JR中央本線441M列車
(山岳夜行から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
大月発長野行き普通列車 | |
---|---|
使用車両211系 | |
概要 | |
種別 | 普通列車 |
列車番号 | 441M |
運行開始 | 1968年 |
運行事業者 | 東日本旅客鉄道 |
路線 | |
走行路線 | 中央本線 篠ノ井線 信越本線 |
起点 | 大月駅 |
終点 | 長野駅 |
その他 | |
両数 | 6両 |
441Mは、大月駅〜長野駅間を中央本線、篠ノ井線、信越本線経由で結んでいる普通電車。
概要[編集]
211系長野車6両固定編成で運行する。この列車の表定速度は驚異の50Km/h超え。これは普通列車の中ではかなり速い部類に入る。
この列車は各駅に停車する列車(普通)なので大月から長野まで各駅に停車するが、駅に長時間停車しない列車としても有名であり、3分以上停車する駅は小淵沢・松本と通過待ちで長時間停車する甲斐大和のみである。
441列車は当初、新宿 - 松本を結ぶ夜行列車として誕生。別名、「山岳夜行」。山登りに使用する客が多かったことから名付けられた。現在でこそ夜行の影は見当たらないものの、長距離を長い時間かけて走るその雄姿は変わらない。
当列車は長坂駅以東から出る1日に1本しか無い長野行きの列車である。
歴史[編集]
- 1968年10月1日 - 「ヨン・サン・トオ」とも呼ばれる当ダイヤ改正で甲府1355発長野2035着の441列車が誕生。今の441M列車の前身となる。
- 1983年 - 夜行として登場。当時は115系+クモユニという編成だった。
- 国鉄末期 - 上諏訪発着に短縮。
- 1992年 - 甲府を境に列車番号が分割[注 1]。
- 1993年 - 臨時列車化。
- 2002年 - ムーンライト信州が運行開始(実質的な後継)。
- 201*年? - 高尾発松本行として誕生。
- 2013年? - 明科まで延長。
- 2017年 - 現在の形となり運行開始[注 2]。
- 2022年 - JR東日本最長の普通列車になる。
- 2024年 - 大月発に短縮(後述)。同時に最長列車は上野東京ラインの列車へ変更された。
主な停車駅と到着/発車時刻(2024年)[編集]
停車駅 | 到着時刻 | 発車時刻 | 接続 | 運輸区 |
---|---|---|---|---|
大月駅 | - | 14:46 | 富士急行線 - 15:19発普通河口湖行。 | 〃 |
塩山駅 | 15:22 | 15:22 | 〃 | |
甲府駅 | 15:42 | 15:43 | 身延線 - 16:06発普通鰍沢口行。 | 松本運輸区乗務 |
韮崎駅 | 15:56 | 15:56 | 〃 | |
小淵沢駅 | 16:22 | 16:25 | 小海線 - 16:27発普通小諸行。 | 〃 |
上諏訪駅 | 16:52 | 16:53 | 〃 | |
岡谷駅 | 17:02 | 17:03 | 辰野支線/飯田線直通 - 17:08発快速みすず飯田行。 | 〃 |
みどり湖駅 | 17:09 | 17:10 | 〃 | |
塩尻駅 | 17:13 | 17:14 | 中央西線 - 18:03発特急しなの22号名古屋行。辰野支線(辰野以西) - 19:01発普通辰野行。 | 〃 |
松本駅 | 17:31 | 17:34 | 大糸線 - 17:59発普通信濃大町行。松電上高地線 - 18:01発普通新島々行。 | 長野総合運輸区乗務 |
篠ノ井駅 | 18:38 | 18:39 | しなの鉄道線 - 18:53発普通小諸行。 | 〃 |
長野駅 | 18:53 | - | 北陸新幹線 - 上り19:04発かがやき514号東京行。下り19:47発かがやき515号敦賀行。 北しなの線 - 19:39発普通妙高高原行。/飯山線直通 - 19:05発普通戸狩野沢温泉行。 |
〃 |
その後[編集]
2024年春の改正で、昼間時間帯のE233系の高尾以西への快速直通が日中に大幅に増加したことにより、441Mは大月始発に短縮された[注 3]。
余談[編集]
同改正で2530M→432Mが高尾行へ変更されたため、上り列車の長野発高尾行は復活した[注 4]。
2024年8月15日には、諏訪湖祭湖上花火大会の開催に伴い、定期列車を延長運転する形で1日だけ八王子発長野行きが爆誕した。走行距離は441Mをも上回り、この日に限りJR東日本管内の最長距離普通列車となった。
注[編集]
☆彡夜行列車☆彡 |