新幹線の編成記号
新幹線の編成記号(しんかんせんのへんせいきごう)は新幹線における編成区分のための記号の一覧である。この記号は、すべての新幹線車両において運転席のフロントガラス(800系を除く)および乗務員用ドアの窓ガラスに表示されている。
東海道・山陽・九州新幹線[編集]
0系[編集]
東海道新幹線が運行を開始した当初は、全ての編成が同じ組成だったため、車両を製造したメーカー名のアルファベットと数字を組み合わせたメーカー別の編成記号を使用していた。当時使用されていたのは、日本車輌製造製…N(Nippon)編成、汽車会社製…K(Kisha)編成、川崎車輛製…R(River[1])編成、近畿車輛製…S(Short[2])編成、日立製作所製…H(Hitachi)編成であった。また1966年6月の6次車の製造から東急車輛製造製…T(Tokyu)編成[3]が加わった。
1966年10月1日以降、「ひかり」「こだま」が別の組成となり、その後1969年より順次実施された16両編成化後も、しばらくはメーカー別の編成記号であった(ただし、16両編成に増結した編成は編成番号の末尾にAを付け、N4Aなどと呼称されていた)[4]が、1972年3月15日の山陽新幹線岡山開業に合わせ、「ひかり」編成をH(Hikari)編成、「こだま」16両編成をK(Kodama)編成、「こだま」12両編成をS(Short)編成とする方式に変更された一方で、16両編成に暫定的に付与されていたAは消滅した。S編成は「こだま」を16両編成に揃えるまでの暫定的な編成名との位置づけのため、すぐに消滅した。
1976年以降、0系1000番台(以下「小窓車」と表記)では小窓化や身障者対応設備新設など、大幅な仕様変更が図られることになったため、小窓車だけで組成された「ひかり編成」をN(New)編成、在来車と小窓車が混在している「ひかり」編成をNH(New Hikari)編成に変更することになった。なお、1979年以降には「こだま」編成でも小窓車への置き換えが開始されたが、この際には先頭車を置き換えた場合は編成記号に50を加算し、中間車置き換えの場合は編成記号はそのままで対応していた。
1985年3月14日ダイヤ改正では「こだま」編成が12両編成となり、S編成が復活した。具体的には編成記号は先頭車が小窓車の場合にはSK(Short Kodama)編成、先頭車が大窓車の場合はS(Short)編成に変更された。同年6月からは、山陽新幹線小倉 - 博多間専用の編成として6両編成が登場したが、既にShortの頭文字を使っていたため、R(Rokuryo)編成となっている。このR編成の運用区間はのちに山陽新幹線全区間に広がった。
1987年4月に日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化により、東海道新幹線は東海旅客鉄道(JR東海)に、山陽新幹線は西日本旅客鉄道(JR西日本)にそれぞれ引き継がれたが、編成記号もそのまま引き継がれることになった。
1989年から、JR東海所有の「こだま」編成の16両編成化を実施することになり、S編成を16両化したものはY編成、SK編成を16両化したものはYK編成に変更された。
一方、JR西日本では「ウエストひかり」を新設。6両編成の「ウエストひかり」編成はWR(West Rokuryo)、12両編成の「ウエストひかり」編成はシネマカーのない編成がWK(West Kodama)編成、シネマカー組込編成がWKV(VはVideoから)となった。ただし、これらの編成記号はWR編成はR編成の50番台で、WK・WKV編成はSK編成で表記されていた。後にWKV編成はWK編成に組成変更され、WKV編成は消滅した。
1997年には、JR西日本の0系に4両編成が登場、Q(Quarter(クォーター)・4分の1(16両の4分の1なので))編成となった。
1999年9月18日をもって0系の東海道新幹線での定期運用が終了。これに伴い0系の16両編成が消滅。
2000年に「ウエストひかり」の運用離脱に伴いに登場した、SK編成(WK編成)を6両に組成変更した「こだま」用のWR編成はR編成の60番台で表記された。
2001年10月にQ編成が消滅。
2008年11月30日をもって最後まで残ったR編成3本 (R61, R67, R68) が定期運転を終了、12月14日のさよなら運転をもって0系の営業運転は全て終了した。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速[5] | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
H | H1 - H16 | 国鉄 | 12→16 | 210 | 1964年 - 1972年 | 日立製作所製 |
H1 - H96 | 国鉄 JR東海・JR西日本 |
16 | 210→220 | 1972年 - 1997年 | 「ひかり」編成。食堂車連結。大窓車のみ | |
N | N1 -N16 | 国鉄 | 12→16 | 210 | 1964年 - 1972年 | 日本車輌製 |
N97 - N99 | 国鉄 JR東海・JR西日本 |
16 | 210→220 | 1976年 - 1992年 | 「ひかり」編成。食堂車連結。小窓車のみ | |
NH | NH1 - NH40, NH43,NH46,NH48,NH49, NH54,NH61,NH67,NH82, NH88, NH97,NH99 |
国鉄 JR東海・JR西日本 |
16 | 210→220 | 1976年 - 1999年 | 「ひかり」編成。食堂車連結。 大窓車・小窓車混結 |
K | K1 - K16 | 国鉄 | 12→16 | 210 | 1964年 - 1972年 | 汽車会社製 |
K1 - K47,K51 - K54, K56,K58,K59,K65,K75 - K78, K82,K83,K85 - K88,K90 |
