松本運輸区

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松本運輸区(まつもとうんゆく)は、長野県松本市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)長野支社運転士車掌が所属する組織である。松本駅に隣接している。

本区[編集]

主に松本駅を発着する列車を担当する。

普通列車
優等列車

運転士乗務範囲[編集]

普通列車
  • 中央本線
    • 新線(信越エリア):甲府 - 塩尻間[注釈 1]
    • 旧線(辰野支線):全線
  • 篠ノ井線:全線
  • 信越本線(信越エリア):篠ノ井 - 長野間
  • 大糸線:松本 - 南小谷間
優等列車
  • 特急「あずさ」: 新宿 - 甲府 - 松本 - 南小谷間
  • 特急「しなの・白馬しなの」: 塩尻 - 長野間、塩尻 - 白馬間(臨時)
  • 快速「リゾートビューふるさと」: 松本 - 南小谷間(臨時)

歴史[編集]

  • 1902年明治35年)6月15日 - 国鉄篠ノ井線松本 - 西条間の延伸開業とともに松本機関庫を開設。
  • 1936年昭和11年)9月1日 - 松本機関区に改称。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 松本運転所に組織変更。
  • 2002年平成14年)3月23日 - 松本運転所のうち車両部門を分離、松本車掌区と統合し松本運輸区となる。同時に松本運転所上諏訪支所が松本運輸区上諏訪支区となる。車両部門は松本電車区となる[注釈 2]
  • 2013年(平成25年)3月16日 - 松本運輸区上諏訪支区が廃止される。

上諏訪支区[編集]

上諏訪駅構内に運転士のみが配置されていた「上諏訪支区」が存在していた。2013年に松本運輸区に統合され廃止。

基本的に中央本線に関連する地域のみを受け持っていた。

運転士乗務範囲[編集]

普通列車
  • 中央本線
    • 新線(信越エリア):(甲府 - [注釈 1])小淵沢 - 塩尻
    • 旧線(辰野支線):全線[注釈 3]
  • 篠ノ井線:塩尻 - 松本間

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. a b c 甲府 - 小淵沢間の列車は信越エリア(小淵沢以西)に直通する列車のみ。直通しない列車は甲府運輸区の受け持ち。
  2. 松本電車区は現在の松本車両センター。
  3. 茅野 - 岡谷 - 辰野 - 塩尻 - 松本間は213系313系123系で運転する列車も担当していた。

出典[編集]

路線
営業路線 中央本線小淵沢から塩尻間)辰野支線 - 小海線 - 篠ノ井線 - 大糸線 松本から南小谷- 信越本線 - 篠ノ井駅から長野駅 - 飯山線
廃止路線 信越本線(御代田 - 篠ノ井)(1997年転換) - 信越本線(長野 - 妙高高原)(2015年転換)→しなの鉄道
車両基地 小海線統括センター(乗務員区所併設)
乗務員区所など
現有組織 長野総合運輸区 - 松本運輸区
廃止組織 長野新幹線運輸区 - 長野運輸区 - 飯山線営業所(乗務員配置なし)