上野特急

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上野特急(うえのとっきゅう)は、北の玄関口、上野を発着していた在来線特急の総称。

歴史[編集]

1891年9月1日日本鉄道、上野から青森間全通。その後戦後しばらく、「みちのく」、「北斗」、「北上」などの急行が走っていた。

1951年10月10日、初めての特急「はつかり」が登場。その後、「つばさ」や「ひばり」、「白山」などたくさんの昼行特急や「はくつる」、「ゆうづる」、「あけぼの」、「北陸」などの夜行特急が登場していく。

しかし、新幹線が開業したり、新宿発着の北方面の特急が増加して、上野発着の在来線特急は徐々に息をひそめていき、夜行寝台列車や宇都宮線の上野発着特急は消滅した。現在は、「ひたち」、「ときわ」、「草津・四万」など、上野特急は少なくなっている。

2022年のダイヤ改正で、土休日の常磐線の上野駅始発・終着の定期特急列車は全て品川駅始発・終着となって中間停車駅となり、上野始発・終着特急は高崎線特急と平日朝の常磐線特急のみとなる。

関連項目[編集]