国鉄 | 16 | 210→220 | 1972年 - 1985年 | 「こだま」編成。ビュフェ車連結。 K51編成以降は先頭車が小窓 | |
T | T11 - T15 | 国鉄 | 12→16 | 210 | 1967年 - 1972年 | 東急車輛製 |
S | S1 - S16 | 国鉄 | 12→16 | 210 | 1964年 - 1972年 | 近畿車輛製 |
S1 - S47,S73 - S78, S80,S81,S86,S88, S93 - S95,S98 |
国鉄・JR東海 | 12 | 210→220 | 1972年,1973年 1984年 - 1991年 |
「こだま」編成。ビュフェ車連結 | |
SK | SK2,SK4 - SK14, SK16 - SK21,SK26,SK27, SK32,SK33,SK44,SK57, SK58,SK70,SK78,SK79, SK82 - SK85,SK87, SK89 - SK93,SK96,SK97,SK99 |
国鉄 JR東海・JR西日本 |
12 | 210→220 | 1984年 - 1991年 | 「こだま」12両編成。ビュフェ車連結。 先頭車が小窓 |
SK5,SK10,SK17, SK19,SK25,SK46 |
JR西日本 | 12 | 220 | 1988年 - 2000年 | 「ウエストひかり」12両編成。 ビュフェ車連結。2列+2列シート。 WK編成とも呼称される | |
SK19,SK25 | JR西日本 | 12 | 220 | 1988年 - 1994年 | 「ウエストひかり」12両編成。 ビュフェ車・シネマカー連結。2列+2列シート。 WKV編成とも呼称される | |
Y | Y1,Y15,Y22 - Y24,Y28, Y29,Y36,Y45,Y73,Y80 |
JR東海 | 16 | 220 | 1989年 - 1996年 | 「こだま」16両編成。ビュフェ車連結 |
YK | YK2 - YK4,YK6 - YK9, YK11 - YK16,YK18, YK20 - YK22,YK24, YK26 - YK45,YK49,YK57, YK58,YK70,YK81,YK87, YK89 - YK93,YK99 |
JR東海 | 16 | 220 | 1989年 - 1999年 | 「こだま」16両編成。ビュフェ車連結。 先頭車が小窓 |
R | R1 - R16 | 国鉄 | 12→16 | 210 | 1964年 - 1972年 | 川崎車輛製 |
R1 - R31 | 国鉄・JR西日本 | 6 | 210→220 | 1985年 - 2005年 | 「こだま」6両編成 | |
R51 - R54 | JR西日本 | 6 | 220 | 1988年 - 1994年 | 「ウエストひかり」6両編成。 ビュフェ車連結。2列+2列シート。 WR編成とも呼称される | |
R51 - R53 | JR西日本 | 4 | 220 | 1997年 | 「こだま」4両編成。 1997年末にQ編成に改名 | |
R61 - R68 | JR西日本 | 6 | 220 | 2000年 - 2008年 | 「こだま」6両編成。 一部ビュフェ車連結。2列+2列シート。 白/青からフレッシュグリーン色に塗色変更。 最後まで残ったR61,R67,R68の3編成は 2008年4月以降順次白/青カラーに復元。 WR編成とも呼称される | |
Q | Q1 - Q6 | JR西日本 | 4 | 220 | 1997年 - 2001年 | 「こだま」4両編成 |
100系[編集]
1985年10月から100系試作車(9000番台)が運行開始し、X(X0・後に量産化改造されX1に変更)編成となった。この時から、編成記号は頭文字とは限らなくなった。1986年6月に100系量産車(4編成)が登場したが、同年11月までは2階建て車なしの12両編成で「こだま」として使用されることになり、編成記号は暫定的にG(General:一般の意)編成(G1 - G4)となった。この編成はわずか5か月程度で2階建車両2両(グリーン車と食堂車)と電動車1ユニットを組込みX編成(X2 - X5)に組成変更され消滅したが、編成記号GはJR化後に再度使用されることになる。
1987年4月に国鉄の分割民営化により、東海道・山陽新幹線はJR東海・JR西日本に引き継がれたが、編成記号もそのまま引き継がれることになった。
1988年3月、JR東海に100系の増備車(通称「100'系」)が登場した。この編成は食堂車を1階がカフェテリアになっている2階建てグリーン車に置き換えたもので、ここに再びG編成と呼称される編成が登場することになった。一方、JR西日本では2階建て車を4両(2階がグリーン席・1階が普通席の車両×3+食堂車)にした100系3000番台(通称「100N系」)「グランドひかり」の運行を開始、こちらはV編成と呼称された。
1996年にはG編成7本(G1 - G7)がJR東海からJR西日本に譲渡された。
2000年には0系Q編成の置き換えのため、100系V編成およびG編成を改造・組成変更の上4両編成にしたP編成が登場、2001年には0系Q編成は消滅した。同時に100系V編成を改造・組成変更の上6両編成にしたK編成も登場している。
2003年9月、東海道新幹線での営業運転終了。JR東海所属編成、16両編成が消滅。
2011年3月のダイヤ改正でP編成は消滅。
2012年3月のダイヤ改正でK編成が消滅。これにより100系の営業運転は終了。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
X | X1 (←X0) | 国鉄・JR東海 | 16 | 220 (260) | 1984年 - 1999年 | 9000番台。食堂車連結。2階建て2両。100系唯一の小窓車。 1986年に量産車化改造を受け、X1に改番 |
