東急電鉄
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人へ、街へ、未来へ。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒150-8533 東京都渋谷区神泉町8-16 渋谷ファーストプレイス |
設立 | 2019年10月1日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 鉄道事業 |
外部リンク | 東急電鉄 |
東急電鉄株式会社 (とうきゅうでんてつ) は、東京23区南西部と多摩地域南部・神奈川県川崎市・横浜市北部などに路線をもつ鉄道会社である。
概要[編集]
2019年10月1日、東急グループの中核企業である「東急」(旧商号:東京急行電鉄)から鉄軌道事業を分社化して設立した100%出資の子会社である。
主力路線の田園都市線と東横線を中心に東京都と神奈川県に多くの路線を持つ。知名度が高い駅だけ見ても渋谷・二子玉川・代官山・自由が丘・田園調布・武蔵小杉があり、その他ブランド力が高い街が多い。
池上線などを除くと沿線の大部分が新興住宅地であり車窓からは住宅地の景色が続く。一見普通のエリアでも大正・昭和初期に宅地にされている。
2020年3月大手私鉄で初めて自身の保有する鉄道線内すべての駅にホームドアまたはセンサー付きホーム柵を設置[注釈 1]。2020年7月15日、日本の鉄道会社で初めて各駅券売機でLINE Payへの現金によるチャージサービスを開始[1]。東横線・大井町線・田園都市線で座席指定サービス「Q SEAT」のサービスを行う。
2023年3月には東急新横浜線が開通し新綱島駅と新横浜駅が開業。2023年夏、クレジットカードのタッチ決済で自動改札を利用可能となる。
路線[編集]
- DT 田園都市線 (渋谷駅 - 中央林間駅) ※旧玉川電鉄
- OM 大井町線 (大井町駅 - 溝の口駅) ※旧目蒲電鉄
- TY 東横線 (渋谷駅 - 横浜駅) ※旧東横電鉄
- MG 目黒線 (目黒駅 - 日吉駅) ※旧目蒲電鉄
- SH 東急新横浜線 (日吉駅 - 新横浜駅)
- TM 東急多摩川線 (多摩川駅 - 蒲田駅) ※旧目蒲電鉄
- IK 池上線 (五反田駅 - 蒲田駅) ※旧池上電鉄
- SG 世田谷線 (三軒茶屋駅 - 下高井戸駅) ※旧玉川電鉄
横浜高速鉄道
使用車両[編集]
現在の使用車両[編集]
- 東横線
- 5050系(2004年 - )
- 5000系(2010年 - )
- 5050系4000番台(2013年 - )
- 目黒線
- 田園都市線
- 大井町線
- 池上線・東急多摩川線
- 1000系(1991年 - )
- 6000系(2007年 - )
- 1000系1500番台(2014年 - )
- 世田谷線
- 300系(1999年 - )
過去の使用車両[編集]
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沿革[編集]
主に東京急行電鉄時代から鉄道事業を中心に記載。
- 1896年(明治29年)、玉川砂利電気鉄道発起
- 1902年(明治35年)2月8日、渋谷~玉川間鉄道敷設特許(渋谷~三宅坂間は不許可)
- 1902年(明治35年)3月20日、玉川電気鉄道と商号変更
- 明治36年(1903)10月4日、玉川電気鉄道創立総会、資本金40万円 専務(代表取締役)に渡辺熊之進就任 本社を東京市麹町区内幸町1-5に設置
- 1906年(明治39年)3月23日、軌道敷設工事着手
- 1907年(明治40年)3月6日、玉川電気鉄道、道玄坂上~三軒茶屋間開通(単線)
- 1907年(明治40年)4月1日、玉川電気鉄道、三軒茶屋~玉川間開通(単線)
- 1907年(明治40年)8月11日、玉川電気鉄道、渋谷~道玄坂上間開通(単線)により渋谷~玉川間全通
- 1908年(明治41年)5月14日、電灯業営業開始 世田谷、駒沢両村へ電灯供給開始
- 1912年(大正元年)12月25日、池上電気鉄道発起
- 1920年(大正9年)3月27日、玉川電気鉄道は駒沢~用賀間複線開通
- 1920年(大正9年)8月21日、軌道拡幅(1.067メートルより1.372メートルに)工事のため全線単線運転実施
- 1920年(大正9年)9月3日、軌道拡幅工事完成
- 1920年(大正9年)10月31日、上馬引沢~駒沢間複線工事竣工
- 1922年(大正11年2)6月11日、玉川電気鉄道 渋谷~恵比寿駅前間開通
- 1922年(大正11年)7月22日、玉川電気鉄道、三軒茶屋~下高井戸間鉄道敷設特許
- 1922年9月2日、目黒蒲田電鉄(前身会社)の創立
- 1922年(大正11年)10月6日、池上電気鉄道、池上~蒲田間開通
- 1923年(大正12年)3月5日、目黒線目黒~丸子間竣工
- 1923年(大正12年)3月10日、目黒線目黒~丸子間(8.3km)開通
- 1923年(大正12年)5月4日、池上電気鉄道、雪ヶ谷~池上間開通
- 1923年(大正12年)10月25日、池上電気鉄道蒲田線、丸子~蒲田間竣工
- 1923年(大正12年)10月、目黒線「目黒不動前駅」を「不動前駅」と改称
- 1923年(大正12年)11月1日、目黒蒲田電鉄蒲田線、開通 目黒~蒲田間(13.2km)全通により目蒲線と呼称
