安房国(あわこく、あわのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国。房州の別名がある。
房総半島南端にあった東海道に属した令制国。同音異字の四国の阿波国との繋がりがあったとされる。
現在の南房総市(旧・三芳村)にあったとされる。
安房神社と洲崎神社が一宮とされる。
1897年3月まで、旧房総国域には、朝夷(あさい)、平(へい)、安房、長狭(ながさ)の4郡があったが、明治の千葉県によって、安房郡に統合された。
千葉県庁の安房地域振興事務所管内の館山市、鴨川市、南房総市、安房郡鋸南町に相当する。