X2 - X7 | 国鉄・JR東海 | 16 | 220 | 1986年 - 1999年 | 食堂車連結。2階建て2両。 | |
G | G1 - G4 | 国鉄 | 12 | 220 | 1986年 | 暫定「こだま」編成。1986年に中間車4両増結、X2 - X5に編入 |
G1 - G50 | JR東海 | 16 | 220 | 1988年 - 2003年 | カフェテリア車連結。2階建て2両。 | |
G1 - G7 | JR西日本 | 16 | 220 | 1996年 - 2003年 | JR東海から移籍した編成。 | |
V | V1 - V9 | JR西日本 | 16 | 230 (277) | 1989年 - 2002年 | 3000番台。食堂車連結。2階建て4両 |
P | P1 - P12 | JR西日本 | 4 | 220 | 2000年 - 2011年 | V・G編成改造の「こだま」編成、2列+2列シート。 2002年に白/青からフレッシュグリーン色に塗色変更 |
K | K51 - K60 | JR西日本 | 6 | 220 | 2001年 - 2012年 | V・G編成改造の「こだま」編成、2列+2列シート。 2002年に白/青からフレッシュグリーン色に塗色変更。 2010年にK53、K54、K55を白/青へ塗装変更。 |
300系[編集]
1990年には300系試作車(9000番台)が登場、J編成(J0・後に量産化改造されJ1に変更)となった。1992年以降の量産車(JR東海所有)もJ編成(J2 - J61)を名乗った。翌1993年には、JR西日本でも300系(3000番台)を導入、こちらはF編成となっている。
2012年3月のダイヤ改正で営業運転終了。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
J | J1 (←J0) | JR東海 | 16 | 270 (325) | 1990年 - 2007年 | 9000番台。1992年に量産車化改造を受け、J1に改番 |
J2 - J61 | JR東海 | 16 | 270 | 1992年 - 2012年 | J1 - J15はプラグドア仕様 | |
F | F1 - F9 | JR西日本 | 16 | 270 | 1993年 - 2012年 | 3000番台。F1 - F5はプラグドア仕様 |
500系[編集]
1992年、JR西日本の高速試験車である500系900番台(WIN350)が登場、W編成(W0)と呼称された。
1995年には500系量産先行車がW(西日本:West Japanに由来)編成(W1)として営業運転を開始。1997年からは500系量産車がW編成(W2 - W9)として登場。
2008年には「こだま」用として500系(W編成)を8両に短縮した500系7000番台が登場し、V編成を名乗ることとなった。すでに100系V編成は消滅しているため、編成記号の重複は発生しない。[6]
2010年2月28日をもって、「のぞみ」及び東海道新幹線での営業運転を終了、W編成の運用も消滅した。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
W | W0 | JR西日本 | 6 | 350 | 1992年 - 1996年 | 900番台。WIN350 |
W1 | JR西日本 | 16 | 300 | 1996年 - 2012年 | 量産先行車。短編成化改造対象外 | |
W2 - W9 | JR西日本 | 16 | 300 | 1997年 - 2010年 | 2007年末から2010年にかけて 組成変更のうえ、V編成に改造 | |
V | V2 - V9 | JR西日本 | 8 | 285 | 2008年 - | 7000番台。W編成改造の「こだま」編成 |
700系[編集]
JR東海で次世代車両として700系試作車(9000番台)が登場し、C(JR東海の英名Central Japanから)編成(C0・後に量産化改造されC1に変更)となった。1999年以降の量産車もC編成(C2 - C60)を名乗った。
2001年に導入されたJR西日本の編成は700系3000番台でB編成となっている。
2000年3月11日ダイヤ改正から「ひかりレールスター」の運行が開始され、これに使用される700系7000番台はE編成とされた。
2011年には300系F編成置き換えのためC編成の一部がJR西日本へ譲渡されているが、同年時点ではJRマークの色と車内チャイムの変更のみで編成記号自体は変更されていない。
2020年3月ダイヤ改正で東海道新幹線での営業運転が終了、C編成が消滅。JR西日本所属編成のみとなった。
2021年にB編成が営業運転終了、16両編成が消滅。8両編成(E編成)のみとなった。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
C | C1 (←C0) | JR東海 | 16 | 285 (310) | 1997年 - 2013年 | 9000番台。1999年に量産車化改造を受け、C1に改番 |
C2 - C60 | JR東海 | 16 | 285 | 1999年 - 2020年 | ||
C11 - C18 | JR西日本 | 2011年 - 2017年 | 300系F編成置き換え用にJR東海から移籍した編成。 | |||
E | E1 - E16 | JR西日本 | 8 | 285 | 2000年 - | 7000番台。「ひかりレールスター」編成 |
B | B1 - B15 | JR西日本 | 16 | 285 | 2001年 - 2021年 | 3000番台 |
N700系[編集]
2005年に登場したN700系試作車(9000番台)はZ編成(Z0)を名乗った。2007年からは量産車が登場したが、試作車(Z0)の量産化改造が見送られたため、量産車(JR東海所有)にZ1 - Z80が付番されている。Z編成量産車と同時に登場したJR西日本のN700系3000番台はN編成(N1 - N16)となっている。
