東急バス
東急バスの車両 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒153-8518 東京都目黒区東山3-8-1 |
設立 | 1991年5月21日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 自動車運送事業 |
資本金 | 1億円 |
営業利益 | 299億92百万円 (2020年3月期) |
従業員数 | 1,707名 (2020年3月31日現在) |
決算期 | 3月 (年1回) |
主要株主 | 東急株式会社100% |
外部リンク | 東急バス |
東急バス (とうきゅうばす) とは、東急グループのバス会社である。
概要[編集]
東京都西南部・川崎市・横浜市北部の東急沿線・小田急沿線を中心に運行している東急グループのバス会社。カラーリングは東急線と同じ銀色に赤いラインが入っている。小田急バスと同じ区間を運行していることも多く、東京西南部の人気スポットや高級住宅街を運行することから小田急バス同様にドラマの通勤・通学シーンで登場することで知られる。
朝ラッシュ時間帯に、通勤高速バス「TOKYU E-Liner」を、虹が丘・美しが丘周辺と池尻大橋駅・渋谷駅をダイレクトに結んでいた。空港連絡バスは、たまプラーザ駅・二子玉川駅など東急沿線主要駅と羽田空港・成田空港を結んでいる。そのほか、溝の口駅~新横浜駅直行バスを毎時運行し、終電後の深夜急行バスを運行していた。
かつては一部営業所では運行を東急トランセに委託していたが、東急トランセが東急バスに吸収合併されたことにより全営業所が直営となった。
営業所[編集]
- 淡島営業所 東京都世田谷区三宿2-39-1
- 下馬営業所 東京都世田谷区下馬1-4-3
- 弦巻営業所 東京都世田谷区弦巻4-29-23
- 瀬田営業所 東京都世田谷区上野毛4-37-7
- 目黒営業所 東京都目黒区目黒本町1-15-24
- 荏原営業所 東京都品川区二葉4-27-1
- 池上営業所 東京都大田区中央7-1-1
- 高津営業所 神奈川県川崎市高津区溝口5-14-1
- 新羽営業所 神奈川県横浜市港北区新羽町1927
- 青葉台営業所 神奈川県横浜市青葉区さつきが丘7
- 虹が丘営業所 神奈川県川崎市麻生区王禅寺963-8
- 東山田営業所 神奈川県横浜市都筑区東山田4-35-1
- 渋谷案内所 東京都渋谷区道玄坂1-1-1
- 武蔵小杉案内所 神奈川県川崎市中原区小杉町3-492-1
廃車車両の譲渡[編集]
東急バスで役目を終えた車両は、グループ会社ほか全国の地方事業者に譲渡されて引き続き使用されている。
夜行用車両は夜行バス運行の撤退に伴い、車齢の若い車両については北海道北見バス(ドリーミントオホーツク号・特急釧北号)や宗谷バス(特急わっかない号)に譲渡されたほか、神姫バス(プリンセスロード)の単独運行となったため、同社に譲渡された車両もある。
譲渡先としては北海道のじょうてつ、長野県の草軽交通などのグループ会社や新潟県の新潟交通・越後交通・越後柏崎観光バス、北海道の函館バス・宗谷バス・北海道北見バスなどのかつて東急グループだった事業者へまとまった台数を譲渡することが多かったが、近年ではグループ外の事業者への譲渡も増えている。ただ、2005年度の1年間に関しては、廃車を1年間地方事業者に流出させなかった。2005年度の主な廃車対象車両だった1200番台車の地方譲渡は極端に少なく、大半は海外へ輸出された。地方への譲渡は2006年度から再開し、1300番台車以後の廃車車両は再び全国の地方事業者へ大量に譲渡されている。
車種別では日野車は宗谷バスと越後交通、三菱車は北海道北見バスとじょうてつ、函館バス、いすゞ車は越後柏崎観光バスや函館バス、UD車は函館バスに多く譲渡される傾向にある。近年では越後交通グループと函館バスへの譲渡が特に多い。2008年度(1500番台)以後は、これまで東急中古とは無縁だった事業者(北海道中央バス・福島交通・茨城交通・ジェイアールバス関東・中国バス・広島バス・琉球バス交通・那覇バスなど)への譲渡も増加している。
2009年から、三菱ふそう・エアロスターノンステップバスの廃車が始まっており、一部が越後柏崎観光バス・函館バス・ジェイアールバス関東へ譲渡された。