- 1924年(大正13年)1月8日、田園都市会社は大岡山所在の社有地を東京高等工業学校(現東京工業大学)に交換譲渡
- 1924年(大正13年)3月1日、玉川電気鉄道、玉川~砧間開通
- 1924年(大正13年)5月21日、玉川電気鉄道渋谷橋~天現寺橋間開通
- 1924年(大正13年)6月、目蒲線小山駅を「武蔵小山」に、丸子駅を「武蔵丸子」に、新田駅を「武蔵新田」と改称。
- 1924年(大正13年)10月25日、武蔵電気鉄道、臨時株主総会 東京横浜電鉄と商号変更
- 1925年(大正14年)1月18日、玉川電気鉄道、三軒茶屋~世田谷間開通
- 1925年(大正14年)5月1日、玉川電気鉄道、世田谷~下高井戸間開通
- 1925年(大正14年)8月30日、東京横浜電鉄 神奈川線多摩川橋梁完成
- 1925年(大正14年)10月12日、池上電気鉄道、目蒲線本門寺道駅仮設
- 1926年(大正15年)1月1日、目蒲線調布駅を「田園調布」に、多摩川駅を「丸子多摩川」に、武蔵丸子駅を「沼部」と改称
- 1926年(大正15年)2月14日、東京横浜電鉄、神奈川線(丸子多摩川~神奈川間14.8km)開通
- 1927年(昭和2年)3月29日、玉川電気鉄道、恵比寿駅前~中目黒間開通
- 1927年(昭和2年)7月6日、目黒蒲田電鉄大井町線、大井町~大岡山間(4.8km)開通
- 1927年(昭和2年)7月15日、玉川電気鉄道玉川~溝ノ口間開通
- 1927年(昭和2年)8月28日、東京横浜電鉄 渋谷線(渋谷~丸子多摩川間9.1km)開通により渋谷~神奈川間直通 神奈川線と合わせて東横線と呼称
- 1927年(昭和2年)8月28日、池上電気鉄道 桐ヶ谷~雪ヶ谷間開通
- 1927年(昭和2年)10月9日、池上電気鉄道大崎広小路~桐ヶ谷間開通
- 1927年(昭和2年)12月31日、東京横浜電鉄 神奈川~高島町間着工
- 1927年(昭和2年)4月1日、目黒蒲田電鉄大井町線。中丸山駅を「緑ヶ丘」と改称
- 1928年(昭和3年)4月13日、池上電気鉄道 石川駅を「石川台」、末広駅を「東調布」と改称
- 1928年5月5日、田園都市株式会社を合併
- 1928年(昭和3年)5月18日、東京横浜電鉄 東横線神奈川~高島間(966m)開業(高島駅は同年8月3日、本横浜と改称 同6年1月20日高島町と改称)
- 1928年(昭和3年)6月17日、目黒蒲田電鉄、五反田~大崎広小路間開通により五反田~蒲田間全通
- 1928年(昭和3年)10月5日、池上電気鉄道新奥沢線雪ヶ谷~新奥沢間開通
- 1928年(昭和3年)10月10日、目黒蒲田電鉄大井町線、池月駅新設
- 1928年(昭和3年)10月15日、東京横浜電鉄 東横線横浜駅新設
- 1929年(昭和4年)10月22日、東京横浜電鉄 東横線九品仏駅を「自由ヶ丘」と改称
- 1929年(昭和4年)11月1日、二子玉川線自由ヶ丘~二子玉川間(4.0km)開通(部分開業)
- 1929年12月25日、目黒蒲田電鉄大井町線、大井町~二子玉川線全線開通
- 1932年3月31日、東横線渋谷~桜木町間全線開通
- 1934年10月1日、目黒蒲田電鉄は池上電気鉄道を合併
- 1934年11月1日、東横百貨店を開業
- 1936年12月24日、五島慶太が取締役社長に就任
- 1938年4月1日、東京横浜電鉄が玉川電気鉄道を合併
- 1939年10月1日、東京横浜電鉄を合併
- 1939年10月16日、目黒蒲田電鉄は「東京横浜電鉄」に商号変更
- 1942年5月1日、京浜電気鉄道、小田急電鉄[注釈 2]を合併、東京急行電鉄(俗に言う大東急)に商号変更
- 1943年7月1日、大井町線が溝の口まで乗り入れ開始
- 1944年5月31日、京王電気軌道を合併
- 1948年5月1日、会社再編成に伴い百貨店業分離、東横百貨店(現:東急百貨店)を設立
- 1948年6月1日、大東急を解体。京王帝都電鉄(現:京王電鉄)、小田急電鉄、京浜急行電鉄を分離
- 1949年5月16日、東京急行電鉄、東京証券取引所に再上場
- 1962年3月20日、東急多摩田園都市、最初の区画整理事業として野川第一地区が完成。
- 2019年4月25日、東急電鉄分割準備株式会社を設立。
- 2019年9月2日、東京急行電鉄から東急に商号変更。
- 2019年10月1日、東急電鉄株式会社に東急株式会社の鉄軌道事業を吸収分割する会社分割を行い、東急電鉄株式会社の本社を渋谷区神泉町8番16号の渋谷ファーストプレイスに移転した。
- 2020年3月、大手私鉄で初めて、すべての駅へのホームドア設置を完了。
- 2020年7月15日、日本の鉄道会社で初めて各駅券売機でLINE Payへの現金によるチャージサービスを開始。
- 2022年10月14日、羽田空港乗り入れ計画で大田区と第三セクター「羽田エアポートライン株式会社」を設立。
- 2023年3月、東急新横浜線が開通。新綱島駅と新横浜駅が開業。相鉄線と相互直通運転開始。
- 2023年夏、クレジットカードのタッチ決済で自動改札を利用可能となる。
関連する法人等[編集]
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- 注釈
- 参考文献
日本の主な鉄道事業者 |