2011年3月12日に営業運転を開始した山陽・九州新幹線直通列車「さくら」・「みずほ」用の車両は、2008年にJR西日本のN700系7000番台がS編成(S1 - S19)として、2010年に九州旅客鉄道(JR九州)のN700系8000番台がR編成(R1 - R11)として登場した。
2012年度からJR東海が導入するN700系1000番台(N700A)はG編成(G1 - G51)として、2013年度にJR西日本が導入する4000番台はF編成(F1 - F24)として登場した。また、既存のZ・N編成には順次N700Aと同等の機能を追加し改修を終えた編成は0番台が2000番台に、3000番台が5000番台に改番され編成記号がそれぞれZからX、およびNからKに変更されている。
2018年に登場したN700S系試作車(9000番台)はJ編成(J0)として登場した。2020年からは量産車が登場したが、試作車(J0)の量産化改造が見送られたため[7]、量産車(JR東海所有)にJ1 - が付番されることとなった。2021年に登場したJR西日本のN700S系3000番台はH編成(H1 -)として登場した。
2022年に登場した西九州新幹線(長崎新幹線)「かもめ」用の車両はN700S系8000番台Y編成(Y1 - Y4)として登場した。
N・S・R・Hはかつて0系に、G・X・Kはかつて100系に、F・Jはかつて300系にそれぞれ付与されていた記号だが、すでに全廃されているため重複は発生しない。また、HはH5系に現在付与されている記号だが、北海道新幹線に乗り入れないため、FはE7系に現在付与されている記号だが、北陸新幹線に乗り入れないため重複は発生しない。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Z | Z1 - Z80 | JR東海 | 16 | 300 | 2007年 - 2015年 | 0番台。N700A相当の機能を追加した改造を受け、X編成に改番。 |
G | G1 - G51 | JR東海 | 16 | 300 | 2012年 - | 1000番台。N700A |
X | X0(←Z0) | JR東海 | 16 | 300 (332) | 2005年 - 2019年 | 9000番台。試験専用車両、2014年にN700A相当の機能を追加した改造を受け、X0に改番 |
X1 - X80 | JR東海 | 16 | 300 | 2013年 - | 2000番台。Z編成にN700A相当の機能を追加した編成を改番したもの。 | |
N | N1 - N16 | JR西日本 | 16 | 300 | 2007年 - 2016年 | 3000番台。N700A相当の機能を追加した改造を受け、K編成に改番。 |
F | F1 - F24 | JR西日本 | 16 | 300 | 2013年 - | 4000番台。N700A |
K | K1 - K16 | JR西日本 | 16 | 300 | 2013年 - | 5000番台。N編成にN700A相当の機能を追加した編成を改番したもの。 |
S | S1 - S19 | JR西日本 | 8 | 300 | 2008年 - | 7000番台。「さくら」・「みずほ」編成 |
R | R1 - R11 | JR九州 | 8 | 300 | 2010年 - | 8000番台。「さくら」・「みずほ」編成 |
J | J0 | JR東海 | 16 | 300(360) | 2018年 - | 9000番台。N700S。試験専用車両 |
J1 - | JR東海 | 16 | 300 | 2020年 - | 0番台。N700S | |
H | H1 - | JR西日本 | 16 | 300 | 2021年 - | 3000番台。N700S |
Y | Y1 - Y4 | JR九州 | 6 | 260 | 2022年 - | 8000番台。N700S「かもめ」編成 |
800系[編集]
九州新幹線用に開発された800系の編成記号は、U編成で、頭に00を付与した3桁表示である。日本の新幹線としては800系のみ運転席の窓ガラスに編成記号が表示されておらず、代わりに連結器カバーに表示されている。
開業当初は、U001編成に架線や軌道の検測機能をもたせ車両番号の後ろにKを付与して他の車両と区別(821-1K、822-101K等)していたが、のちに検測機器が撤去されており車両番号のKもはずされている。代わりに、2009年8月以降に増備された1000番台(U007・U009編成)には軌道検測機能を、2000番台(U008編成)には電力・信号・通信関係の検測機能をもたせているが、車両番号の後ろにKの記号はつかない。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
U | U001 | JR九州 | 6 | 260 | 2004年 - | 2010年3月まで電気・軌道検測機能搭載 |
U002 - U006 | JR九州 | 6 | 260 | 2004年 - | ||
U007,U009 | JR九州 | 6 | 260 | 2009年 - | 1000番台。軌道検測機能付き | |
U008 | JR九州 | 6 | 260 | 2010年 - | 2000番台。電力・信号・通信検測機能付き |
試験車[編集]
電気試験車および電気軌道総合試験車(ドクターイエロー)は、T(Test)編成となっている。
記号 | 形式 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
T | 922形 | T1 | 国鉄 | 4 | 200 | 1964年 - 1975年 | 1000形B編成から改造。 |
