 - 京極為兼が佐渡から召喚される。
- 6月 - 幕府が夜討・強盗・山賊・海賊などの流刑を斬刑に改正し、殺人・刃傷・打擲の刑罰を定める。
- 7月 - 忍性が死去(87歳)。
- 12月 - 藤原為世が『新後撰和歌集』を撰進する。
- 月不明 - 幕府による刑法の大改正が行なわれ、窃盗で初犯の場合は火印を押すことにされ、博奕の初犯は指を切ることなどが定められる。梶原時俊(性全)が『頓医抄』を撰する。