下高井戸駅 (しもたかいどえき) は、東京都世田谷区松原にある京王線・東急世田谷線の駅である。
京王線と東急世田谷線が隣りあわせのホームとなっており東急世田谷線は当駅が終着駅。東急と京王が接続する駅は当駅と渋谷駅(井の頭線)のみである。駅名「下高井戸」は江戸時代における甲州街道の「下高井戸宿」に由来する。下高井戸宿は江戸から内藤新宿の次の宿場であった。1697年に内藤新宿(現在の新宿区)ができるまでは、日本橋から甲州街道で最初の宿場であった。なお、現在の地名としての「下高井戸」には当駅は位置していないが、わずか50m北に進めば、杉並区下高井戸である。
京王線側のホームはカーブしている(対向式曲線ホーム)ため、場所により電車とホームの間の隙間が大きいことがある。また停車時に電車が斜めになっている。
京王電気軌道(現京王電鉄)下高井戸駅は、1913年(大正2年)4月15日に開業した。日本大学予科文科世田谷校舎(現日本大学文理学部)ができた翌年の1937年(昭和12年)3月25日に「日大前」駅に改称された。しかし、1944年(昭和19年)5月に再び「下高井戸」に戻った。同年、東京急行電鉄(大東急)により吸収合併されたため、世田谷線と同じ名称にするためだったと言われる。2015年4月1日に「日本大学文理学部最寄駅」の副駅名標が設置されたが、現在は撤去されている。
京王線のりば[編集]
東急世田谷線のりば[編集]
ホーム |
路線 |
方向 |
行先
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北側
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SG 世田谷線
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上り
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三軒茶屋方面
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南側
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下り
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降車専用
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ダイヤ[編集]
- 笹塚・新宿方面
- 幡ヶ谷・初台通過の快速が、朝・深夜など時間帯限定で発車する。京王2番線発。
- 幡ヶ谷・初台停車の快速、および普通が、合わせて毎時9本発車する。京王2番線発。
- 三軒茶屋方面
- 毎時8本発車する。東急のりば発。
- 京王八王子・橋本方面
- 快速・普通が、合わせて毎時9本発車する。京王1番線発。
バス路線[編集]
バスは甲州街道沿いにある「下高井戸駅入口」バス停から発車する。
所在地[編集]
外部リンク[編集]