T2 | 国鉄・JR東海 | 7 | 210 | 1974年 - 2001年 | 10番台。0系大窓車ベース。921形軌道検測車組込 | ||
T3 | 国鉄・JR西日本 | 7 | 210 | 1979年 - 2005年 | 20番台。0系小窓車(1000番台)ベース。 921形軌道検測車組込 | ||
923形 | T4 | JR東海 | 7 | 270 | 2000年 - | 700系ベース | |
T5 | JR西日本 | 7 | 270 | 2005年 - | 3000番台。700系ベース | ||
A | 955形 | A0 | JR東海 | 6 | 443 | 1995年 - 2002年 | 300X。700系開発のベースとなった車両 |
東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸新幹線[編集]
200系[編集]
1982年、東北新幹線・上越新幹線大宮暫定開業当初の200系の編成記号はすべて12両編成のE編成であった。1985年に上野乗入れとともに東北新幹線の最高速度を210km/hから240km/hに引き上げるため導入された200系1000番台はF編成とされた。その後、E編成を240km/h対応に改造しF編成に編入されるものも登場した。
1987年4月に国鉄の分割民営化により東北・上越新幹線は東日本旅客鉄道(JR東日本)に引き継がれた。国鉄時代には、東海道新幹線への乗入れを考慮して編成記号が重複しないようにしていたが、JR化後は乗入れの可能性が事実上なくなったので重複するものが出てきた。
1987年には上越新幹線「とき」の10両編成化にともなってG編成(最高速度210km/h)が登場した。同時にF編成に100系タイプの先頭車(221形・222形2000番台)が組込まれてピンストライプ入りの編成2本も登場した。
1988年、G編成は8両編成に短縮された。
1990年、F編成に2階建て車(249形)1両を組込んだ13両編成でピンストライプ入りのH編成6本が登場。H1 - H5編成は当初から100系タイプの先頭車(221形・222形200番台・2000番台)が組込まれていたが、H6編成だけは1991年3月に100系タイプの先頭車(221形・222形200番台)が組込まれるまで0系タイプの先頭車(ピンストライプ入り)が組込まれていた。同時に上越新幹線での275km/h運転用のF編成90番台(F90 - F93)も登場している。
1991年、H編成は2階建て車(248形)1両と電動車を1ユニット組込んで16両編成化された。
1992年、山形新幹線開業にともない400系「つばさ」と併結する8両編成のK編成が登場。当初一部のK編成には、ビュフェ車(237形)連結編成も存在したが、のちに225形460番台(225形400・1400番台改造)および480・490番台(237形改造)に組み換えられた。なお、225形460・480番台は連結編成が廃車となったため、現存しない(K25編成の225-482を除く)。
1993年、F編成編入改造によってE編成は消滅した。
1997年、秋田新幹線開業にともないK編成が10両編成化された。またG編成の廃車が開始された。
1999年、K編成のリニューアル改造・塗装変更が始まるが、E3系「こまち」との併結運転は終了。そしてG編成が消滅した。
2001年、山形新幹線「つばさ」との併結運転を終了。
2004年、H編成をグリーン車なし12両編成化(波動用としての使用を前提)。上越新幹線対応になる。新潟県中越地震で被災したK25編成が廃車。
2005年、H編成が消滅。
2007年4月いっぱいでF19編成の営業運転を終了。この結果、同年5月以降200系はK編成のリニューアル車11本のみとなる。
2007年6月からK47編成は旧塗装に戻された。
2011年11月18日をもって東北新幹線での定期運用を終了、上越新幹線のみでの運用となる。
2013年3月のダイヤ改正で全編成の営業運転終了。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
E | E1 - E39 | 国鉄・JR東日本 | 12 | 210 | 1982年 - 1992年 | ビュフェ車連結 |
F | F1 - F21,F30 - F43, F51 - F59,F61 - F66 |
国鉄・JR東日本 | 12 | 240 | 1985年 - 2007年 | ビュフェ車連結。F19のみDS-ATC搭載 一部編成は100系タイプ先頭車。 |
F80 | JR東日本 | 12 | 240 | 1997年 - 2005年 | ビュフェ車連結。北陸新幹線入線可能。F17を改造。 | |
F90 - F93 | JR東日本 | 12 | 275 | 1991年 - 2005年 | ビュフェ車連結 | |
G | G9,G10,G20 - G28, G40 - G48 |
JR東日本 | 10→8 | 210 | 1987年 - 1999年 | 上越新幹線対応 |
H | H1 - H6 | JR東日本 | 13→16 | 245 | 1990年 - 2004年 | 100系タイプ先頭車。2階建車組込編成。 1991年まで13両編成、2階建て1両。 H6のみ1991年まで0系タイプ先頭車。 上越新幹線非対応。 |
H4,H5 | JR東日本 | 12 | 240 | 2004年 - 2005年 | 2004年短編成化改造。グリーン車なし。 上越新幹線対応。 | |
K | K1 - K11 | JR東日本 | 8 | 240 | 1992年 - 1997年 | 連結機能あり。国鉄色車。 10両編成化の後にK21 - K31に改番 |
K21 - K31, K41 - K51 |
JR東日本 | 10 | 240 | 1997年 - 2013年 | 連結機能有り。国鉄色車/新塗色。 K21,K25,K26,K41 - K44,K46 - K49,K51は リニューアルで、DS-ATC搭載と 塗色の変更などを実施。 2007年にK47を国鉄色へ塗装変更。 |
400系[編集]
400系は、1990年に先行試作車が6両編成のS編成(S4)として登場。
1992年、量産車がL編成(L2 - L12)として登場。S4編成を量産化改造のうえ、L編成(L1)に編入。
1999年、山形新幹線の新庄延伸開業にともない、E3系1000番台に合わせ塗色変更。
2010年4月、E3系2000番台への置き換え完了に伴い、営業運転終了。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
L | L1(←S4) | JR東日本 | 6→7 | 240(345) | 1990年 - 2008年 | 連結機能有り。ミニ新幹線・「つばさ」編成。先行量産車 |
L2 - L12 | JR東日本 | 6→7 | 240 | 1992年 - 2010年 | 連結機能有り。ミニ新幹線・「つばさ」編成 |
E1系[編集]
2003 - 2006年にかけて、E4系にあわせリニューアル工事を実施。車体塗色も変更。
2012年9月のダイヤ改正で営業運転終了。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
M | M1,M2 | JR東日本 | 12 | 240 | 1994年 - 2012年 | 上越新幹線対応 |
M3 - M6 | JR東日本 | 12 | 240 | 1995年 - 2012年 | 上越新幹線対応 |
E2系[編集]
E2系は、1995年に併結機構付き先行試作編成(S7・通称「E2'系」)と併結機構なし先行試作編成(S6)がいずれも8両編成で登場。
1996年、併結機構つき量産車がJ編成(J2 - J15)として登場。S7編成を量産化改造のうえ、J編成(J1)に編入。S6編成をN編成に合わせ量産化改造のうえ、 N(Naganoから)編成(N1)に変更。
1997年、北陸新幹線(高崎 - 長野間)先行開業・「あさま」運転開始にともない、併結機構なし量産車がN編成(N2 - N14)として登場。
2001年、E2系1000番台量産先行車がJ編成50番台(J51)として8両編成で登場。
2002年、東北新幹線の八戸延伸開業・「はやて」運転開始にともない、E2系1000番台量産車がJ編成50番台(J52 - J69)として10両編成で登場。J編成(J1を除く)をすべて10両編成化。J1編成は北陸新幹線対応化改造後、8両編成のままN編成(N21)に編入。
2010年、東北新幹線の新青森延伸開業(全線開業)にともない、J編成70番台(J70 - J75)が登場。
2017年、E7系への置き換え完了に伴い、N編成が消滅。
2019年、J編成0番台(J2 - J15)が消滅。これにより、北陸新幹線対応編成が消滅、1000番台のみとなった。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
J | J1(←S7) | JR東日本 | 8 | 275 | 1996年 - 2002年 | 連結機能有り。1996年にS7から改番。 |
J2 - J15 | JR東日本 | 8→10 | 275 | 1997年 - 2019年 | 連結機能有り。北陸新幹線対応 | |
J51 | JR東日本 | 8→10 | 275 | 2001年 - 2019年 | 1000番台。連結機能有り。北陸新幹線非対応 | |
J52 - J69 | JR東日本 | 10 | 275 (362) | 2002年 - | 1000番台。連結機能有り。北陸新幹線非対応 2022年にJ66を200系復刻色に塗装変更。 | |
J70 - J75 | JR東日本 | 10 | 275 | 2010年 - | 1000番台。連結機能有り。北陸新幹線非対応 | |
N | N1(←S6) | JR東日本 | 8 | 260 | 1995年 - 2014年 | 北陸新幹線専用。1996年にS6から改番 |
N2 - N13 | JR東日本 | 8 | 260 | 1997年 - 2017年 | 北陸新幹線専用 | |
N21 | JR東日本 | 8 | 260 | 2002年 - 2015年 | 北陸新幹線専用。連結機能有り。East i(E926-3・13)組み込み可能。 2002年にJ1から改番 |
E3系[編集]
E3系は、1995年に先行試作車がS編成(S8)として5両編成で登場。
1997年、秋田新幹線開業・「こまち」運転開始にともない、量産車がR編成(R2 - R26)として営業運転を開始。S8編成を量産化改造のうえ、R編成(R1)に編入。
1998年、6両編成の増備車(R17編成)登場。R1 - R16編成に付随車1両(E328形)を組込み6両編成化。
1999年、山形新幹線の新庄延伸開業にともなう増備により、「つばさ」用のE3系1000番台がL編成50番台(L51 - L53)として7両編成で登場。
2008 - 2010年にかけて、400系「つばさ」置換え用のE3系2000番台がL編成60番台(L61 - L72)として登場。
2014年、山形新幹線用の観光列車「とれいゆつばさ」用としてR18編成を改造とする700番台が登場(編成記号はR18で変更なし)。また、0番台2編成の一部で組成し、1000番台に編入された増備車(L54・L55)が7両編成で登場。
2016年、上越新幹線用の観光列車「現美新幹線」用としてR19編成を改造とする700番台が登場(編成記号はR19で変更なし)。
2021年、秋田新幹線撤退後も増結専用編成として使用していたR21・R22編成が廃車。これにより0番台が消滅。
2022年3月27日、「とれいゆつばさ」が引退。これにより700番台が消滅。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
R | R1(←S8) | JR東日本 | 5→6 | 275 | 1995年 - 2013年 | 連結機能有り。量産先行車。 ミニ新幹線・こまち編成 |
R2 - R16 | JR東日本 | 5→6 | 275 | 1997年 - 2014年 | 連結機能有り。前面デザインを変更。ミニ新幹線・こまち編成 | |
R17 | JR東日本 | 6 | 275 | 1998年 - 2013年 | 登場時より6両編成。 | |
R18 - R26 | JR東日本 | 6 | 275 | 2002年 - 2020年 | 登場時より6両編成。R21・R22は2014年以降も増結専用編成として運用していた。 | |
R18 | JR東日本 | 6 | 110(275) | 2014年 - 2022年 | 700番台。観光列車「とれいゆつばさ」編成。 | |
R19 | JR東日本 | 6 | 240(275) | 2016年 - 2020年 | 700番台。観光列車「現美新幹線」編成。 | |
L | L51, L52 | JR東日本 | 7 | 240→275 | 1999年 - 2014年 | 1000番台。連結機能有り。ミニ新幹線・「つばさ」編成。 塗装変更未実施編成 |
L53 | JR東日本 | 7 | 240→275 | 2005年 - | 1000番台。連結機能有り。ミニ新幹線・「つばさ」編成。新製された1000番台では唯一塗装変更を実施 | |
L54・L55 | JR東日本 | 7 | 275 | 2014年 - | 1000番台。0番台を改造して編入された編成。 登場時から新塗装 | |
L61 - L72 | JR東日本 | 7 | 275 | 2008年 - | 2000番台。2014年から2016年にかけて塗装変更を実施。 2023年にL65をシルバー(旧塗装)に復元。 |
E4系[編集]
E4系は、1997年にP編成(P1 - P22)として登場。
2001年、北陸新幹線・軽井沢乗入れ用のP編成50番台(P51・P52)が登場。
2003年、北陸新幹線・長野乗入れ用のP編成80番台(P81・P82)が登場。
2019年から、東北新幹線のE2系と新製のE7系を置き換え、廃車が進行している。
2021年秋をもって営業運転を終了。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
P | P1 - P22 | JR東日本 | 8 | 240 | 1997年 - 2021年 | 連結機能有り |
P51,P52 | JR東日本 | 8 | 240 | 2001年 - 2021年 | 連結機能有り。北陸新幹線軽井沢以東入線可能[8] | |
P81,P82 | JR東日本 | 8 | 240 | 2003年 - 2021年 | 連結機能有り。北陸新幹線全線入線可能[9] |
E5系・H5系[編集]
E5系は、2009年に先行試作車がS編成(S11)として10両編成で登場。
2011年、「はやぶさ」運転開始にともない、量産車がU編成(U2 - )として営業運転を開始。
2013年、S11編成を量産化改造のうえ、U編成(U1)に編入。
H5系は北海道新幹線・新函館北斗延伸開業用として2014年にH編成(H1 - H4)として登場。
Hはかつて0系・200系に付与されていた記号だが、既に全廃・消滅しているため、重複は発生しない。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
U | U1(←S11) | JR東日本 | 10 | 320 | 2009年 - | E5系。量産先行車。連結機能有り。 2013年に量産化改造のうえ、編入。 |
U2 - | JR東日本 | 10 | 320 | 2011年 - | E5系。連結機能有り | |
H | H1 - H4 | JR北海道 | 10 | 320 | 2014年 - | H5系。連結機能有り |
E6系[編集]
E6系は、2010年に先行試作車がS編成(S12)として7両編成で登場。
2013年、「スーパーこまち」(現 : 「こまち」)運転開始に伴い、量産車(Z2 - Z24)が登場。
2014年、S12編成は量産化改造のうえ、Z編成(Z1)に編入。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Z | Z1(←S12) | JR東日本 | 7 | 320 | 2010年 - | 量産先行車。連結機能有り。 2014年に量産化改造のうえ、編入。 |
Z2 - Z24 | JR東日本 | 7 | 320 | 2013年 - | 量産車。連結機能有り |
E7系・W7系[編集]
2014年に「あさま」への先行投入・E2系の老朽取り替えに伴い、営業運転開始。
W7系は、2015年にW編成(W1 - W11)として登場。
Fはかつて200系・300系に、Wはかつて500系に付与されていた記号だが、既に全廃・消滅しているため、重複は発生しない[6]。また、FはN700系に現在付与されている記号だが、東海道・山陽新幹線へ乗り入れないため、重複は発生しない。
令和元年東日本台風長野新幹線車両センターの被災によりE7系8編成・W7系2編成の廃車が発生したため、当該編成[10]は欠番となる。被災代替分は増備扱い。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
F | F1 - | JR東日本 | 12 | 275 | 2013年 - | E7系 |
W | W1 - W24 | JR西日本 | 12 | 275 | 2014年 - | W7系 |
E8系[編集]
Gはかつて100系・200系に付与されていた記号だが、既に全廃・消滅しているため、重複は発生しない。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
G | G1 - | JR東日本 | 7 | 300 | 2023年 - |
試験車[編集]
JR東日本では、試験車や量産先行車は形式にかかわらずS編成としている。
記号 | 編成番号 | 所属事業者 | 形式 | 両数 | 最高時速 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
S | S1 | 国鉄・JR東日本 | 925形 | 7 | 210 | 1979年 - 2002年 | 921形軌道検測車組込。ドクターイエロー |
S2 | 国鉄・JR東日本 | 925形 | 7 | 210 | 1983年 - 2002年 | 10番台。921形軌道検測車組込。 ドクターイエロー。962形改造 | |
S3 | 国鉄・JR東日本 | 961形 | 6 | 319 | 1978年 - 1990年 | ||
S4 | JR東日本 | 400系 | 6 | 240 | 1990年 - 1992年 | L編成に編入(L1) | |
S5 | JR東日本 | 952形・953形 | 4+5 | 425 | 1992年 - 1998年 | STAR21 | |
S6 | JR東日本 | E2系 | 8 | 260 | 1995年 - 1996年 | N編成に編入(N1) | |
S7 | JR東日本 | E2系 | 8 | 275 | 1995年 - 1996年 | J編成に編入(J1)。後にN編成に編入(N21) | |
S8 | JR東日本 | E3系 | 5 | 275 | 1995年 - 1997年 | R編成に編入(R1) | |
S9 | JR東日本 | E954形 | 8 | 405 | 2005年 - 2009年 | Fastech 360 S。E5系開発のベースとなった車両 | |
S10 | JR東日本 | E955形 | 6 | 360 | 2006年 - 2008年 | Fastech 360 Z。E6系開発のベースとなった車両 | |
S11 | JR東日本 | E5系 | 10 | 320 | 2009年 - 2013年 | U編成に編入(U1)。 | |
S12 | JR東日本 | E6系 | 7 | 320 | 2010年 - 2014年 | Z編成に編入(Z1)。 | |
S13 | JR東日本 | E956形 | 10 | 360(予定) | 2019年 - | ALFA-X | |
S51 | JR東日本 | E926形 | 6 | 275 | 2001年 - | East i |
その他の車両[編集]
国鉄時代に製作された試験車、試作車両等には、固有の編成記号、番号を持たないものが存在する。以下には固定編成の事業用車両を含む。
形式名 | 両数 | 最高時速 | 用途 | 運用状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1000形 | 2 | - | 試作車 | 1962年 - 1964年 | 試験中に架線試験車へ改造。通称A編成。 |
4 | 256 | 試作車 | 1962年 - 1964年 | 電車として当時世界最速記録を達成(1963年)。通称B編成。 | |
6 | - | 量産先行車 | 1964年 - | 0系の量産先行車を兼ねた1000形6両編成。通称C編成。 | |
941形 | 2 | 200 | 救援車 | 1964年 - 1975年 | A編成の改造車。出動実績なし。 |
951形 | 2 | 286 | 高速試験車 | 1972年 - 1979年 | 山陽新幹線において当時の日本国内最高速度記録を達成(1972年)。 |
962形 | 6 | 261 | 試作車 | 1979年 - 1983年 | 200系の試作車。後に925形10番台(S2編成)に改造。 |
0系のうち鴨宮モデル線へ搬入された量産先行車 (21-1, 26-1, 35-2, 16-1, 25-2, 22-1) による6両編成は通称C編成と呼称され、内部では各車両に1011 - 1016の番号が与えられていた。
脚注[編集]
- ↑ Kawasakiであれば汽車会社と同じとなるため、英語で「川」を意味するRiverから。
- ↑ Kinkiからだと汽車会社と、近畿の近から近い(Near)だと日本車輌とかぶるため、近畿の近から近い=距離が短い(Short)との発想で。
- ↑ 東急車輛製の編成記号はT11 - となっており、ドクターイエローの編成記号(T1)とは重複しない。
- ↑ これらのため、1編成全車両が1つのメーカーに統一されていない編成が一部編成で生じたが、その場合は組み換えおよび増備車を挿入する前の編成記号をそのまま引き継いでいた。
- ↑ 原則として営業用車両の場合は営業運転における最高速度 (km/h) 、試験用車両の場合は試験走行における最高速度記録。営業用車両、量産先行車両による速度記録が存在する場合には括弧書きの形で示している。
- ↑ a b なお、在来線車両では同社の223系1000番台及び223系2000番台電車の8両および4両編成の編成記号がそれぞれW・Vを名乗っている。
- ↑ X0編成(元Z0編成)が2019年に試験車両としての役目を終え廃車となったため、その役割を引き継ぐこととなった。
- ↑ 軽井沢まで入線可能とはいえ、乗客を乗せた状態では安中榛名 - 軽井沢間の連続急勾配で車輪空転を起こす恐れがある。このため、下り列車の設定はなく軽井沢駅まで回送され、上り列車のみの設定となる。P81・P82編成も同様。
- ↑ 北陸新幹線全線対応とはいえ、走行機器は50Hz区間での使用を想定して製造されているため、60Hz区間に長時間の運転や頻繁に入線することはほぼ不可能である。60Hzに対応しているのはあくまでも緊急時に使用するものとされる。
- ↑ E7系はF1・F2・F7・F8・F10・F14・F16・F18。W7系はW2・W7が水没のため廃車。
関連項目[編集]
日本の新幹線 |